見せかけの婚約者（王子）に恋をして、失恋をした虫かぶり姫。
静かに身を引こうとしていた矢先、思いがけないことが起こります…
なんと、王子が唐突に姫との“結婚宣言”をしちゃったんです！
第3話「そして二人は」は、気になる電撃結婚発言のその後のお話。
秘めてきた王子の気持ちや、姫に隠されてきた本好き一族の隠しごとが全て明かされます！
目次
アニメ『虫かぶり姫』前回第2話のあらすじと振り返り
エリー（CV.上田麗奈）は“見せかけ”の姫。
彼女は、クリス王子（CV.木村良平）の名ばかりの婚約者を4年間つとめてきました。
一緒に過ごすうちに、姫は王子が好きになりました。
“好き”に気づいた直後、エリーは王子とアイリーン（CV.七瀬彩夏）の逢引きに遭遇…
失恋を確信します。
数日後、エリーのすぐそばでアイリーンが階段から落ちる騒動勃発！
アイリーンが「エリーに落とされた！」と証言をしたから、さあ大変…
殺人を疑われるエリー。
王子の命でエリーを密かに守っていた隠密・宮廷楽師アラン（CV.佐藤元）が、全ては婚約者の座を狙ったアイリーンのひとり芝居だと暴きます！
「エリーに王妃の品格はない！」とふてぶてしくも異議を唱えるアイリーン。
王宮の人々に「エリーはふさわしくはないか？」と聞いてみる王子。
人々は、エリーの功績を数多くあげて彼女のことを称賛します！
虫かぶり姫を王子の妃として認めない者は1人もいませんでした。
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第3話は怒涛の伏線回収回！
王子のほろ苦い初恋話がさく裂しちゃいます。
【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第3話あらすじと感想
イケおじとスパダリ王子が妖精姫を奪い合う…バッチバチの三角関係勃発！？
「エリーが我が妃として立つことに否やのあるものは…名乗りでよ！」
クリス王子（CV.木村良平）が問うと、王宮の人々から祝福の拍手と歓声が湧きます。
とても嬉しそうな王子に微笑みかけられ、エリー（CV.上田麗奈）は赤面します。
私は名ばかりの婚約者だったはず…妃としてとはどういう意味？
一度に色んなことが起こりすぎて、エリーの頭の中はパニック！
混乱したままエリーが王子と歩いていると、2人を待ち構えていた人たちがいました。
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そして、エリーに危険が迫っていると判断し、書庫室から遠ざけたと事情を説明します。
「クリスにはしてやられた…あの状況を利用して成婚話までするとは。」
よきタイミングで王宮へエリーを呼び出したのは自分だと、テオドールは誇らしげです。
「あのまま婚約がこじれてくれても…エリーと一番話が合うのは私！」
「エリーと気安く連呼しないで…甥の婚約者に横恋慕するようなマネはおやめください！」
叔父と甥は、エリーを巡ってバチバチします。
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知らないのは妖精姫だけ…シスコンな兄の王子に対する怖い忠告！
近衛隊のグレン（CV.内田雄馬）も、ずっとピリついて怖がらせたことを謝罪。
エリーが巻き込まれた騒動をおさめるために王子の側近たちはフル稼働でした。
クリスの秘書・アレクセイ（CV.内山昇輝）も、王子とエリーを出迎えます。
みんなに距離を置かれ、一旦は王宮を去ろうと決心して寂しい思いをしたエリー。
これからもみんなと一緒にいていいんだ…そう実感して嬉しくなります。
「あなたを“妖精姫”と広めたのはボク！」と言って、宮廷楽師兼王子の影の隠密・アラン（CV.佐藤元）も姫に挨拶します。
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アランの正体、鈍感なエリーだけは全く気づいていなかったらしいw
「おじい様に“条件は全て満たした”とお伝えください。」
王子が言うと、怖い顔をしてアルフレッドが忠告します。
「またあんな顔をさせたら…ベルンシュタインの頭脳を総動員してでも許しませんので！」
ベルンシュタイン家のヒミツ。
本に埋もれて暮らすことを好むベルンシュタイン家は、優れた高い能力を持つ一族。
ゆえに、王家からも一目置かれています。
王家やごく一部の人間のみが知るベルンシュタイン家の隠し名は“サウズリンドの頭脳”！
己の能力に奢らず、出世などに重きを置かない…
そんな表に立つことを良しとしないベルンシュタイン家。
本好き一族と王家との婚姻は簡単ではありません。
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「火急の用にて少しお時間を…王家の存亡に関わる一大事だ！」
こう告げると、王子はその場から妖精姫を連れ去ります。
いままで、たくさんの誤解と不安をエリーに与えてしまったことを謝るクリス。
そして、彼は「やっと捕まえた…」と彼女の頬に優しく触れます。
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実は、彼は4年もの歳月をかけ、この成婚を成し遂げていたのです！
ベルンシュタイン公爵と王子との密約！
王子は、エリーと婚約するにあたってベルンシュタイン公爵（CV.千葉進歩）から2つの条件が課せられていたことを打ち明けます。
【王子に課せられた2つのこと】
①ベルンシュタインの隠し名を使わずに、貴族たちから婚姻の賛同を得ること。
②王子がエリーの関心を書物よりも得ること。
※期限は、エリー成人までの4年。
それまでに条件が満たされなければ、即婚約解消！
どおりで、クリス王子が成人しても“見せかけ婚約”が続いたはずです。
もし、4年前の本だけあればいいというエリーにこれを話したら…
きっとばっさり断られたに違いない。
だから、王子は自らに関心を持ってもらうためにずっと努力してきました。
「書物より私に関心を示してくれた…そうだよね？」
王子が恥ずかしそうに聞くと、エリーは頬をピンクにします。
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妖精姫暗殺計画の裏バナ＆キスのおあずけ！
あのとき、側近たちがアイリーン（CV.七瀬彩夏）に近づくも尻尾を掴めず…
そうしているうちにエリーに魔の手が及びました！
これ以上時間をかけられないと、王子自身がアイリーンに接触したのです。
彼はエリーの親族に協力を仰ぎ、エリーを王宮から暫く避難させました。
その避難させていたはずの期間に、アイリーンとの内偵密会をエリーに見られた王子！
まさかの事態勃発で王子は頭が真っ白に…しかも本を返されたことでダブルショック！
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「もう一度、受け取って？」
王子はエリーの喜ぶ顔が見たくて手に入れたあの本を、再び彼女へ！
王子からの贈り物に込められた特別な想いに、エリーもやっと気づきます。
いい雰囲気になり、王子がエリーにキスしようとしたら…
鈍感な妖精姫は隠し名についてたずねます。
おあずけをくらった王子はちょっとへこみながら…
姫に“一族の隠し名のこと”を明かしました。
ピヨピヨ王子の初恋話…そして、ついに口づけを！！
拗ねた幼い王子はあの日…王立図書館にて本をドミノにして投げて遊んでいました。
通りかかったエリーが注意します。
「これは100年あまり昔に書かれた書物…たかが12歳ぽっちしか生きていないあなたなど、この本比べたらおしりに殻のついたピヨピヨのピヨ子も同然！」
王子は口を挟む間もなく…エリーは王子に本に対して謝るようにと言います。
「書物は物言わぬ先人で人類の宝…偉大なる先人に謝って！」
王子は、その時から博識で聡明で本を愛するこの少女・エリーに恋をしました。
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エリーは図書館から消えました。
「あのときの自分を後ろからしばき倒したい…」と幼きうかつな自分を恨む王子。
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「図書館の亡霊でも、妖精姫でも、鈍すぎる君であっても…気持ちは変わらない。なにがあっても君を手放さない。」
握られた彼の手から想いが伝わります。
そして彼の言葉で、エリーの胸の中にあった不安や支えがとれていきます。
「この先もずっとそばにいてほしい。」
「そばにいてもよろしいのですか？」うれし涙を溜めて、うるうるな瞳で聞き返すエリー。
「私の愛しい、虫かぶり姫…後にも先にも、私がそばにのぞむのは君だけだよ。」
2人はそっと口づけしました。
アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの
「ピヨピヨのピヨ子」や「後ろからしばき倒したい」など…
要所で発されるカワイイワードにクスッとしました。
何と言っても、最後の口づけの美しさに感動！！
ついに想いが通じ合った2人の行く末はいかに…！