向井悟(赤楚衛二)は、実家で暮らす33歳会社員。見た目も性格も良く、仕事も出来るいわゆるイケメンです。
なのに元カノ美和子(生田絵梨花)との別れを引きずって、気づけば10年恋をしていません。
そんなある日、向井くんの職場に中谷真由(田辺桃子)が入って来て、なんだかいい感じに。
「給料も上がったし、仕事も余裕が出て来たし、今の俺なら・・・」
向井くんは10年ぶりに恋をしてみようと思ったのですが・・・。
目次
ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 見どころ
雰囲気良し、性格良し、仕事も出来る33歳の向井くん(赤楚衛二)。
しかし、気がつけば10年恋をしていません。
久しぶりに「恋」をしようと試みるも、女性との恋愛観のズレから全く上手くいかず・・・。
「恋愛迷子」である向井くんが行きつく答えとは?
「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の人気同名漫画が原作のラブストーリーです。
【ネタバレあり】ドラマ『こっち向いてよ向井くん』第1話あらすじと感想
10年物の男
向井悟(赤楚衛二)は母(財前直見)と妹の麻美(藤原さくら)、麻美の夫・元気(岡山天音)と実家で暮らす33歳。
雰囲気良し、性格良し、仕事も出来るイケメンです。
しかし、元カノ美和子(生田絵梨花)との別れを今でも引きずって、気づけば10年恋をしていません。
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そんなある日、向井くんの会社に中谷真由(田辺桃子)という契約社員が入ってきます。
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向井くんは、その日コピー機のトラブルから中谷さんを救ってあげました。
その帰り道、中谷さんを見かけたので、向井くんは思い切って声をかけました。
その時、スパイスカレー&バーの店を営んでいる義理の弟・元気とバッタリ。
2人は、お店でご飯を食べることに。
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守るって何?
向井くんは、元カノ・美和子に「ずっと守りたい」と伝えました。
美和子は喜んでくれると思いきや、表情を曇らせます。
「守るって、何?」
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向井くんは、多分美和子は自分のことを頼りないと思っていたのだろうと考えていました。
でも、もう10年も経っているし、給料も上がり、仕事に余裕も出て来ました。
「俺だって守りたいものが出来れば、守れるはず!」
向井くんの考えを聞いた、バーの常連・坂井戸洸稀(波瑠)は一言。
「男の人ってそういうこと言いますよね。」
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洸稀いわく、今の女性は自分のことは自分でなんとか出来るし、「守りたい」なんて言われたら「見下されている」と思ってしまうとのこと。
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恋の予感
向井くんは、会社での中谷さんとのやりとりの中で、なんとなく中谷さんが自分に好意を寄せているような気がしてきました。
それに気が付いたのか、後輩の河西(内藤秀一郎)が、向井くんをけん制するような動きを見せてきました。
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ある日、河西は中谷さんを食事に誘いました。
中谷さんは向井くんの方をチラッと見て、「向井さんが行くなら行きます」と言いました。
そんなわけで、3人は元気の店に行くことに。
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食事の後、河西は中谷さんと同じ方向なのでタクシーで送っていくと言いました。
河西の家が全然違う方向のことを知っている向井くんは、河西が中谷さんを強引に誘っていると思い、自分も一緒にタクシーに乗り込みました。
それ以来、向井くんは中谷さんをフォローするようになります。
ある日、中谷さんは社員の誕生日プレゼントを選ぶ『お誕生日係』に任命されました。
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入社したばかりの中谷さんは何を選べばいいのか困ってしまい、向井くんに助けを求めます。
向井くんと中谷さんは一緒にプレゼントを選びに行き、途中でアイスクリームを食べたりして、デートのような時間を過ごしました。
「やばい、めっちゃ楽しい!」
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最後に入った店で、大きな動物の角が飾ってあるのを見た向井くんは、かつて美和子に動物の角をプレゼントされたことを思い出しました。
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その時、中谷さんが河西に良さそうと言って革のケースに入った靴ベラを見せてきました。
向井くんは、自分はそれを貰ったら嬉しいけど、河西は恐らく好きじゃないだろうから、「やめたほうがいいよ」と言って靴ベラを戻しました。
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勘違い???
お誕生日会の日。
中谷さんが河西にプレゼントしたのは、結局あの靴ベラでした。
そして、向井くんが渡されたのは、なんと鹿の角。
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向井くんは中谷さんに何故鹿の角なのかを聞いてみました。
すると中谷さんは、向井くんが元カノに角を貰った話をした時に「寂しそうだったから、記憶を塗り替えてあげたかった」と話しました。
この時、向井くんは自分のことを考えてくれた中谷さんに対して気持ちが溢れてきました。
「付き合いますか・・・!」
「あ、そういうんじゃないです!」
moyoko
中谷さんは、向井くんに対して特別な感情を持ってはいませんでした。
そしていつの間にか河西と付き合うことになっていたのです。
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ショックを受けた向井くんは、元気の店でグダグダとくだを巻きます。
すると、滉稀が一言。
「それって、ただ単に向井くんが勘違いしてただけでしょ?」
moyoko
中谷さんはよく相談をしてくれたし、「他に頼れる人がいない」と言ってくれました。
でも、仕事のことを社内の人に相談するのは当たり前です。
河西に誘われた時も、3人でならいいと言われました。
でも、それは河西と2人きりだと緊張してしまうから、向井くんを緩衝材にした可能性があります。
中谷さんが2人を天秤にかけていた可能性も捨てきれません。
moyoko
とはいえ、そもそも天秤にさえかけてないかもしれません。
自分はどうしたい?
実は、河西は河西で自分なりに中谷さんとの関係を構築させていました。
彼女をストレートに誘い、3人で食事に行った時も向井くんがいない時に「2人きりで話がしたい」と、タクシーで送る約束をしていました。
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洸稀は向井くんの本質をついてきました。
「あんまり相手の気持ちを考えたことないんじゃない?」
ひょっとすると、向井くんは相手の考えていることを考えず、一般論やイメージで決めつけているのかもしれません。
「自分がどうしたいかも考えてないんじゃない?」
中谷さんと本当に付き合いたかったのか?なんとなくいけそうだから行ったのではないか?
洸稀は矢継ぎ早に向井くんを刺して行きます。
「みんな、欲しいものはちゃんと欲しいと願っているよ」
最後の一言で、向井くんはKOされてしまいました。
moyoko
確かに、自分が何が欲しいのか、向井くんは考えたことがないと気が付きました。
moyoko
翌朝、会社の近くで洸稀とバッタリ会いました。
向井くんは、以前洸稀が「守りたいと言われたら、見下されてると思う」と言っていたことについて「女の子はみんなそう思うの?」と聞いてみました。
洸稀は「女の子なんて人格はないの」とズバリ。
“女の子”ではなく、それぞれ相手に合わせて考えるべき。ご意見番にそう言われた向井くんは「そりゃそうだよね」と納得しました。
そして向井くんは、彼女を作ろうと決めたのでした。
ドラマ『こっち向いてよ向井くん』 第1話 感想&まとめ
主演の赤楚衛二さんが前回出演されていた『ペンディングとレイン』とはガラリと変わって、ほんわかとしたムードに包まれたドラマが始まりました。向井くんはちょっとだけズレているように見えますが、いわゆる男女間のあるあるが詰め込まれていて面白いです。
果たして向井くんに彼女は出来るのでしょうか?
見守っていきましょう!