秋の夜長にとびきりの“きゅん”を届けてくれるアニメ「虫かぶり姫」。
第5話「王子と彼女の宝物」では、本泥棒の黒幕・モグラ男爵がついに正体を現します！
本を大事にしない輩を放ってはおけないと、虫かぶり姫が単独で黒幕のアジトへ…
悪者に直接対決を挑む、姫の運命やいかに！？
目次
アニメ『虫かぶり姫』前回第4話のあらすじと振り返り
幼きクリス王子に、本を読んでくれていた優しい母・アンリエッタ（CV.井上喜久子）。
そのとき教わった“特別な相手にだけ効く魔法の呪文”を、いまでも王子は覚えています。
その後、なぜか母は突如冷たく厳しい人に豹変！
クリス（CV.島袋美由利）は戸惑います。
落ち込む彼に、図書館で出会った少女エリー（CV.上田麗奈）は「大切なものは目に見えない」という救いの言葉をくれました。
あの日、恋に落ちた彼女の婚約者の座をやっと勝ちとったクリス王子（CV.木村良平）。
今日は、エリーが行きたいと話していた“シスルの星の本市場”でデートです。
そこで2人は、子供による本の窃盗事件に遭遇！
どうやら、エリーの実家の名を語って子供たちを操っている黒幕がいるらしい。
クリスは、事態の収拾をはかるため…
シスルの有名な学者・レッツィ博士（CV.麦人）の元へ向かいます。
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ご安心ください…
第5話で、不安が吹き飛んじゃうような最高の“きゅんエンド”が待っています！
【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第5話あらすじと感想
狸おやじvs執着王子…若かりし王子が直面した婚約者問題！
虫かぶり姫に偽装婚約の提案をするちょっと前のこと…
クリス王子（CV.木村良平）は、婚約者問題に頭を悩ませていました。
そんな中、王宮ですれ違ったベルンシュタイン侯爵（CV.千葉進歩）から、若い王子へ婚約祝いの言葉がかけられます。
「あの狸おやじめ！」クリスは悔しそうな顔をします。
なぜならば、このときクリスと婚約が決まっていたのは愛しのエリアーナ・ベルンシュタインではなく…ミゼラルの公女だったから！
エリーとの婚約は、ベルンシュタイン家の高き壁に阻まれつつありました。
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叔父のテオドール（CV.羽多野渉）からこう助言されても、王子は屈しません。
「エリーに対する感情は、他の女性には抱けない！」
もどかしい想いと渦巻く苛立ちを抱えながら、クリスが向かったのは“シスルの本市場”。
図書館の妖精・エリーが、行きたいと言っていた場所…
そこで出会ったのが、酒飲みレッツィ博士（CV.麦人）でした。
叔父からすすめられて読んでいた教材本を書いている人物だとわかると、王子は博士に婚約者問題について相談します。
「青臭いひよっこ坊主の世界は、まだまだ狭すぎる。だから、狸おやじにもいいようにあしらわれる！」
酒飲み博士に出会った王子が、ほろ苦い“人生勉強”をさせられる。
博士は、若いクリスに1つ話して聞かせます。
“星巡り”というのがあり、星が巡り合うときがいつか来るかもしれないということ…
いざ、巡り合えたそのときのために今は力を磨くべき時だと。
博士の言葉を受け、次にエリーに出会った時は決して引き裂かれることのないように王子は力をつけるべく精進します。
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王子は有り金をすべて酒代に使われたという苦いオチありw
博士は、一緒に来たエリー（CV.上田麗奈）に近づいて話しかけます。
「坊主が狸おやじから取り戻したがっていた娘か…酒代出すなら坊主の話してやるぞ？」
王子は話に割って入り、酒をおごった“借り”を返してほしいとシスルの長に会わせてくれと博士に仲介を頼みます。
エリーは「どうしてシスルの星の人々とお知り合いなのですか？」と王子に聞きますが、彼は返答を濁します。
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王子の隠密・アラン（CV.佐藤元）が、エリーの不安なキモチを察して声をかけます。
黒幕がついに姿を現す…虫かぶり姫vsモグラ男爵！
病気の母に会いに行くルネ（CV.田中貴子）＆パオロ（CV.川井田夏海）に付き添うことにしたエリー。
向かう途中、他の子供たちに会います。
「モグラ貴族が…ルネの母ちゃんを屋敷に閉じ込めちゃった！証拠も消すって、本を焼く準備をしている！」
蛮行を聞き、怒りに震えたエリーはアジトの場所を聞いて向かうことに！
「なんて非道なマネを…モグラ男爵！」
見覚えのあるその顔は…
いつもクリス王子のそばから離れないモーズリ男爵（CV.杉田智和）でした！
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「王子の婚約者が根無し草と関わったことは秘密に…その代わり、いま行っているくだらない医療施策を取りやめていただきたい！」
モーズリは、医療の充実より新たな武器製造を行い軍事力強化すべきと訴えます。
「国の未来のため…バース商会の新開発の武器を、他国に渡される前に買うべき！」
王子を待たずに悪者の所へ乗り込んでいく姫…ピンチに駆けつけたのは！？
「国の将来を考えるなら、人を殺める武器の開発よりも…人の病を治すための研究に費用を充てるべき。先人は言っています…本を焼く所では、ついには人をも焼くと！」
そのような国にだけはしてはいけないと、エリーは取り引きを断固拒否！
諦めの悪い男爵は、力づくで言うことを聞かせようとエリーに剣を向けてきます。
そこへクリスが駆けつけます。
「シスルの星たちを蔑視しているようだが、私は公平に耳を傾けるよ。何より、私の婚約者に剣を向けた状況が問題だ！」
モーズリは、王子の言葉に狼狽します。
王子は、男爵にバース商会の武器製造が詐欺に遭って頓挫したことも伝えます。
モーズリは捕えられました。
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老人に高額の酒代をふんだくられて逃げられたらしい。
それによってバース商会は破産予定！
勝手な行動をしたことを謝罪するエリーを、ギュッと抱きしめて王子が言います。
王子が叶えた図書館の妖精姫の願い。
ルネは、急いで母・マリッサ（CV.河村梨恵）の元へ！
ベットに横たわる母と再会したルネを見て、エリーは幼き頃にこの世を去った母を思い出します。
ルネは、「君は、君の大切なものを見失ってはいけないよ」という尊い言葉を王子からもらったと母に伝えます。
「もう真実から逃げない！だって僕は…真実を追求し続けた“シスルの星”の一員だもの！」
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心を決めたルネに、王子からいいニュースが！
医者を集めた施療院と病の研究専門機関が、サウズリンドにできました！
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「本の中に“お母さま”を探しています。どこを好きだったのかを考えて…そうやってお母さまとお話をしているのです。」
エリーは、亡き母が好きだった本を読むことによって恋しい母と話をしていました。
「本当に母の病を治す方法はなかったのかと探してしまう。お医者様の図書館もあればいいのに…どなたでも診てもらえる施療院もあれば。」
すべては、母を幼くして亡くした幼いエリーが考えてくれたことでした。
愛しさ溢れて…ついに飛び出す、魔法の呪文＆キス！！
「王子は私との思い出を大切にしてくださっているのに…」
エリーは、幼き頃にクリスと会った記憶が思い出せないでいることを申し訳なく感じていると王子に伝えます。
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「魔法の呪文で解けるんじゃない？」とルネ。
ふいに、エリーの脳裏に幼き頃の王子との1コマが鮮明に蘇ります。
「エリー。次に会ったとき、秘密の呪文を君だけに教えてあげる！」
確かにクリス王子がそう言っていたのを思い出します。
帰りの馬車にて。
昔の記憶がないままでは王子のそばにいる資格がないと思ったと王子に打ち明けるエリー。
「この4年、昔と変わらない君と成長した君を見て…また、恋をした」と王子。
この王子の言葉に、エリーも「王子は書物よりもかけがえのない人だと思うようになった」と心の内を告げます。
そして、潤んだ瞳をしたエリーは王子に聞きます。
「あの日、約束した秘密の呪文は教えてくださいますか？」
王子は「君は僕の宝物」といいながら、姫にキスをしたのでした。
アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの
見ているこっちが恥ずかしくなっちゃう志玉のラスト！
君は宝物…この言葉の甘くて愛しい響きに魅了されました。
毎話ごと愛が深まっていく2人を見守るのが楽しみで仕方ありません。