離れている時間は“想い”を育てます。
愛を健やかに育てることもあれば、時として不安の種が芽吹いてしまうことも…
離れて過ごす王子と姫の周囲できな臭い騒動が頻発しちゃう第7話「エイデルの亡霊」。
果たして、愛し合う2人は再会の日まで無事でいられるのか!?
目次
アニメ『虫かぶり姫』前回第6話のあらすじと振り返り
虫かぶり姫・エリー(CV.上田麗奈)が1人公務デビューをしました。
半月以上の長期公務に向かうクリス王子(CV.木村良平)の代理で、秋の狩猟祭へ!
「王子の婚約者であるお姉さまをよく思ってない人もいるのよ?注意してね!」
妹分のリリア(CV.花守ゆみり)の忠告は、本当でした。
夜会にて…
ヘイドン辺境伯(CV.稲田徹)が、エリーに苦言を呈してきたのです。
昨年、エリーが助言して敵国であるマルドゥラへ経済的支援をしたことで…
いまヘイドンの領地がマルドゥラの脅威に脅かされていると!
「あなたの立場と発言は、国を動かす力を持つ…それをご理解いただかねば!」
無意味な争いを避けたいと切に願って提案した経済的支援でした。
本の世界しか知らぬ夢見がちなご令嬢の理想論だと言われてしまい、エリーは自分の無力さに落ち込みます。
心細くてクリス王子に会いたくなる気持ちを耐える姫に、もう1人…
謎の男・アーヴィン(CV.阿座上洋平)が近づいてきます。
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第7話では、少し強くなった姫に注目!
姫が放つ、渾身の急所蹴りは見ごたえ抜群ですw
【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第7話あらすじと感想
謎多きアーヴィン・オランザが、王子の婚約者に急接近!
夜会にて。
ヘイドン辺境伯(CV.稲田徹)から手厳しい言葉をかけられた虫かぶり姫…
ショックを受けたエリアーナ(CV.上田麗奈)は、バルコニーで落ち込んでいました。
そこへ現れたのは、アーヴィン・オランザ(CV.阿座上洋平)と名乗る男。
「サウズリンドの王子の婚約者が、こんなお人形みたいな令嬢とは…意外だ。」
初対面なのに、アーヴィンは失礼な物言いをしてきます。
「サウズリンドの頭脳が言われっぱなしとは…期待外れだったかな?」
彼は、一部の者しか知り得ないエリーの実家・ベルンシュタイン家の隠し名を口にします。
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ミゼラル公国にいたクリス王子(CV.木村良平)の元へ、影(CV.伊藤雄貴)が駆け込んできます。
身元不明の賊が数名、国境を越えてエイデル領へ集結していると!
しかも、非公式に国内入りした賓客もいると言います。
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王子は、エリーの身を案じて護衛を手配します。
心が雨模様な午後…図書室でのできごと。
翌朝は、エリーの気持ちと同じ雨模様。
午後の予定が開いたエリーは迷わず図書室へ!
「ブレないっすね!」とお付きのジャン(CV.八代拓)も呆れ顔です。
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表紙に“Ledy Bird Silvia”と持ち主の名が…
オーウェン(CV.熊谷健太郎)が、ヘイドン辺境伯の娘を口説いていました。
きっぱりと断るアンナ(CV.小松未可子)。
強引に迫るオーウェンに、アンナは1つ質問を投げかけます。
「サウズリンドの英雄王たちでも、政策の失敗を多々犯しています…その最たるものは何だと?」
質問の意図が分からないオーウェン。
「答えが分かれば…いまなさっていることがどれだけ虚しいことかご理解いただける。」
その場を去るアンナと目が合ったエリーは声をかけます。
「アンナ様、答え合わせをお願いしても?」
虫かぶり姫が不埒な男に急所蹴りを食らわす!
「王たちから導き出される教訓は1つ。たとえ、武勇の王であっても…女性の存在によって、その身を滅ぼすこともあれば、消えぬ汚点を残すこともある。」
エリーの答えを聞いたアンナは、「正解です!」とほほ笑みます。
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そばで話を聞いていたオーウェンは大激怒!
アンナを突き飛ばし、エリーにも手を伸ばしてきます。
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ジャンから教わった不埒な男性に対する対処法を!
その後にトドメをさす(姫はトドメの急所蹴りをかましますw)。
「やるなら思い切り!」と教わった通りに、エリーは目いっぱいのキックを!
ぶん殴った衝撃でカバーが裂けてしまった本…
我に返って、本に申し訳ないと涙ぐむエリー。
「本当に書物がお好きですね。私も好きなものを堂々と貫きたい…」
悲しげにアンナがぽつりと言ったひと言に、エリーが気づきます。
テオドール(CV.羽多野渉)から「この件は王子に報告する!」と言われ、オーウェンはすごすごと逃げていきました。
古城にエイデルの姫君の亡霊が出た!代理公務に隠された“裏目的”。
アーヴィンは、エリーの耳元で「見事な蹴りだった…」と囁きます。
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急いで駆けつけると「古城にエイデルの亡霊が出た!」とみんな大騒ぎ。
浮かばれず彷徨う先の領主の姫君の亡霊…見た者には恐ろしい呪いがかかるという噂!
見てしまったというリリア(CV.花守ゆみり)は怯えます。
この期に乗じて、テオドール狙いのソフィア(CV.ファイルーズあい)は「怖いからそばにいたい」とテオドールに懇願しますが…やんわり拒否されます。
エリーとアンナだけは、テオドールから言われて別室へ通されます。
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この後、ひと騒動起こします!
「今回の狩猟祭はきな臭い…」と注意を促す近衛隊長のジーク(CV.日野聡)。
王子がそばにいないのをチャンスと見て、エリーに近づいてくる人たちがいる…
この期にエリーに近づこうとする者を見極めようというつもりらしい。
エリーが担った代理公務には裏目的があったことを初めて知ります。
哀しき領主一家…滅亡の顛末。
サウズリンド王国の直轄地・エイデル。
エイデルの元領主は、サウズリンドの敵国・マルドゥラ国と通じて王家へ謀反を起こし…
結果、エイデルの領主・スレイド公爵家は御取り潰しになったという過去があります。
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幼きテオドールには、王家とスレイド家の対立をおさめようと…
政略上の観点からスレイド公爵家の姫君との縁組も考慮されていたそう。
テオドールは、国家反逆の罪を犯した家の姫君の最期は悲しいものだったと語ります。
重い空気を払拭するため、王子の隠密・アラン(CV.佐藤元)がエリーに“王子からの伝言”を伝えます。
それは「エリーはエリーらしくあればいい!」というもの。
本当はクサイ台詞が続くらしいのですが、アランがバッサリとはしょりましたw
その言葉を聞いたエリーは願います。
「殿下も心健やかでおられますように。」
ちょうどその時…クリス王子は野盗に襲われていました。
一刻もはやくエリーの元へ向かうため、必死で戦っていました。
虫かぶり姫が落馬…恋心&嫉妬心を弄ぶ黒幕はメイド!
もし彼女の身になにかあったら…それは私が彼女をそばに望んだから。
王太子の婚約者にならなければ、好きな本に囲まれた平穏な生活があったはず。
クリスは切ない表情を浮かべ「私はワガママで身勝手だ…」と呟きます。
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ソフィアが「殿下の名代なら祭をそばで見るべき!」とエリーを煽ったせいです。
向かう途中、暴れ馬に振り落とされそうなカロライン(CV.前田佳織里)に遭遇!
「あの暴れ馬…エリー様に用意されてた馬だ!」とジャン。
ジャンに助けに行くように頼むエリー。
直後、お腹に矢が刺さった猪が暴走してエリーにツッコみます。
落馬しかけたエリーを助けたのはアーヴィン!
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カロラインも救助成功…この一件で、彼女はソフィア派からエリー派へ!
メイドのロナ(CV.三村ゆうな)に詰め寄るソフィア。
「大丈夫だから私に任せて」と、まだ自信あり気に微笑むロナ。
そのやりとりを木陰から聞いていたアーヴィンは不敵に笑うのでした。
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アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの
たくさんの人たちの想いが交錯しまくって、漂うきな臭さが半端なかった狩猟祭!
謎の男・アーヴィンは敵or味方?猪に矢を放ったのは誰か?
気になるところは数知れず。
とにかくはやく続きがみたい…来週が待ち遠しいです!