闇サイトに掲載された犯行予告と暗号文。
久能整(菅田将暉)はその暗号文から、爆弾が仕掛けられた場所を推理します。
1回目と2回目の犯行は、久能の推理がなくても解決することが出来ました。
しかし、3回目は‥。
記憶喪失の男が事件を起こした理由は何だったのでしょう。
第4話では、久能の幼い頃の記憶も垣間見ることが出来ます!
目次
ドラマ『ミステリと言う勿れ』前回第3話のあらすじと振り返り
犬堂家に連れて来られた久能整(菅田将暉)は、ガロが描いた絵を見て、ガロ(久保田悠来)と名乗った人物が偽物であることに気づきます。
本物の犬堂ガロは、熊田翔(永山瑛太)と名乗っていた人物でした。
ガロは乗客たちに紛れ込み、みんなをテストしていたのです。
そして、愛珠(白石麻衣)を殺した連続殺人犯が、バスの運転手・煙草森誠であることを突き止めます。
煙草森は警察に連れて行かれるのですが‥。
愛珠は、自分が亡くなる2週間ぐらい前に漂流郵便局にハガキを送っていました。
そのハガキを見たガロ(我路)は、愛珠の死の真相を探るため、ハガキに書かれていたジュートを探すことにしたのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ミステリと言う勿れ』第4話あらすじと感想
犯行予告と暗号文
久能整(菅田将暉)が自分で作ったコロッケカレーを食べていると、風呂光聖子(伊藤沙莉)から連絡があります。
風呂光は、闇サイトに掲載された暗号文を久能に解いて欲しいとお願いしました。
犯行予告には爆弾を仕掛けたおおよその場所と爆破時刻が書かれ、アルファベットが並んだ暗号文を解けば、場所が特定できるようになっています。
久能は、その暗号が小説のタイトルで、その小説の作家名と同じ名前の場所に爆弾があると推理。
1回目と2回目の犯行予告に書かれた爆弾は、暗号を解読しなくても見つかりました。
しかし、久能は、犯人がなぜ暗号を送ったのか疑問に感じるのでした。
ミルトモ 編集部
記憶を失った男(柄本佑)
雨の中、ある男(柄本佑)が傘をさして歩いていました。
一台の車がその男をはねて通り過ぎて行きます。
その頃、ベランダから外を眺めていた久能は「今日はカレー日和じゃない」と言い、お店でポテトサラダを食べるために出かけました。
久能が歌を歌いながら歩いていると、近くから“山賊の歌”が聞こえます。
久能は、雨に濡れながら歌を歌う男に声を掛けました。
その男は、車にはねられ記憶を失っていたのです。
ミルトモ 編集部
暗号文を解読する風呂光聖子(伊藤沙莉)
3回目の犯行予告と暗号文が掲載されました。
久能に頼らないよう注意された風呂光は、自分で暗号文を解き始めます。
その暗号文を並び替えると「ABC SATSUJIN JIKEN」。
風呂光は、喫茶店・クリスティ(作家名:アガサ・クリスティから)に爆弾が仕掛けられていると考えました。
しかし、その場所に爆弾は見つかりませんでした。
ミルトモ 編集部
記憶喪失の男(柄本佑)と話をする久能整(菅田将暉)
久能と記憶喪失の男がいる場所は、大隣市の河川敷にある東屋でした。
記憶喪失の男のために、久能は救急車か警察を呼ぼうとしますが、強い口調で制止されます。
久能はその男に自分の事を思い出させるため、男と話をすることにしました。
その間、男は指で三角形を描く仕草を繰り返しています。
「うっかりすると大爆発」
久能がそう言うと、男は腕時計を見つめ「どこかに時限爆弾を仕掛けた気がする」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
男の記憶を呼び覚ます久能整(菅田将暉)
14時14分。
久能は、爆破予告の犯人と一緒にいる事を風呂光に伝えます。
久能は男の記憶を呼び覚ますため、男に質問をすることにしました。
さらに久能は、男の脳を活性化させるため、男にとって嫌な記憶を呼び起こす質問をします。
「お母さんは何でいなくなったんですか?」
「俺がまだ小さい頃、母は親父と別れて出て行った。俺、捨てられたんだった」
男はそう答えた後、さらに話を続けました。
「一番最悪だったのは、あの女がとっととくたばった事だな。俺が小学校6年の時」
男がそう言って自分の指輪を見つめた時、男の顔つきが変わりました。
その後、男は30分進んでいる腕時計を確認しました。
ミルトモ 編集部
3回目の暗号文
久能は、風呂光から送られてきた暗号文と男の話しから、爆弾が仕掛けられた場所を特定します。
3回目の暗号文は、1回目と2回目の暗号文を合わせなければ解けない暗号だったのです。
爆弾が仕掛けられていたのは、男の母校の音楽室でした。
爆発まで35分。風呂光たちは爆弾の解除を始めました。
しかし、爆破時刻は15時30分ではなく、30分早い15時だったのです。
それでも、風呂光たちは爆弾を時間内に解除することに成功します。
「3っていうのは最も神聖な数字らしい。だから、名前に入っていると良いんだって。小4の時、担任の先生が教えてくれた」
男はそう言って、自分の名前が三船三千夫であることを告げるのでした。
ミルトモ 編集部
母親の記憶
三船が小学校6年生の時に亡くなった母親は、 “山賊の歌”を教えてくれた小学4年の時の担任でした。
その当時、三船はその担任の先生が実の母親であることを知らなかったのです。
三船が爆弾を仕掛けた場所は、嫌な記憶がある最悪の場所でしたが、母との楽しい思い出がある場所でもありました。
久能は「爆破したいのと同時に、爆破したくなかった。あなたは本当は、お母さんが大好きなんだと‥」
「三好達治の乳母車、ラストが良いよね」
そう言って警察に連れて行かれる三船を見ながら、久能は幼い頃の記憶を思い出していました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『ミステリと言う勿れ』第4話ネタバレ・感想まとめ
つらい思い出を壊すために爆弾を仕掛けながら、心の中では思い出を守りたいと思っていた三船。
久能の推理のおかげで、三船は大事な思い出を守ることが出来ました。
三船はつらい幼少期を過ごしており、それを思うと心が重くなります。
一方、久能は両親とどんな関係にあるのでしょう。
久能の生活を見る限り、お金には困らない家庭で育ってきた事が予想できます。
しかし、久能の記憶を垣間見た時、母親との関係は良好ではないと感じました。
第1話で、久能の体に火傷のような跡があったのも気になります。
今後、久能の私生活を知る機会はあるのでしょうか?
第5話は、久能が未解決事件を推理するようです。
どんな結末になるのか楽しみです!