Disney+で配信されている韓国ドラマ『ムービング』のご紹介です!
釜山国際映画祭のアジアコンテンツアワードで作品賞、最優秀作家賞など6冠に輝いた超話題作で世界中から注目されている作品です。
出演している役者も豪華で観甲斐があること間違いなしです!
目を覆いたくなるようなエグいシーンが多いですが、超能力を持った登場人物たちの家族愛やそれぞれの葛藤が繊細に描かれていて、男性でも楽しめると思います。
どこかで観たことあるようなストーリーではありますが、観れば観るほど面白くて、何度も繰り返し観ることができる不思議な作品でした。
それでは早速、韓国ドラマ『ムービング』をご紹介していきます。
・ストーリーだけでなく映像でも楽しめる。
・新人賞を受賞したイ・ジェハ、コ・ユンジョンに注目!
目次
韓国ドラマ『ムービング』の主演・注目キャスト
【イ・ジョンハ】(役:【キム・ボンソク】)
・ドゥシクとミヒョンの息子
・高校三年生
・超感覚と浮遊の能力を持つ能力者
・大人しく消極的で目立たない性格
【コ・ユンジョン】(役:【チャン・ヒス】)
・ジュウォンの娘
・母親は交通事故で亡くし、前の学校を退学になり転校してきた
・治癒能力を持つ能力者
・明るく物怖じしない性格
【ハン・ヒョジュ】(役:【イ・ミヒョン】)
・超感覚を持つ能力者
・安企部に所属し工作員を目指していたが作戦に失敗したため情報局勤務
・優秀ではっきりモノを言う性格
【チョ・インソン】(役:【キム・ドゥシク】)
・安企部の優秀な工作員
・飛行の能力を持つ能力者
・能力者だけにずっと影で生きてきたため人付き合いが苦手
【リュ・スンリョン】(役:【チャン・ジュウォン】)
・怪力と治癒能力を持つ能力者
・チキン店を営んでいる
・一途で純粋、娘のために生きているといっても過言ではない
【ネタバレ】韓国ドラマ『ムービング』あらすじ・感想
能力者の子供たち
ぽっちゃり体型のボンソク(イ・ジョンハ)は常に重りをたくさん身に着けています。
なぜならボンソクは油断すると身体が浮いてしまうからです。
そんなボンソクが通う高校に転校して来たヒス(コ・ユンジョン)は前の学校で問題を起こして転校して来ました。
ボンソクは綺麗で魅力的なヒスにどんどん惹かれていきます。
Tomomo
そんな時でした、能力者が何者かに殺されてしまいます。
国家安全企画部の次長(ムン・ソングン)は誰の仕業だろうと勘ぐり、ボンソクの母であるミヒョン(ハン・ヒョジュ)は危険に備えるような動きをします。
冒頭である程度のキャストが出揃ったところで、ストーリーは過去の話へと移ります。
時は2003年。ミヒョンは人目を避けるように、さほど小さくもないボンソクをおんぶして雪の中を歩いていました。
無邪気に笑うボンソクと広い倉庫で暮らすようになります。
Tomomo
広い倉庫で浮かずに歩く練習をしながら3年間を過ごします。
浮かないように沢山食べさせて体重を増やし、重りで調整しているのです。
苦労しているミヒョンも実は能力者で聴力や視力などの感覚が優れていました。
ボンソクとヒスの秘密
浮遊の力を制御できないボンソクはヒスに近寄られるだけでも身体が浮いてしまい、いつも円周率を唱えていました。
傍にいることでボンソクが何か違うと気がついたヒスに秘密がバレてしまいますが、ヒスは「驚いたけど変じゃない特別なだけ」と言いボンソクを驚かせました。
そしてボンソクのもう1つの秘密が明らかになりました。
ボンソクは母であるミヒョンの超感覚も受け継いでいました。
Tomomo
ボンソクの秘密を知ったヒスは、ボンソクの秘密を守るために自分の秘密をボンソクに教えました。
前の学校で17対1で喧嘩して無傷で勝ち、そのため転校してきたと・・・。
ヒスは治癒能力を持っているため怪我をしないのです。
ヒスもまた父であるチャン・ジュウォン(リュ・スンリョン)からの遺伝でした。
親の超能力は子に遺伝するため、チョンウォン高校にはそのような親を持つ子がボンソクやヒスを含め数人いるようでした。
これがNTDP(国家才能育成計画)です。
Tomomo
ボンソクやヒスと同じクラスのイ・ガンフン(キム・ドフン)もまた超スピードと怪力の持ち主でした。
そしてそんな彼らを管理している担任のチェ・イルファン(キム・ヒウォン)です。
国家情報院に国家才能育成計画・・・彼らの計画とは果たして・・・。
能力者と殺し屋
能力者を次々に手にかけているフランク(リュ・スンボム)はこれまでに3人の能力者を殺しました。
これにはアメリカのCIAが関わっているようで、国家情報院の次長はアメリカの参事官を呼び出します。
丁度その頃フランクはミヒョンの元を訪れていました。
次長が参事官を通じてその計画を中止するよう求めたため、ミヒョンは難を逃れました。
ミヒョンの元から去ったフランクはバスに追われます。
運転しているのはフランクに殺された書店の店主の息子で電気を発生させる能力を持つチョン・ゲド(チャ・テヒョン)です。
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ゲドを倒したフランクが次に向かったのはヒスの父であるジュウォンの所です。
車で何度も轢きましたが、治癒能力があり怪力でもあるジュウォンは殺せませんでした。
ミヒョンはフランクが現れたことで執拗にボンソクを監視するようになります。
反発するボンソクにミヒョンは初めて父親であり飛行能力を持つキム・ドゥシク(チョ・インソン)の話をしました。
ドゥシクとミヒョン
1987年、安企部の工作員だったドゥシクに近付くよう命じられたミヒョン。
命令で近付いたにも関わらず、ミヒョンはドゥシクに惹かれてしまいます。
ドゥシクは作戦だと知っていてミヒョンに惹かれていました。
2人の距離は近づき、心を通わせるようになりました。
ドゥシクに帰って来る場所を作ること、これが次長の作戦だったのです。
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安企部の敵になってしまったドゥシクを捕まえるためにミヒョンは利用されます。
そして捕まってしまったドゥシクでしたが、ミヒョンのためにわざと捕まり、ミヒョンを撃って姿を消しました。
安企部を離れ日常を取り戻したミヒョンの元にドゥシクは数年が経ってようやく戻ります。
そして田舎の農園でボンソクと共に3人で静かに暮らしていましたが、安企部に見つかってしまいドゥシクがおとりになりミヒョンとボンソクは逃げたのです。
こうしてまた離れ離れになりました。
壮絶な決戦
話は現在に戻り、チョウンウォン高校には北朝鮮からの刺客が訪れていました。
学校の体育館で事故があったため近くのスポーツセンターに向かっていたボンソクとヒスの元にも刺客は訪れていたのです。
バスの運転手であるギテに一旦は助けられますが、2人は見つかり襲われてしまいます。
そして、たまたま学校を訪れていたミヒョンとジュウォンも巻き込まれることに。
Tomomo
ミヒョンとジュウォンは戦い慣れていて数人の刺客と冷静に向き合います。
一方のボンソクとヒスは、ボンソクの能力が覚醒したことで難を逃れました。
それぞれが、それぞれの子供を守るために凄まじい戦いを繰り広げます。
ボンソクもまた母を守るために最後まで戦いました。
傷を負ったものの皆が無事に卒業式を迎えます。
エンディングは北朝鮮に囚われていたドゥシクがミヒョンとボンソクの元に戻って来たシーンでした。
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『ムービング』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ここまで韓国ドラマ『ムービング』をご紹介しました。
現実離れした設定ではありますが、家族愛や高校生活など現実味のあるストーリーが盛り込まれていて見応えのある作品になっています。
そしてストーリーに負けず劣らずの出演陣はとても豪華でしたね。
ボンソク役のイ・ジョンハはこのドラマの出演が決まり、体重を30㎏も増やしたのだとか。
ストーリーが親世代から子世代に渡っているのも面白さの一因だと思います。
最後の最後に新しい国家情報院の次長がお目見えしたことと、殺し屋のフランクが生きていたこと、そして新たな殺し屋らしきイライアスの登場がありました。
続編があるならぜひお目にかかりたいものですね。
たっぷり全20話ありますので、じっくりゆっくり観てほしい作品です。