愛する王子との結婚が正式に決まった虫かぶり姫。
さぞかし幸せいっぱいな日々を過ごしているかと思いきや…
成婚を前に問題が山積します。
第9話「真珠姫からの手紙」では、“王太子妃になる覚悟”を試される姫!
嫁姑問題、側近のスパイ疑惑に王家の血を継ぐための側室課題など…
どれもこれも悩ましいことばかり。
果たして姫は無事に成婚の儀を迎えられるのでしょうか?
目次
アニメ『虫かぶり姫』前回第8話のあらすじと振り返り
狩猟祭の夜会にて…
エリー姫(CV.上田麗奈)は亡霊が棲むと噂の古城に閉じ込められます。
(エリーに嫉妬した他の令嬢の仕業!)
そこで、エリーは謎の男・アーヴィン(CV.阿座上洋平)に助けられます。
なんと、アーヴィンはサウズリンド出身の母とマルドゥラ出身の父を持つ王子だと発覚!
彼は、エリーに経済支援への感謝の意を示してきます。
直後、古城に潜んでいた賊に命を狙われるエリー…
刃を向けてきたのは、敵対国のマルドゥラ国から差し向けられた暗殺部隊でした。
(アーヴィンと対立する派閥が差し向けてきた奴ら!)
騒動が収束した後に、エリーは“志の尊い勇敢な女性の話”を聞きます。
それは、祖国を追われ敵国に嫁いだアーヴィンの母・シルヴィア(CV.安野希世乃)のこと…彼女は、1年前に亡くなるまでずっと「祖国を戦場にしたりしない!」と尽力されたと知ります。
もうすぐ王太子妃となるエリーは、「戦の芽は絶対に摘む!」と改めて心に刻むのでした。
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第9話では、新たにした姫の志を揺るがす騒動が頻発!!
王宮で孤独な立場に置かれた姫に、大きな不安が襲いかかります…
【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第9話あらすじと感想
近衛隊のモテ男の花嫁候補は、なんと10歳の少女!?
「由々しき事態だ!」
近衛隊のグレン・アイゼナッハ(CV.内田雄馬)が血相を変えて執務室へ!
12月に入り、多忙を極めていたクリス王子(CV.木村良平)はグレンを無視。
王子の秘書アレクセイ(CV.内山昇輝)も同じくスルー。
クリス&アレクは、ダウナー伯爵が絡む鉄鉱山への予算申請についてのトークを続けます。
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“聖夜の祝宴”に合わせ、ミゼラル公国からアイゼナッハ家に客人が…
来るのはなんと、グレンの母が「グレンの嫁に!」と激推しする10歳の少女だと!
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母も嘆くほどの女性遍歴の持ち主なのです。
「身から出たサビ!」と、超ドライな友人たち。
「おまえらに友情という名の青春の輝きはないのかー!」と憤るグレン。
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次期王太子妃に課せられた“御用達候補”選定業務!
大事な時期にミゼラル公国からやってくる客人に何かひっかかるものを覚えるアレク。
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「何か困っていることはない?」
クリスが、部屋を出るエリーに問います。
王子には言えませんでしたが、エリーには、ここ最近少々頭を抱える問題が…
それは、次期王太子妃としての御用達商会候補を選ぶ業務!
用意された部屋で、3つの商会の夫人たちが彼女を毎日待ち構えています。
エリーは、マーズ商会のドレスデザイン画を見て助言をします。
神話で女神に愛された清純で華やかな乙女の象徴であるユールの花があしらわれたドレス…
襟ぐりを深くしてユールの花をモチーフにしたレースをあしらってはどうか?と。
他の商会の夫人たちも、こぞって助言を求めてきます。
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このアドバイスがある騒動の火種となろうとは…!
虫かぶり姫と厳しめな義母。嫁姑関係は!?
じきにエリーの義理の母となるアンリエッタ・アッシェラルド(CV.井上喜久子)がやってきます。
決められないエリーにひと言苦言を述べ、アンリエッタは秒で商品を選出!
ほどなく、義母コーデで可愛く着飾ったエリーが誕生!
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2人きりになると、アンリエッタはエリーに甘えは許されないと忠告します。
王家の一員なら人の裏を読み百戦錬磨の弧狸たちとも渡り合う術を持つことは必須と!
エリーの社交面の足りなさを厳しく指摘します。
「アンリエッタ王妃様」と呼んだエリーを注意する義母。
「2人だけのときにはなんと呼ぶのです?」
エリーはちょっと恥ずかしがりながら「…お義母さま」と呼び直します。
呼ばれたアンリエッタは、何か感情を堪えるように扇子をギュっと握ります。
それを見たエリーは、怒らせたと思って萎縮します。
疫病と王位継承権問題…姑から告げられた“王家に嫁ぐ女性の宿命”とは?
アンリエッタから、エリーの母親が亡くなった疫病の話がされます。
「エリー、15年前の“灰色の悪夢”を覚えていますね…私の意図することが?」
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実は、アンリエッタもこの疫病にかかり一時隔離され…
7歳の王子と離れ離れに過ごす辛い経験をしています。
察したエリーは「ご側室をということでしょうか?」と答えます。
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なんと彼女が疫病の療養をしている間、
祖国のミゼラル公国は「自国の皇女を側室に!」と思いやりのない仕打ちを…
もうすぐ結婚する義理の娘に聞きます。
「これが王家に嫁いだ女性の宿命…なによりもあなたに足りないのは、王家の人間に嫁ぐと言う覚悟です!あなたにその覚悟は?」
なにも言えなかったエリー…心に大きな不安の波ができはじめます。
美貌と才知で有名な真珠姫は、かつての婚約者候補…虫かぶり姫危うし!
ミゼラル公国からやって来た10歳の令嬢・シャロン(CV.悠木碧)。
彼女の護衛・女騎士エレン(CV.嶋村侑)の美しさに、女子達が色めきたちます。
王子と茶会で会ったシャロンは、最近夫を亡くしたミレー嬢について熱心に語ります。
「ミレーお姉さまは、殿下との思い出を大切にしていらっしゃいます!」
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クリス王子とミレーは、幼き頃からよく知る仲で…クリスの婚約者候補だったことも!
クリスの隣にいるエリーにまで、懇願するシャロン。
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10歳の少女、侮れません!
波風をたてないように断るクリス。
シャロンが来てご満悦のアイゼナッハ夫人。
夫人は、クリスとエリーのことを「まるで“ユールの恋人”のよう」と例えます。
聞けば、ミゼラル公国では“ユールの恋人”という恋愛物語が大流行中らしい!
物語には目がないエリーがあらすじを聞きたがると、クリスが話を遮ります。
側近スパイ疑惑!そして、真珠姫から王子への手紙!!
茶会後、多忙なクリスと会えない日々が続き…聖夜の祝宴を迎えます。
アンリエッタとエリーは、宴に招かれた客人との目通しで忙しく過ごします。
ダウナー夫人(CV.須川晶紀)とその娘のマチルダ(CV.根本優奈)の番になると、アンリエッタが密かに扇子をトントンと叩きます。
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そのユールの花のドレスは、エリーがデザインを提案したものと酷似!
夫人は、マチルダを暗に「側室に!」と推してきます。
マチルダも「私がお役に立てるのは、血筋を繋いでいくこと」とビックマウス発言をかましてきます!
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そして、動揺が隠しきれないエリーを一旦下がらせます。
心がざわざわする中、エリーは自室のベランダへ…
そこで、クリスと女騎士エレンの密会を目撃!
なんと、クリスは“真珠姫からの手紙”を受け取っていたのでした。
アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの
すんなりと結婚させてあげてと、何回思ったことか…
不安要素だらけで、波乱の年度末に突入!
年明けの成婚の儀に黄色信号が怪しく光りはじめました。
手紙の内容が気になりすぎます…第10話が待ち遠しい!