ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 第6話 淋しさって何・・・? 俺って、美和子の何・・・? 衝撃の結末!

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©Nippon Television Network Corporation こっち向いてよ向井くん

向井くん(赤楚衛二)は10年ぶりに再会した美和子(生田絵梨花)と再び仲良くなり始め、浮かれ切っていました。

しかし、つい最近まで美和子には彼氏がいたことがわかり・・・。自分は美和子の淋しさを紛らわす要員なのではと悩み始めます。こんな時に限って洸稀(波瑠)は会ってくれません。

一方、麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)は三角関係でさらに泥沼化!

さらに、向井くんには衝撃の結末が待ち受けていました。

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ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 前回振り返り

同窓会飲みに参加した向井くん(赤楚衛二)は、忘れられない元カノ・美和子(生田絵梨花)と10年ぶりに再会!

二人の距離は再び縮まりますが、向井くんは10年の時の長さを実感することに。

それでも美和子と一緒にいることで浮かれまくる向井くん。

一方、麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)の仲はますます悪い方向へ・・・。

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【ネタバレあり】ドラマ『こっち向いてよ向井くん』第6話あらすじと感想

美和子目線

あの日、同期の飲み会に誘われた美和子(生田絵梨花)は、向井くん(赤楚衛二)の姿があるのを見て内心動揺していました。

10年ぶりの向井くんは、体型も変わらず、老けてもいなくて相変わらず可愛い顔をしています。
美和子は動揺を隠して、その場はそつなくこなしました。

しかし、イヤホンを間違えて持ってきてしまい、今度は向井くんと二人きりで会うはめに。
サッと渡してサッと帰って『金ロー』を見ようと思っていたのに、流れで元カレとコーヒーを飲むことになってしまいました。

そして流れで家に呼ぶことになり、流れで二人で朝を迎えました。

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結局懐かしさに負けたのだと分析する美和子。

元カレに懐かしさを求めるなんて不毛な感情だと思いつつ、『まぁ、いいか』と思う美和子。
「また来ていい?」と聞いてきた向井くんに、「いいよ」と答えたものの、「いいのか?」と自問自答する美和子。

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今も昔も、向井くんの印象は“優男”だと思う美和子。

男物のシェーバー

一方向井くんは、大人になった自分を見せられていることと、美和子の変化を見せてもらえていることに喜びを感じていました。

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再会していなければ、10年前のままですからね。しかし、能天気ですね。

ある日、向井くんは美和子の部屋で箱の中に男物のシェーバーが入っているのを発見してしまいます。
美和子は言いにくそうに「元カレのものだよ」と言いました。

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言う必要はないと思って黙っていたそうです。

聞けば、3ヵ月ほど前に別れたばかりだということです。

「どのくらい付き合ったの?」

「5年かな・・・」

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アラサーの5年は意味がありすぎるとショックを受ける向井くん。

向井くんは、自分が少し浮かれすぎていたのかもしれないと反省しました。
よくよく考えてみれば、何故美和子が自分とまた付き合ってくれる気になったのか、考えてもみなかったのです。

こんな時は洸稀(波瑠)に相談しようとランチに誘ってみるも、洸稀は「忙しい」と断られてしまいました。

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洸稀は、向井くんの恋を応援するためには、今は会わない方がいいと思っています。

仕方がないので向井くんは、「坂井戸さんならどう思うかな?」と想像してみることに。
そこで、洸稀は向井くんは美和子のことを好きなのかと問われるという結果にたどり着きました。

「そこは大丈夫だと思うんだ」

宣戦布告

一方、麻美(藤原さくら)が家出から帰ってきたものの、相変わらずお先真っ暗な状態の元気(岡山天音)。
ある日、仕事終わりにボランティアで店を手伝ってくれているメイから、手作りのアイシングクッキーを貰いました。

moyoko

「奥様に」と麻美の分もあります。

元気は麻美が喜ぶだろうと、帰宅後クッキーを渡すと、たちまち麻美の顔が曇り始めました。

「私が喜ぶと思って?どんな了見?」

元気はメイちゃんは気を遣ってくれているのに、そんな言い方はないんじゃないかと思いました。

moyoko

いや~、元気、わかってないですね・・・。

麻美は、これをメイからの宣戦布告だと受け取りました。

そして向井くんは、まだシェーバーのことにこだわっていました。
あのシェーバーはどうしたのか、聞くに聞けない向井くん。

デートの途中「引っ越そうかな」と言うと、美和子は他人事のように話をします。
まがりなりにも彼氏が引っ越すと言っているのに・・・と不満を抱いた向井くんは、とうとう“理想の美和子”の妄想と会話し始めてしまいます。

moyoko

ジェラピケを着たふわふわ美和子です。

「あのシェーバーどうしたの?返したの?返すために会ったの?」

結局、かなり感じ悪い感じでシェーバーのことを聞いてしまった向井くん。
二人の間に気まずい空気が流れる中、美和子は父親が自宅に来るため、帰らなくてはならず、そのままデートは終了しました。

憧れの先輩

数日後、向井くんは会社の近くでバッタリ洸稀に会います。

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思わず「本物だ!」と言ってしまう向井くん。

向井くんは早速、自分が美和子の淋しさ埋める要員になっているのではないかと相談しました。
すると洸稀からは、「その淋しさを完璧に埋められたら、向井くんの勝ちじゃない?」と返ってきて、向井くんは非常に納得し、安心しました。

洸稀は、それも去ることながら、向井くんと別れた理由が気になりました。
向井くんは自然消滅だと思っていましたが、思い返してみれば理由がありすぎます。

就職したての向井くんは、時間の割り振りが上手く出来ず、そのしわ寄せが美和子に来ていました。
憧れの先輩には「今は彼女に我慢してもらう時期だ」と言われていましたが・・・。

moyoko

その積み重ねは、別れる原因になりそうですね。

しかし、今は別れる原因をはっきりさせず、純粋に楽しいこの時期を過ごせばいいという結果に。

その時、向井くんは環田(市原隼人)から声をかけられました。
なんと、向井くんが時計を真似するほど憧れた先輩は、環田のことだったのです。

moyoko

洸稀は、慌てて向井くんに目配せしますが、伝わっているのか・・・。

環田は、「ミーティングの時間が変わった」と言って洸稀と共に会社に戻っていきました。

moyoko

でも、それは向井くんから離すための口実でした。

女の闘い

メイがいつものように元気の店を手伝った後店を出ると、麻美が待ち受けていました。
麻美はメイにこれまでのお手当として10万円が入った封筒を渡します。
しかし、メイは「そのためにやっていない」と受け取ろうとしません。

moyoko

では、なんのためにやっているかというと・・・。

「元気くんが可哀想だから」

メイは、“可哀想な人”を放っておけないのだと言います。

moyoko

元気は、奥さんから認めてもらえず、店も上手く回っていない可哀想な人なんだそうです。

「奥さんもしかして嫉妬してます?」

煽ってくるメイに、応戦する麻美。
すると、メイは渾身の一発を食らわせてきました。

「元気くんが夫だとか大黒柱になると言うのを嫌がっている割に、自分はちゃっかり嫁面するんですね?」

moyoko

これは痛い・・・!

麻美は今まで人はその人であることを何よりも尊重されるべきで、与えられた役で自分らしさを失うのは違うと考えてきました。
しかし、今は状況が変わりました。麻美は、役としての特権を乱用すると決めたのです。

「あの女大嫌いだから、今すぐ辞めさせて。でなきゃ離婚する!」

moyoko

さすがの元気も、これはすぐに理解できました。

元気はすぐにメイに話をしますが、「それは奥さんの意思であって、元気くんの意思ではない」と手伝いを続けると言いました。
元気が困っていると、「内緒にしていればわからない」とメイは微笑みました。

moyoko

これはやっかいなことになりそうですよ・・・。

君の笑顔が見たい

あれから向井くんは美和子と会っていませんでした。
今、向井くんはどうすれば美和子の淋しさを埋めて“勝てるか”ということに注力しています。

とりあえずネタ動画を送ってみると、美和子から反応があったので、向井くんはまた美和子の家に行きたいと言いました。
美和子は「いいよ」と言ってくれました。

向井くんと美和子はその後も楽しく時間を過ごします。
向井くんは、美和子のためならピエロになることも辞さない覚悟でした。
きっと、その先に100%笑顔の美和子がいると信じているのです。

moyoko

また思い込みが強くて心配になってきましたよ。

元気と麻美はまた徐々に関係を取り戻しつつありました。
ところが、元気が口を滑らせてまたメイが辞めていないことが麻美にバレてしまいます。
麻美は「もう知らない」と、またまた表情を固めてしまいます。

「もう元気の好きにしていいよ」

moyoko

詰んだ・・・。

僕たちの関係

週末、向井くんと美和子は子持ちの大学同期の家にお呼ばれしました。
同期のスギさんは、就職してそれなりに充実したものの、妙に淋しさを感じてその穴を埋めるように彼氏にプロポーズをしたのだと言います。

しかし、結婚して子供が出来ても、家族にはそれぞれの人生があって、自分の人生があるのに変わりはないと気づきました。
それからは自分の人生を生きようと思って行動しているということです。

moyoko

しっかりしていますね。

美和子が「今はもう淋しくないの?」と尋ねると、淋しさがなくなることはないとスギさんは答えました。
スギさんは、だったらそんなことに囚われていないで、どうやって楽しくなるか考えることにしていると話します。

向井くんは、その話を聞いた時、あまりにも正論で、でも力強さを感じて勇気づけられた気がしました。
美和子は、あまりにも正論で、ずっと自分の中で見ないようにしていたものを言い当てられた気がしました。

「淋しいから恋をするのか、恋をしたから淋しくなるのか、それはわからない」

ただ一つ言えることは、自分が乗り越えなければいけない問題だということです。

moyoko

美和子は何か抱えていますね。

向井くんは美和子に再会できて嬉しいし、これからもずっと一緒にいたいと伝えます。
美和子の心を知ることも共有もできないけれど、またこうやって付き合えて嬉しいと言うと、美和子は向井くんから視線をずらしました。

「俺たち、付き合ってるよね・・・?」

「違うと思う・・・」

moyoko

ええ~! 明らかに付き合ってるような行動でしたけど・・・。

「じゃあ、俺って美和子の何?」

「元カレ・・・」

ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 第6話 感想&まとめ

最後に向井くんは鈍器で殴られたような表情をしていました。

無理もありません。完全に付き合っているような素振りでしたし・・・。

でも、ちゃんと確かめ合わないとダメですね。

美和子は前の恋を引きずっているようです。そして二人はなぜ別れたのか、答え合わせの時期が来ている模様です。

二人の関係はどうなるのでしょうか!?

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