向井くん(赤楚衛二)は、チカ(藤間爽子)と結婚を見据えたお付き合いを始めました。
10年ぶりの彼女に喜ぶ向井くんですが・・・チカが求める“年相応な大人のお付き合い”が何なのかわかりません。
洸稀(波瑠)も環田(市原隼人)との大人の恋愛を楽しんでいるようですが、それについてもあまり理解が出来ない向井くん。
恋に年齢なんて関係あるの?そんな思いを抱えながらのチカとの交際の行方は!?
目次
ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 前回振り返り
10歳年下の女の子に振り回されて恋愛や結婚に向いてないと感じた向井くん(赤楚衛二)。
そんな時、3年ぶりに会ったチカ(藤間爽子)が突然「私と結婚に向かってみませんか」
と申し出て来て、向井くんはパニックに!
一方洸稀(波瑠)は環田さん(市原隼人)との関係にますます沼り、向井くんの妹・麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)の夫婦関係には暗雲が・・・。
一方、向井くんはチカとの将来について真剣に考え始めます。
【ネタバレあり】ドラマ『こっち向いてよ向井くん』第4話あらすじと感想
10年ぶりの彼女!
向井くん(赤楚衛二)は、数年前に大人の関係になったチカ(藤間爽子)と再会し、意気投合して結婚を見据えた交際を始めることになりました。
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二人はブライダルフェアに行ってチャペルの見学をしてコース料理を堪能しました。
ドレスの試着は予定にはありませんでしたが、向井くんの勧めで試着をすることに。
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思ったよりブライダルフェアを楽しんで、結婚もいいかもと思った向井くんは、チカとの関係を深めようと手をつなごうとします。
しかし、チカは知ってか知らずかその隙を与えてくれず、結婚に向けての計画を話しています。
でもチカ自身は、強引に向井くんに結婚を迫るつもりはありません。
向井くんもそのことは理解していました。
するとチカは「向井さんとは年相応な大人の付き合いができそう」と言いました。
年相応の付き合いとなると、ここからどうするのが正解なのだろう?と迷ってしまいます。
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変化というノイズ
一方、向井くんの妹夫婦は危機に瀕しています。
麻美(藤原さくら)が「結婚をやめよう」と言い出したのです。
元気(岡山天音)のことは大好きだけど、唯一許せないことが出来てしまったという麻美の主張に、全く理解が出来ない元気。
麻美にとっては、自分と元気の間に結婚したことへの変化が“ノイズ”と感じ、自分の好きな元気が本来の彼ではなくなってしまうのが嫌なのです。
「もしかして・・・浮気でもした?」
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本当は、店の経営も苦しい中、無理をして『大黒柱』としてマンションを買い、『男として』麻美を幸せにしたいという元気。
麻美はそれが気に入らないのですが、実は自分の夫の収入がもっと安定していれば・・・と思わなくもないのだと言います。
自立していたはずなのに、弱くなってしまったように感じるのです。
自分の中にそういう思いがあるのも嫌だと気が付いてしまった麻美。
「浮気されてた方がまだ納得できた・・・」
元気は頭を抱えてしまいました。
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大人の恋愛って何?
向井くんとチカは水族館デートに行きました。
「そうそう。彼女とのデートってこういう感じだった!」
久しぶりの感覚に喜ぶ向井くん。
再び手をつなごうとすると、チカはまた具体的な将来の話をし始めます。
「またこれだ・・・」
向井くんは、将来のことよりも、今話すべきことがもっとあるんじゃないかと思いました。
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ある日、洸稀(波瑠)と向井くんがランチをしていると、洸稀が環田(市原隼人)からの誘いを「友達と約束があるから」と断っていました。
向井くんは環田と洸稀が付き合い始めたのかと思いましたが、洸稀はそういうわけではないと言います。
向井くんは二人の関係が、どこにつながっているのか疑問に感じました。
「遊ばれて終わりってこと?」
「遊ばれてないよ。一緒に遊んでるの」
洸稀は結婚の意思がなくても相手に対して誠実でいられる、それが大人の恋愛だと語りました。
大人の恋愛って何?
相手と純粋な気持ちで付き合うのは大人の恋愛ではないということ?
洸稀は「大人の恋愛とは自分の責任で相手と向き合うこと」ではないかと思っています。
でも、向井くんはやっぱりどこにも着地しない男は無責任ではないかと考えていました。
洸稀は返す刀で言います。
「自分の中にない価値観を悪だと決めつけることこそ不毛だよ。違う人間なんだから」
「すみませんでした・・・」
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このやりとりで、向井くんは「こういうことだよな」と思いました。
洸稀は傷だらけになって自分の中身を見せてくれます。洸稀とは本音の付き合いが出来ているのですが・・・。
もっと知りたい
向井くんは、チカとの距離を縮めるために、自分から行動を起こしました。
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始めはチカの学生時代の話などをしていたのですが、そのうちチカは「もし子供が生まれたら」「住むところも探さないと」と現実的な話をし始めました。
「仕事が山積みですね。もうロマンだけではやってられないですよ」
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チカはとにかく計画的なことしか話しません。
だんだんとイラついてきてしまった向井くんは「やめませんか、そんな話」と強めに言ってしまいました。
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チカと別れた後、誰かと話したいと思った向井くんはスマホを見ますが、自分の友人関係が壊滅的なことに泣きそうになります。
仕方なく再びボルダリングに行った向井くんは、そこでかつての部活仲間と再会します。
向井くんたちはそこで同窓会の約束をしました。
後日、向井くんが「言い過ぎた」とチカに謝ろうとすると、チカの方から「可愛げがなかった」と謝ってきました。
チカはもともと恋愛に対する優先順位が低かったと言います。
でも、この歳になって結婚したいと思った時、自分に思い出す恋がなくて切なくなりました。
チカの人生には、恋人と海辺できゃっきゃとはしゃぐような恋は存在しません。
「あれはファンタジーだと思ってます」
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年齢は関係ない
「行きましょう!」
向井くんはチカの手を取って東京湾に向かいました。
そして、向井くんは恋に年齢なんて関係ない。出来なかったこと、叶わなかったことはこれからやればいいとチカに伝えます。
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「順番なんて誰が決めたんですか」
向井くんは、いつかそういうことに興味がわいた時に、一緒にやってみたい人が現れた時にやればいいと言うと、チカも納得したようでした。
「じゃあ、私たち、別れましょうか」
「はい」
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チカが結婚を焦っていた理由。それは子供が欲しいからです。
もし今から運よく結婚して子供が出来たとしても、子供に会える時は35歳を過ぎています。
かつては結婚も考えたことがありましたが、若さゆえに遠慮をしていたらどんどん目的から遠ざかってしまいました。
だから、今は目的のために恋とか愛とかそういうものは一旦置いておきたいと言います。
でも、そんな自分がピュアで良い人の向井くんと付き合うわけにはいかないと思いました。
チカはいつも「明日朝早いから」とさっさと帰っていきました。
向井くんがその理由を聞くと、実はチカはサバゲーガチ勢だということがわかりました。
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向井くんは別れ際に「ドレス素敵でした」と伝えます。
チカは「あの時言ってくださいよ」と笑いました。
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誰かと話したい
チカは「向井さんはちゃんと好きな人と付き合った方がいい」と言い残していきました。
ただ、その好きな人が出来ずに悩んでいるのが向井くんです。
こんな時は誰かと話したい・・・向井くんは自然と元気の店に足を向けます。
一方、洸稀は歩いていてヒールを壊してしまい、困っていました。
そんな時に環田から連絡をもらい、近所だったこともあって自宅に招いてもらいます。
しかし、洸稀はこの日もコーヒーだけで帰りました。
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環田への想いを持て余した洸稀は、誰かと話したいと、元気の店に向かいます。
バッタリ出くわした二人は笑顔で店に入っていきました。
ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 第4話 感想&まとめ
今回向井くんは、フラれたわけでもなく、大人な別れ方をすることが出来ましたね。
お似合いだと思ったのですが、これもまた運命というものでしょう。
元気と麻美夫妻の問題は次回に持ち越しです。
さて、向井くんの方も後日同窓会が開かれ、向井くんはそこでまさかの再会を果たすことになります。
向井くんの恋が大きく動き出す次回は必見です!