ドラマ『 こっち向いてよ向井くん』 第8話 恋の賞味期限って? 別れって何?

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©Nippon Television Network Corporation こっち向いてよ向井くん

元カノ・美和子(生田絵梨花)との恋を終わらせた向井くん(赤楚衛二)。

洸稀(波瑠)は、「恋に賞味期限はつきもの」と慰めてくれますが、向井くんはずっと続く関係もあると信じたい気持ちがありました。

そんな洸稀も環田(市原隼人)との賞味期限が近づいてきたようです。元気(岡山天音)と麻美(藤原さくら)の関係もこじらせています。

それぞれの関係に決断の時がやってきます。

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ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 前回振り返り

すっかり元サヤに収まった気でいた向井くん(赤楚衛二)。しかし美和子(生田絵梨花)は自分のことを「元カレ」だと言います。美和子が何を考えているのかわからず、ヤケになった向井くんは「もう会わない!」と言い出す始末。

このままでいいという美和子に、向井くんは流されそうになりますが、結局「美和子のいる場所はここじゃない」と言ってきっぱり別れることにしました。

一方、元気(岡山天音)は、麻美(藤原さくら)にいまだ許してもらえず・・・。

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【ネタバレあり】ドラマ『こっち向いてよ向井くん』第8話あらすじと感想

男同士の話

元カノ・美和子(生田絵梨花)との関係を終わらせ、向井くんの中に誰もいなくなってしまいました。

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10年間向井くんの中にいた人が消えてしまい、ぽっかり穴が開いたようです。

洸稀(波瑠)は「恋の賞味期限が来た」と慰めてくれますが、向井くんはもし美和子とただの友達だったら別れなくて済んだのかもしれないと思います。

そんな時、向井くんは環田(市原隼人)からサシ飲みに誘われます。
憧れの先輩の誘いに素直に喜ぶ向井くんですが、タイミング悪いことに洸稀から向井くん宛てに電話がかかってきたことで、ちょっと雰囲気が変わってきました。

しばしの沈黙の後、環田が口を開きます。

「あの子にちょっかい出すのやめてくれないかな」

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ド直球のけん制!

向井くんが坂井戸さんと付き合っているのかと聞くと、付き合っていないと言います。

「じゃあ、言う権利なくないですか!?」

・・・とは、決して言えない向井くん。

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だって、怖いんだもの・・・!

向井くんは慌てて常連としてたまに店で一緒になるだけだと弁明しました。
このことで環田が洸稀のことをすごく好きなことが判明しましたが、二人は付き合っていないと言います。そのことが全く解せない向井くん。

そんな時、先ほど出られなかった洸稀から電話がかかってきます。
洸稀は少し酔っている様子でした。しばらくとりとめもない話で笑い合った後、合流したいと言った洸稀に対し、向井くんは「お腹が痛い」とすぐバレる嘘をついて断ってしまいました。

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もちろん、洸稀は嘘に気が付いています。

気まずい会議室

翌日、部長からサプライズで環田・洸稀の会社と向井くんの会社がコラボをすることが発表されました。

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一人緊張する向井くん。

洸稀と向井くんが話をしていると、周囲が「仲良さそう」とはやし立てました。
向井くんは環田が気になって仕方がないので、徐々に洸稀と距離を広げていきます。

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無駄なエネルギーを使わされていますね(笑)

さらに、向井くんは美和子の家に大事な資料を置き忘れていたことに気がついてしまいます。
「もう会わない」と言った矢先にまた連絡するなんてダサすぎますが、背に腹は代えられません。

美和子は快く資料を持ってきてくれました。
向井くんと別れた後、美和子はシェーバーの彼ときちんと話し、ちゃんと別れたと言いました。

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ちょっとだけよりを戻すのではと思っていただけに、若干拍子抜けした向井くん。

美和子は、前を向いて進んでいくために、やりたい事をやっていこうと思うと話しました。
こうして、美和子と向井くんは普通に楽しく話せています。だけど、男女の関係だったからには別れなくてはいけません。

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恋って、始めた時にはすでに何かを失っているのだと感じた向井くんでした。

たかが紙切れ

一方、麻美(藤原さくら)はこの先どうするのか迷っていました。
元々は元気(岡山天音)を夫の枠にはめて責任で縛り付けるのが嫌だと思っていましたが、メイの一件で元気を独り占めできる“妻”という権利が惜しくなるという矛盾が生じてしまっているのです。

moyoko

一人の人間を紙一枚で縛っておけるなら、安いもんだと思ったそうです。

公子(財前直見)は言います。結婚しても変わらないで欲しいと思うのは麻美の勝手で、変わる、変わらないは元気の自由だと。

「夫婦も家族も結局人間関係だからね。たかだか紙切れ一枚で煩わしいことが無くなると思うのは甘い」

moyoko

おっしゃる通りですね。

公子は改めて思っていることはちゃんと言った方がいいと麻美に伝えます。

「愛してるって」

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そうですね。元気には今、何も伝わっていませんからね。

向井くんは、仕事をしているうちに、環田が改めて尊敬出来る人だと感じていました。
そんな環田との関係を洸稀に尋ねると、洸稀は「今が最高潮だと思う」と答えました。

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賞味期限が・・・。

その夜、コラボチームの飲み会が元気の店で行われました。
向井くんと洸稀の行きつけの店ということで、ますます緊張する向井くん。

しかし、宴もたけなわになった時、酔った勢いで環田に踏み込んだ発言をしてしまいます。

「環田さんって、そんな人だったんですか?腹くくってくださいよ!」

向井くんは、環田さえ腹をくくれば、洸稀が“普通に”幸せになれると思っていました。

moyoko

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なんで別れるの?

環田は午前中から洸稀を誘い、昼間のデートを決行します。
その中で、環田は知り合いに洸稀を「お付き合いしている人」だと紹介しました。

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戸惑う洸稀。そりゃそうです。

その後、環田はカフェで「結婚を視野に入れてお付き合いをしませんか?」と、洸稀に正式に交際を申し込みました。

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洸稀は「ありがとうございます」と答えますが、果たして・・・。

その頃、麻美は元気に今の気持ちを話そうとしていました。
しかし、その前に元気から「そろそろ答えを出さないと」と話を切り出されます。
元気は、これまで麻美のためにならなんでもしたいと思っていました。でも、今は麻美の望みが何なのかさっぱりわかりません。

「まみんの望みを叶えてあげられないのが嫌なんだ」

元気は麻美に離婚届を渡します。これが、麻美の今の望みだと思うからです。

「幸せに出来ないなら、別れたい」

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麻美ちゃん・・・よく考えて・・・。

その夜、向井くんは元気の店でダラダラと過ごしました。
「一緒に帰りたい」と言う元気を残して、とっとと店を出ると、洸稀と鉢合わせします。

「環田さんと終わりにしてきた」

夜も更けているので、ゆっくり話せる場所をということでカラオケにやってきた二人。
環田はあんなに好きそうだったし、洸稀も環田に対しては本気だと思っていたので、混乱する向井くん。

洸稀が日ごろ「おいしいところどりの恋愛がいい」と話していたのは本心でしたが、向井くんはただ強がっているだけだと思っていました。
先日、洸稀が「今が最高潮」だと言ったのは、この先に待っているのは素の自分を見せなければいけない時期が来たと思ったからです。

moyoko

恋愛の綺麗な時間は終わりです。

相手との関係が深まれば深まるほど、知りたくないことも知ることになってしまいます。
向井くんと環田が再会したことで、向井くんのことを気にし始めたのを感じて、「面倒なことになったら嫌だな」と思った洸稀。

向井くんが近頃変なのは、環田が向井くんに対抗心を持ち始めたからに違いありません。

「男性同士の張り合いに自分が挙げられているのは無理かな」

どんな関係であっても、勝手に相手のコミュニティを断ち切る権利は誰にもありません。
勝手に「付き合っている」と人に紹介するのも同じです。

moyoko

それはそうですね。

向井くんは、落ち度のない人なんていない、嫌だと思うならそれを相手に伝えないとと、必死で説得します。
洸稀は、他人の本性、深い感情と向き合うのが向いていないのだと苦笑いします。

新しい朝が来た

気がつけば二人はオールをしていました。
洸稀は、いつの間にかカラオケルームのソファに横になって眠っていました。

目を覚ました洸稀は、「お腹すいた」と一言。
二人はファミレスでモーニングをすることに。

向井くんは洸稀が自分に自信がないことに疑問を感じていました。
洸稀はかつて、「普段の君は面白くない」と言われたことがあり、それ以来準備万端にしないとダメな体になってしまいました。

moyoko

だからお泊りもしないし、朝ごはんも一緒に食べないのです。でも・・・。

逆にほとんど素の洸稀しか見ていない向井くんは、洸稀をつまらないと思ったことはありません。理論武装でバキバキに攻めてくる洸稀ははじめはキツイですが、だんだん癖になる面白さがありました。

モーニングの皿が運ばれてきて、向井くんとおしゃべりしながらサラダを口に運ぶ洸稀。

「え・・・?なんで私、朝ごはん食べてるの??」

「え?朝だから?」

ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 第8話 感想&まとめ

「おいしいところどりの恋愛が良い」「相手に素の自分は見せられない」というポリシーの洸稀。

それに囚われるあまり、実は向井くんに対してだけは素でしかないことに気が付いていませんでした。

お互いフリーになったことで、二人の関係はどうなっていくのでしょうか?

このまま友達のままでいて欲しい気もしますが・・・最後まで見守っていきたいと思います!

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