アニメ『虫かぶり姫』第10話あらすじ/ネタバレ感想!結婚直前に衝撃走る…お邪魔虫扱いな虫かぶり姫が、破談決意か!?

©由唯・一迅社/虫かぶり姫製作委員会

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成婚の儀を延期してもらえませんか?
ラスト…虫かぶり姫から耳を疑う衝撃発言が飛び出す、第10話「蝶々たちの思惑」。
佳境を迎えた本好き姫の勘違いラブストーリー、
今回ばかりは“勘違い”ではないのかも…
結婚を目前に控えた姫がこの心境に至った訳とは?

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アニメ『虫かぶり姫』前回第9話のあらすじと振り返り

虫かぶり姫・エリー(CV.上田麗奈)と王子(CV.木村良平)の“成婚の儀”が年明けに決定!
その準備のために1ヵ月間、王宮に滞在することになったエリー。
結婚が決まり、正妃となる彼女には頭を抱える悩ましい4つの問題が起きます。
①側室問題。
直系の跡取りは、クリス王子だけ…血を繋ぐためには由々しき課題です。
ダウナー夫人(CV.須川晶紀)が、娘のマチルダ(CV.根本優奈)を側室に猛プッシュ中!
②嫁姑問題。
嫁となるエリーへの愛ゆえなのか…
義母アンリエッタ(CV.井上喜久子)が厳しめな花嫁指導開始!
③虫かぶり姫の側近スパイ疑惑。
側近しか知らない情報漏れが発覚…身近な人間に裏切り者がいる可能性大!
④婚約者候補だった真珠姫問題。
クリスの婚約者候補だった真珠姫が、最近夫を亡くして未亡人に!
真珠姫を側室にするため、ミゼラル公国から令嬢シャロン(CV.悠木碧)が差し向けられてきました。
…そして、エリーは見てしまうのです!
シャロンの帯同してきた女騎士エレン(CV.嶋村侑)が、真珠姫の手紙を王子に渡す所を!

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結婚に向けた“虫かぶり姫の受難”が描かれた第9話。
第10話では、結婚への障害たちがさらに姫の心の不安を育ててしまいます…
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【ネタバレあり】アニメ『虫かぶり姫』第10話あらすじと感想

聖夜からずっとザワつく心…虫かぶり姫の受難。

聖夜の祝宴の夜。
一目を避けた密会現場を、エリー(CV.上田麗奈)は不運にも目撃してしまいます。
そこで、クリス王子(CV.木村良平)は、かつて婚約者候補だったミレーユ(真珠姫)からの手紙を受け取っていました。
「殿下…ミレーユ様も、同じお考えですよ。」
ミゼラル公国の女騎士・エレン(CV.嶋村侑)は、手紙を渡しながらこう告げたのです!
あの夜から、エリーの心のザワザワは増すばかり。
兄のアルフレッド(CV.島﨑信長)とアンナ(CV.小松未可子)と一緒に、歴史の勉強をしていても上の空です。
「エリーが僕とココアを飲みたがるのは、元気がないとき…何があったか言ってごらん?」
兄が妹を心配して声をかけます。
続いて、アンナもエリーの力になりたいと言ってくれます。
優しい2人に心配をかけまいと、エリーは「王子に相談するので大丈夫」と話します。

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後半には、アルフレッドがアンナに告白する胸アツ場面アリ!
そこへ、秘書のアレク(CV.内山昇輝)がやってきて…
エリーに各所へ届けてほしいと書類の束を渡していきます。

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姫の手も借りたいほどの慌ただしさ…王宮は人手不足中!

有力側室候補・真珠姫の国から来た令嬢の目的は…害虫(虫かぶり姫)駆除!?

顔が隠れる程の大荷物を抱えて廊下を歩くエリー。
廊下ですれ違ったのは、ミゼラル公国から来た令嬢シャロン(CV.悠木碧)たち。
現在、側室候補に猛アプローチ中のマチルダ(CV.根本優奈)も一緒です。

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エリーのドレスデザインを盗んだ(ユールドレスデザイン盗作事件)マチルダは、
軍部の強硬派であるダウナー家の令嬢。
シャロンが“ミゼラル公国から来た本当の目的”を暴露している話し声が聞こえます。
「私がこの国に来たのは害虫退治のため…ミレーユ姉さまもきっと喜ぶ!
「私たち仲良くなれそう!」とマチルダが笑います。

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顔が隠れたエリーに気付かず、感じの悪いトークをしながら通り過ぎる彼女達。
ミレーユ(真珠姫)が、かつてクリス王子と婚約寸前だったことは周知の事実。
「王子はなぜ…真珠姫ではなく、虫かぶり姫をお選びに?」
前はこう聞かれても、“見せかけ”と思い込んでいたから心が騒ぐことはなかった…
けれど、いまは王子のことが大好きなのでエリーの胸は苦しくなります。

虫かぶり姫の失言が、王宮内のバランスを崩したか…

「ダウナー伯爵は発言を強められていますか?」
王子の隠密・アラン(CV.佐藤元)に遭遇したエリーは、真剣な表情で問います。
聞かれたアランの表情を読み取ると…“YES”!
自分の不用意な発言が、クリス王子の政策の邪魔をしてしまったのではと考えるエリー。

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よかれと思ってデザインアイデアを出した“ユール花のドレス”が発端か…
ダウナー伯爵家に連なる人に利用されるということは、とても危険なことです。
サウズリンドが軍事介入路線へ向かうのでは?
こういった懸念を他国に抱かせてしまう可能性があります。
「クリス様が、エリアーナ様のことでやられっぱなしになることはない!」
アランの励ましもあり、エリーは勇気を出して王子の執務室へ…でも、不在。
机上の真珠姫の手紙が視界に入り、心が波立ちます。
エリーは手紙を見ないフリをして、出口へ向かいますが…
気になりすぎて、エリーはふと足を止めてしまいます。

軍事費削減し続けるベルンシュタイン家vs軍事強硬派ダウナー家

エリーの教育係になったアグネス(CV.根谷美智子)によると、
ダウナー伯爵と王家は過去に姻戚関係を結びそうになったことが!
現王様の元婚約者候補だったダウナー夫人(CV.須川晶紀)は、自らのリベンジのために「娘のマチルダを側室に!」と強く望んでいるのだとか。
エリーの実家・ベルンシュタイン家は軍事削減派。
ダウナー家は「国のバランスをとるために軍事強硬派の令嬢マチルダを側室にするのが得策!」と王子に圧力をかけているのです。

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覇権争いが裏に!
「歴代の王に側室問題は不可欠。側室を受け入れられるのですか?」
アグネスからの直球な質問に、答えられないエリー。
「それと、ドレスの情報漏れた件は後宮務めの侍女を疑いますか?」
王家を裏切る行為を侍女はしないと、この件に関しては言い切るエリー。
その発言を聞いたアグネスは、微笑みをたたえながらこう告げます。
「あなた様の“強み”を常に忘れないことです。」

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姫が“強み”を忘れてしまう展開がラストに!!
翌朝、エリーは決意します。
私の失言のことや宮廷内の動きなどを、王子に相談しなければ!
それ以上に、側室問題についてちゃんと話さなくては…と!

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意を決して執務室へ!でも、とても話せない雰囲気で…

真珠姫からの刺客か…令嬢からお邪魔虫な虫かぶり姫へ手痛い忠告!

事故の速報で、とても王子と話ができる雰囲気ではありませんでした…
彼は出掛ける準備中、エリーを見つけます。
「会えな過ぎて、グレンに夜這いの作法を教わるところだった!」
エリー不足を補うかのようにギュッと抱きしめます。
「害虫駆除は私の役目だ。手は打ってあるから心配しないで!」
そうエリーに言って、王子は微笑みます。

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恋人たちの逢瀬は束の間で…
離れがたいエリーが、王子の袖を掴むシーンが切ない!
数日後…シャロンが相談事があると言ってエリーの元へ!
「率直に申し上げます。宴でのクリス王子のパートナーを私に代わって!」
正妃がエリーなのは仕方がない…
けれど、クリスとミレーユが元さやに戻るのが今後の流れだとシャロンは言います。
「いびつな関係はただされるべき!クリス王子とお姉さまは“ユールの恋人”なの!」

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幼馴染の王子と姫が紆余曲折ありながらも最後に結ばれる物語「ユールの恋人」。
2人の恋仲を邪魔する婚約者が登場するのだとか…
「本だけ読んでいるお飾りの正妃様では殿下のお荷物になるだけ…実質的なことはミレーユお姉さまがこなす!」
無礼すぎる物言いをして、シャロンは続けます。
「物語のお邪魔虫であるアナタは、殿下を解き放って!」

成婚の儀を延期していただけませんか?

本当に真珠姫と王子の幼い頃からの恋路を、自分が邪魔しているのだとしたら?
シャロンに言われた言葉が、エリーの心を強く揺さぶります。
クリス王子が側室を迎える気があるのかどうか…
それは、王子に聞くしか“答え”が解らないこと。
でも、本当のことを聞くのが怖すぎます。
頭の整理がつかないままで、エリーは王子のいる執務室へ!

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悩みすぎのエリー。
「成婚の儀を延期していただけませんか?」
王子にそれだけ告げ、逃げるエリー。
エリーは王子から逃げる途中、柊の木に髪が絡まってしまい涙…
通りかかったエレンがそれを見つけて、優しく解いてくれます。
そこへ、追いかけてきた王子。
「すこしお時間を…きょうだけ家に帰りたい。」
「…わかった。」
エリーと何も話できず、王子は執務室へと戻っていきました。

アニメ『虫かぶり姫』の次回に期待するもの

このまま2人の結婚は破談してしまうのか…
第11話の展開が気になりすぎます!
まだ、明かされない“真珠姫からの手紙”の内容。
真珠姫のどんな考えがそこに書かれているのでしょうか。
残すところあと2話、混迷を極める虫かぶり姫の結婚の行く末はいかに!!

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