本の世界しか知らない奥手な姫が、王子とのリアルな恋に目覚めたら…
超社交的な姫(恋敵)が現れて、“見せかけ婚約”がピンチ!
第2話「一人芝居」では、虫かぶり姫が殺人の濡れ衣を着せられてしまいます。
大きな陰謀に巻き込まれてしまう姫を救ったのは…やっぱり“あの人”!
ハラハラとドキドキ。そしてラストには心打たれるビックラブが待っています。
目次
アニメ『虫かぶり姫』前回第1話のあらすじと振り返り
活字を愛する家系に生まれた、本が大好きな姫エリアーナ(CV.上田麗奈)。
本の虫のエリアーナにつけられた不名誉なあだ名は“虫かぶり姫”。
姫が14歳になると、クリストファー王子(CV.木村良平)が婚約を提案!
王子は、王宮内の派閥や権力争いのための縁談を避けるため。
姫は、王室書庫室の貴重な蔵書読み放題&本を存分に読める環境維持のため。
互いにウィンウィンな婚約が結ばれ、王子の“見せかけの婚約者”となったエリアーナ。
それから4年…
公爵家の令嬢アイリーン(七瀬彩夏)が後宮内に行儀見習いにきます。
その頃からエリアーナの周囲では不穏な出来事が頻発し、孤立していきます。
そして、エリアーナは王子がアイリーンと談笑するのを目撃!
この“見せかけ婚約”の終わりを悟り、胸が苦しくなります。
終わりを感じて初めて、エリアーナは自分が王子を好きであることに気づくのでした。
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黒幕の正体が明らかとなる第2話。
見せかけ婚約関係も急展開を迎えちゃいます!
【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第2話あらすじと感想
王子から直接話を聞きたい…虫かぶり姫が見てしまった衝撃の光景!
私は“見せかけ”、名ばかりの婚約者。
もう、私の居場所はない…王宮書庫室への出入りも残念だけどこれで終わりなのね。
エリアーナことエリー(CV.上田麗奈)は1人、そこはかとない寂しさを覚えていました。
クリス王子(CV.木村良平)がかけてくれた数々の言葉が思い出されます。
婚約を交わして「私はあなたの自由の時間を必ず守る!」と誓ってくれた日のことや、「宝石の方が君に見劣りする」と甘いお世辞をくれた日のこと…
見せかけの婚約関係でも、王子と過ごした尊い4年間。
「たとえ婚約が解消されることになっても、殿下から直接聞きたい!」
エリーは王子の元へ!
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突然来たエリーを見て、近衛隊長のグレン(CV.内田雄馬)は驚きます。
そして、なんだか罰が悪そうな顔をします。
開いた扉のすきまから、アイリーン(七瀬彩夏)の楽しそうな笑い声!
王子と談笑する様子が見えました。
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虫かぶり姫をもっと大きな悲しみが襲います!
悲しい失恋をしてしまう虫かぶり姫。
部屋の中の2人は、細工物談義に花が咲いているようです。
「アイリーン嬢に細工物の贈り物をしても、きっと見劣りしてしまうだろうね。」
エリーにかけてくれた言葉と同じ文言を、アイリーンにも…!
殿下からの自分への贈り物は特別なものではなかったと、はっきり確信するエリー。
勘違いしていた自分を恥じます。
「君は、伯母上の見舞いのはずじゃ…」エリーを見て、明らかに焦る王子。
王子の放った言葉の“うかつさ”に従者たちは、みな頭を抱えます。
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いまになって殿下が好きって気づくなんて…
殿下はもう、愛する人を見つけてしまった!
誰もいない広い廊下で1人、声を押し殺して泣きます。
どんなにたくさんの本を読んでも、どんなにたくさんの知識を得ても何も役に立たない。
悟った小利口な顔をして、本当は“自分のキモチ”すら理解していなかった…
「愚かで頭でっかちな虫かぶり姫…」エリーは自分に失望します。
失恋の傷が癒えぬまま、妖精姫は再び王宮へ…そして、事件勃発!
失意のまま帰宅してから4日過ぎ、エリーの元へ王宮書庫室の管理者・テオドール(CV.羽多野渉)から辞書返却要請の書状が届きます。
兄のアルフレッド(CV.島﨑信長)が、代わりに返却することを提案しますが…
気持ちのケジメをつけたいと、エリーは自分で返しに王宮に向かいます。
4日ぶりに行った王宮でエリーは、ショックな噂を耳にします。
「殿下は、本気で妖精姫からアイリーン嬢に乗り返るのか?」
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エリーは王宮の人々から“妖精姫”と呼ばれていることが判明!
王子の秘書をしているアレクセイ(CV.内山昇輝)が、いつになくピリついた感じで部下に報告を求めています。
そんなアレクセイに見つかったエリーは、あれこれと王宮内の用事を託されます。
おかげで、エリーの両手は本やら書類やらでいっぱいに!
荷物を抱えたエリーが大階段をのぼりきったちょうどそのとき…
背後で女性の悲鳴が聞こえて、ドサッという鈍い音がします。
殺人未遂の濡れ衣!恋敵令嬢がついに牙をむく!!
後ろを振り返ったエリーは、階段下に倒れるアイリーンを発見!
そばにいた宮廷楽師アラン(CV.佐藤元)が、気を失っている彼女を抱いて声をかけます。
誰かが階段から落ちた…騒ぎを聞きつけた王宮内の人々が心配して集まってきました。
ふいに目を覚ますアイリーン。
彼女は泣きながら「エリアーナ様が私を!」と言いだし、大階段前は大騒ぎ!
クリスもその場へやってきます。
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下級貴族と罵られ、他にも嫌がらせを何度も受けたとクリスに訴えるアイリーン。
庭園のバラを採りに行かされて水浸しにされて笑われたり、
書庫室の梯子に細工され、転げ落ちそうになったと…こと細かく話します。
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たくさんの荷物を持ちながら、なすすべもなくアイリーンの一人芝居が続きます。
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呑気にも感心してしまう、脳内呟きが可愛すぎるエリーw
虫かぶり姫を救う王子…自作自演嬢の一人芝居がめくれる!
「確かにエリーが突き落としたんだね?」と最終確認する王子。
間違いないと言うアイリーンは、エリーを見て絶句します!
そこには両手いっぱいに荷物を抱えたエリーの姿が!!
目撃者アランは「誰が見ても犯行は不可能!アイリーンが自作自演した被害のすべてを証言できる」と発言します。
アイリーンのウソがめくれました。
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不穏なアイリーンの動きを監視していました。
この計画には、アイリーンの父も深く絡んでいました。
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王子の側近がエリーから距離をとったのは、危険から姫を守るため!
「姫への障害および暗殺未遂容疑で逮捕する!」
「クリス様は騙されている!分不相応な虫かぶり姫が、王妃に相応しいと?」
開き直るアイリーン。エリーに矛先を向けてきます。
妖精姫のおどろくべき功績と影響力…そして、妃へ!
王子は人々に呼びかけます。
「発言を許す…我が婚約者殿の功績を承知のものは答えよ!」
すると、虫かぶり姫に救われたというエピソードが続々と語られます。
大寒波を予測して備蓄進言したり、領主の汚職を見抜くなどしたこと。
妖精姫が紹介した本で、新たな調理法や薬草の発見があったこと。
エリーの功績と影響力を聞いた王子は満足気に微笑みます。
そして、王子はまるでもう逃がさないと言わんばかりにエリーをグイッと自らに寄せます。
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贋作はアイリーンの父が用意…エリー殺害を企んだのは見破られた逆恨みからか!
「不名誉を未然に防いでいただき…僭越ながら、エリアーナ嬢の妃殿下への後押しをさせていただきます。」
「エリーを認めなかった貴族、最後の1人が落ちた!」と嬉しそうに呟くクリス。
私は見せかけのはず…と困惑するエリー。
「エリアーナ嬢が我が妃として立つことに否やのあるものは…いまこの場で名乗りでよ!」
王子の問いかけに、拍手&歓声が巻き起こります。
私は名ばかりの婚約者だったはずでは?とさらに困惑するエリー。
クリスは嬉しそうにエリーを見つめ、ひと言。
「舞台から降りても、君を離す気はない。あの日からずっと…この時を待ち望んでいた!」
アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの
勘違いばかりして悲しむエリーがちょっと切なすぎでした。
すべては王子の手の中にあるって感じが痛快で最高!
王子のエリーに対する“並々ならぬ愛”を感じました。
王子が姫を好きになったきっかけが語られる日が待ち遠しい!!