大牙（志尊淳）から突然キスをされた雛子（高畑充希）。
仕事も上の空ですが、そんな中スーパーへの出品を仲介していた会社の担当者にソースのレシピを盗まれてしまいます。
葛原専務（坪倉由幸）からの紹介で、スーパーの話を持ち込んだ大牙は責任を感じ、完全にメンタルをやられてしまいます。
会社に来なくなった雛子は、大牙の自宅へ。そこで、彼の意外な一面を見ることになります。
しかし心が折れた大牙は会社を辞めようとしていて・・・。
目次
ドラマ『ムチャブリ！ わたしが社長になるなんて』 前回振り返り
浅海（松田翔太）と凛々子（優香）が寄り添っているところを目撃してしまった雛子（高畑充希）は大ショック。
大牙（志尊淳）は傷ついた雛子を抱きしめ、不器用ながら雛子に想いを伝えますが、雛子には伝わりませんでした。
そして、誤解を解こうとする浅海の言葉も耳に入りません。
大牙は周りにけしかけられ、雛子に積極的にアプローチすることに。大牙のキャラ変に雛子は困惑を隠せません。
一方、短期契約を終え、晴れて正社員になった知美（夏帆）はやる気満々ですが、新規事業に忙しくなり、家庭と仕事の両立が難しくなり「辞める」と言い出しました。
しかし、雛子は「助け合って、一緒に頑張ろう」と知美を説得したのでした。
【ネタバレ】ドラマ『ムチャブリ！ 私が社長になるなんて』第8話あらすじ・感想
レシピが盗まれた！
大牙（志尊淳）から突然キスされた雛子（高畑充希）。
呆然としている間に大牙は帰ってしまい、わけもわからぬまま翌日を迎えてしまいます。
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そんな中、浅海社長（松田翔太）が心なしか慌てた様子で雛子の元へ。
『プチボナール』がお弁当を出品しようとしているスーパーとの関係書類を見せてくれと言ってきました。
宮内（荒川良々）が仲介に入っている商社の担当者に連絡を取ろうとすると、担当者は昨日付けで突然退社し、連絡が取れなくなっていました。
「情報を持ち逃げされたかもしれない」
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このままでは本店もテイクアウト店も大打撃を受けることになりかねません。
社内では、このトラブルにも背後に『野上フーズ』がいると思い、社内にスパイがいるのではと疑心暗鬼になります。
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利用された大牙
雛子たちがスーパーへ弁当のプレゼンに行くと、野上フーズは、先に同じレシピで150円安い弁当を出していました。
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大牙はすぐに商社を紹介してくれた葛原専務（坪倉由幸）に事情を聞きに行きます。
その時、葛原と野上（笠松将）が浅海を引きずり下ろすために、自分を利用していたのだということがわかりました。
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ショックを受けた大牙は翌日、体調不良を理由に会社を休みます。
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雛子は大牙の様子を見るために大牙の自宅を訪ねてみることに。
実家住まいの大牙は、商店街の荒物屋で母親と弟と暮らしていました。
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凹む大牙
「俺がスパイだったんです」
大牙は、今回のことは自分のせいだったと告白しました。
雛子は仕方がないと励ましますが、大牙は「すいません」と繰り返すばかりです。
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雛子は大牙ファミリーと夕飯を食べることに。
その間も大牙の口数は少なく、雛子は調子が狂ってしまいます。
「どうしちまったんだ！！」
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「社員が休んだくらいで家に来るって、社長って暇なんすか？なんかキモくないすか？」
兄の代わりに、弟が辛辣なコメントをすると、雛子は思わず「これこれ！」と喜んでしまいます。
その後も雛子がいくら励ましても、大牙の強気は戻ってきませんでした。
「帰ってきて！大牙～！」
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野上の過去
大牙が有給休暇を取って休んでいる間、雛子が柚（片山友希）と打ち合わせをしている中で、雛子は柚が野上と付き合っていることを知ります。
もしかしたら、自分が利用されているかもしれないとショックを受ける柚。
それでも柚は、野上は優しくて仲間思いの人だと言いました。
野上はかつて、自分が経営していた会社を潰したことで仲間に迷惑をかけたと後悔していると話していたとのことでした。
雛子がネットで調べてみると、野上はITベンチャー企業を数人の仲間とやっていたことがわかりました。
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2人の間に何があったのでしょうか？
初めての挫折
雛子は再び大牙の家を訪ねますが、大牙は相変わらずのネガティブモード。
取りつく島もありません。
弟も、近頃の兄の様子を「あんな様子、初めて見た」と心配していました。
弟によれば、大牙は今まで一度も挫折をしたことがないと言います。
昔から出来が良く、親や周囲から期待されてきた大牙。彼は、その期待以上の結果を出してきていました。
「自慢の兄貴だったんすけど・・・正直、見てらんないっす」
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浅海と野上
野上が浅海の元を訪れます。
野上は、かつて自分たちが開発したITシステムの特許の権利を放棄し、それを公表して謝罪して欲しいと要請してきました。
「これは、最後の勧告です」
しかし、浅海は野上の技術を盗んだ認識はないと言って、野上を帰しました。
部屋の外で話を聞いていた雛子は、野上の勘違いではないかと浅海に確認しますが、浅海はここに来るまでに色んな人を傷つけ、恨みを買ってきたから分からないと答えます。
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浅海は『リレーション・フーズ』が攻撃されているのは自分のせいだと謝ってきました。
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雛子は、「私に任せてください」と浅海を励ましました。
辞めます！
雛子は、毎日大牙を訪ねていました。
大牙は来るなと言いますが、雛子は大牙が元気になるまで、やめるつもりはありませんでした。
「もういいです。辞めます！」
ヤケになっている大牙に、雛子は頭に来てしまいました。
「今の大牙くんは大牙くんじゃない！」
大牙は好きでプライドを持っている仕事なのに、自分が足を引っ張ったことが許せず、消えたいと言います。
「あんた馬鹿だよ！！」
雛子は、いかに大牙が役に立っているか、出来なかったことより出来たことの数がどれだけ多いか数えてみろと怒り出します。
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「誰かと言い合うのは、俺らしいわけじゃない」
でも、雛子はそうやって本音が出る大牙のことが好きだと言いました。
大牙が家に帰ると、シェフが新しく考案したお弁当のサンプルを、弟が食べていました。
「美味いね。兄貴の仕事って、こういうのなんだね」
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大牙復活
新しい卸し先はなかなか決まりませんでした。
社員達が困っていると、大牙が出社してきました。
そして、情報が漏れていたのは自分のせいだったと告白し、謝罪します。
しかし、社員たちは失敗ぐらいは誰にでもあると、誰も大牙を責めませんでした。
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大牙の復活により、無事卸先の目途が立ちました。
先方との打ち合わせの帰り、大牙は雛子をきつく抱きしめます。
「ずっとこうしたかった」
大牙は、雛子といると自分が自分でなくなるようだが、それが楽しいのだと言います。
「俺にはあなたが必要なんです」
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雛子は、大牙の身体に手を回しました。
その頃、『リレーション・ゲート』の役員会では、浅海の解任が決議されていました。
ドラマ『ムチャブリ！ わたしが社長になるなんて』 第8話 ネタバレ・感想＆まとめ
これまで、雛子の会社を攻撃してきた『野上フーズ』。
雛子たちの企画に先回りしてきたのは、大牙と専務が繋がっていたからでした。
でも、それは大牙の本意ではありませんでした。
大牙は初めての挫折を味わい、完全に心が折れてしまいました。
あまりの変貌ぶりに、思わず笑ってしまいました。
雛子のガッツと社員たちの優しさのおかげで、大牙は復活することが出来ましたが、なんと浅海社長は解任されてしまいました！
『リレーション・ゲート』は一体どうなってしまうのでしょうか？
次回も見逃せません！