『なむあみだ仏』第11話あらすじ・ネタバレ感想!帝釈天たちと戻ってきた阿修羅ですが…

アニメ『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話ネタバレ感想!

出典:『なむあみだ仏っ!- 蓮台 UTENA -』公式ページ

帝釈天と梵天の働きにより、自我を取り戻した阿修羅。

それでも屈しないマーラでしたが、釈迦如来が煩悩に呑みこまれていないことに気づき、さらに焦りだします。

煩悩とはなにか、悟りとはなにか。

『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話では、長く続いたマーラとのバトルが完結。

穏やかな日常に戻りつつある梵納寺ですが、仏たちがひとつ納得できないことが…。

ではレビューをご観覧ください。

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『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話あらすじ

アニメ『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話「煩悩なければ悟りもまたなし」あらすじ①

アニメ『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話「煩悩なければ悟りもまたなし」あらすじ②

自我を取り戻した阿修羅と共にマーラに挑む帝釈天と梵天。

だが輪光の力を手に入れたマーラのパワーは凄まじく、その脅威は人々を避難させる仏たちにも迫りつつあった。

果たして輪光は大日如来に戻るのか。

アニメ『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話「煩悩なければ悟りもまたなし」あらすじ③出典:『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』公式ページ

【ネタバレ】『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話の感想

釈迦如来とマーラ

阿修羅が自我を取り戻したことで、マーラは孤立状態となります。

しかし、釈迦如来がすでに煩悩に呑みこまれていることもあり、形勢は変わらないと主張。

ですが、釈迦如来は煩悩に体を包まれながらも、心まで煩悩に侵されてしまったと言う事はありませんでした。

悟りを開いた者は、そう簡単に屈しません。

逆に、この状況に動揺したマーラは、大日如来の輪光を使うも、使い過ぎたことでヒビ割れてしまい打つ手なしとなりました。

砕けた輪光は、不動明王の手によって飛ばされてやってきた大日如来の手に戻り、動きを封じられたマーラは、釈迦如来の手によって鎮められました。

輪光を集めたとしても、完璧に使いこなすことができるのは大日如来だけです。

完全体となった大日如来は、現世の煩悩を浄化し、仏たちを救ったのでした。

梵納寺に復旧。問題は阿修羅の居場所

輪光を取り戻した大日如来は、その力で梵納寺を瞬時に修復。

仏たちに穏やかな日常が戻って来ました。

しかし、ひとつだけ今までと違うことがあります。

さんざん仏たちを困らせてきた阿修羅の存在です。

梵天や帝釈天と共に戻ってきた阿修羅ですが、自分の行いを顧みればみるほど申し訳ない気持ちとともに、居づらくて仕方がありません。

早急に出ていくことも考えます。

仏たちのかるた大会

阿修羅が来たことで、歓迎パーティーの準備が進みます。

しかし、阿修羅の行いを許せない仏たちもいるでしょう。

例えば、輪光を取られた大日如来、そしてさんざん苦労を掛けられた不動明王とか。

すると不動明王は、梵天、帝釈天、そして阿修羅を呼び出し、しっかりと落とし前を付けようとします!

かるた大会で!

さすが仏様!平和的です!

しかし、記憶力の仏である虚空蔵菩薩が相手では、誰も手も足も出ません。

全力でカルタを取りに行く3人。

一枚でも虚空蔵菩薩から一枚とれば、不動明王は許すと言います。

残り26枚となった時、帝釈天も梵天も本気になりました。

すべては阿修羅を許してもらうためです。

2人の意思に添えるため阿修羅も本気を出すと、ついにカルタを一枚奪うことに成功しました。

この状況を見た大日如来は、一度の失敗で目くじらを立てるなと不動明王に言います。

まあ、あなたも輪光取られるという大失態をしでかしたわけですから。

仏ならば涵養にあるべし。

そんなわけで、阿修羅も梵納寺に心置きなく身を寄せることとなったのでした。

『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第11話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

阿修羅を使って輪光を手に入れ、釈迦如来を連れ出して煩悩に呑みこませ、世の中の煩悩を凶悪化させたマーラ。

そのマーラの目的は何だったのでしょうか?

それはいたって簡単なことでした。

いつも釈迦如来の手のひらの上で踊らさていたマーラは、釈迦如来に自分の存在を認めてほしかったのです。

ですが、あまりにも近すぎる存在なうえ、相反する釈迦とマーラ。

煩悩がなければ、菩提(悟りの境地)は生まれません。

互いに寄り添わねばならない存在なのです。

だからこそ釈迦如来は、互いの定めを潰しあわず共に生きる道を探したいと思い、マーラを浄化することはしませんでした。

闇がなければ光の存在に気づくことはありません。

昼があるから夜もある。

太陽があるから月がある。

相対する存在がないと、そのものの存在を認識することができません。

マーラと釈迦如来も、そんなふうに相対する存在だったということです。

要点まとめ
  • 輪光が砕け、マーラの野望が潰える
  • 帝釈天たちと戻ってきた阿修羅。居場所に悩む。
  • 仏たちのかるた大会開催。平和な日々が戻る。

今回のラストに、梵天が釈迦如来になにやらお話しがあるみたいでした。

いったい何を?その答えは、次回の最終回で明らかに…。

もう終わりなんですね。

どんな最後を迎えるのか、寂しい気持ちもありますが、もちろん見たいです。

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