ドラマ『元彼の遺言状』第8話あらすじ/ネタバレ感想!一蔵(金田明夫)が麗子(綾瀬はるか)に頼んだ仕事と、無実を主張する篠田(大泉洋)

元彼の遺言状

出典:元彼の遺言状

西園寺製鉄の社長・西園寺一蔵(金田明夫)からの依頼を受け、西園寺宅に向かう剣持麗子(綾瀬はるか)。

しかし、そこには、一蔵と思われる男性の遺体があり‥。

仕事を終えた麗子は、篠田敬太郎(大泉洋)を連れて三ツ星レストランにやって来ました。

麗子と篠田がフルコースのデザートを食べようとした時、ある人物が現れ・・。

一蔵が麗子に頼んだ仕事は何だったのでしょう。

一方、6年間、身分を偽り逃げ続けてきた篠田。

第8話では、そんな篠田の人生を変える出来事が起こります!

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ドラマ『元彼の遺言状』前回第7話のあらすじと振り返り

痴漢の容疑で捕まった津々井君彦(浅野和之)は、自分の冤罪を晴らして欲しいと剣持麗子(綾瀬はるか)に頼みました。

麗子は、津々井が担当しているひぐま食品の仕事と引き換えに、津々井の弁護を引き受けます。

そんな中、黒丑(望月歩)が連れて来た山谷も、麗子に頼みたいことがあるようで‥。

ひぐま食品が麗子に依頼した仕事は、「5月23日、社食の毒入りシチューで死人が出る」と書かれた脅迫状を隠密に解決することです。

麗子は少しうんざりしながらも、脅迫状を書いた犯人を推理するのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『元彼の遺言状』第8話あらすじと感想

篠田(大泉洋)の告白と、大口案件を受ける麗子(綾瀬はるか)

「僕は篠田敬太郎じゃない。僕は殺人犯なんだ」

「無実なんでしょう」

篠田敬太郎(大泉洋)の告白を一通り聞いた剣持麗子(綾瀬はるか)は、篠田にご飯を用意するよう言いました。

暮らしの法律事務所に居ることを許された篠田は、床の掃除をしてご飯の用意をし、偽の身分証をゴミ箱に捨てます。

事務所にやって来た麗子は、おにぎりを作るよう篠田に言いました。

何故なら、麗子は、西園寺製鉄の社長・西園寺一蔵(金田明夫)から仕事を依頼され、お弁当を持って西園寺宅に向かおうとしていたからです。

篠田と紗英(関水渚)を連れて西園寺宅に向かう途中、西園寺製鉄の私有地の河原には、数人のホームレスたちがいました。

麗子たちが西園寺宅に着くと、そこには警察官たちがいて‥。

実は、父・一蔵が亡くなっているのを発見した長男・渉が警察に通報し、警察官たちが駆け付けていたのです。

ミルトモ 編集部

殺人犯として追われていた篠田は、6年間、身分を偽って逃げ続けてきたことが分かりました。そんな篠田は、3年前に軽井沢で栄治(生田斗真)と出会い、今の身分を手に入れます。栄治も麗子も、篠田が無実であると信じたようですが、篠田の証言だけで無実だと信じるのは難しい気がします。無実なら、なぜ篠田は警察から逃げ続けてきたのでしょう。

西園寺宅で見つかった遺体

麗子が一蔵から電話をもらったのは3時間前(朝8時)。

しかし、遺体の死亡推定時刻はおよそ12時間前。

渉は、今朝の8時過ぎに自宅に帰り、浴室で亡くなっている父・一蔵を見つけました。

しかし、渉が見つけた遺体は、一蔵ではなかったのです。

麗子は、遺体の爪が汚れてサイズが合わない服を着ている事と、一蔵の部屋にある寝巻や下着が綺麗に揃って置かれていた事が気になります。

さらに、一蔵の部屋にあった高級腕時計が無くなっているのに気づき‥。

渉は、実家に駆け付けた弟・恭介と兄弟喧嘩を始めるのでした。

ミルトモ 編集部

渉が顔を確認せず警察に通報するのは、それほど不思議には思いませんでした。父と息子たちが疎遠になるのも、それほど珍しい話ではないと感じます。気になるのは、西園寺宅で見つかった遺体が誰なのかと、一蔵の居場所です。一蔵の居場所が分からなくなっているのに、遺産の事で喧嘩を始める渉と恭介。一蔵がそんな息子たちの姿を見たら、悲しむ気がします。

一蔵(金田明夫)の遺言書

一蔵は、河原にいるホームレスたちに紛れていました。

西園寺宅で亡くなったのは、一蔵と懇意にしていたホームレス・サクさんでした。

孤独である点が同じだった一蔵とサクさん。

サクさんの体調が悪くなっている事に気づいた一蔵は、自分とサクさんの生活を一日だけ交代したのです。

しかし、体調が悪かったサクさんは、一蔵の家で衰弱死しました。

高級腕時計をホームレスたちにあげ、サクさんを綺麗な状態で娘さんと再会させようと考えた一蔵。

一蔵は、亡くなったサクさんの身元を警察に調べさせるため、今回の事を仕組み、息子たちがどうするか見ていました。

そして、一蔵は、息子たちの名前が書かれた遺言書を破り捨て、新しい遺言書を麗子に託すことにしたのです。

ミルトモ 編集部

お金があっても孤独を感じていた一蔵。もしかすると、一蔵とサクさんの関係は、栄治と篠田の関係に似ているのかもしれません。そして、紗英が作った暮らしの法律事務所Tシャツが可愛かったです。

警察に捕まる篠田敬太郎(大泉洋)

三ツ星レストランで食事をすることになった麗子と篠田。

麗子と篠田は、おしゃべりをしながら料理を食べています。

「あんた、このままでいいの」

「住むところがあって、料理を作って食べることが出来て‥」

篠田はデザートを注文した後、「ありがとね。僕、頑張るよ。麗子ちゃんの助手として、麗子ちゃんの仕事をサポートできるように」と言います。

しかし、そこに刑事・橘(勝村政信)たちが入って来て‥。

ミルトモ 編集部

麗子が篠田を信じたように、篠田も麗子を信じていました。だからこそ、麗子が警察に篠田の事を話していたことを知り驚きました。しかし、麗子がやったことは正しい事だと思います。「法の下に裁かれるべき人間は、裁かれないといけない」という麗子の言葉に、弁護士として正しい事をしようとする意志の強さを感じました。

篠田(大泉洋)を弁護することにした麗子(綾瀬はるか)

篠田敬太郎もとい田中守は、強盗殺人(6年前の十ケ浜強盗殺人事件)の容疑で逮捕されました。

用事があって東京にやって来た富治(生田斗真)は、「何か考えがあるんでしょ」と麗子に言います。

富治は、篠田が人を殺してお金を盗むような人だと思っていません。

麗子は、津々井君彦(浅野和之)に篠田の身元引受人を頼み、自分は篠田を弁護する事にします。

そして、篠田の無実と真犯人を探すため、麗子は篠田を連れて事件現場に向かうのでした。

ミルトモ 編集部

暮らしの法律事務所を畳むのと引き換えに、身元引受人になるのを津々井に承諾してもらった麗子。しかし、麗子は、篠田が無実でなくても同じことをしたと思います。麗子は、情に流されず、淡々と自分のすべきことを行う人に見えました。そして、富治の言動を見て、栄治と富治は見た目だけでなく、考え方も似ているのではないかと思いました。

ドラマ『元彼の遺言状』第8話まとめ

一蔵とサクさんの関係は、栄治と篠田の関係を彷彿させました。

栄治は、篠田の中に自分と同じものを見つけ、篠田を匿うことにしたのかもしれません。

一方、麗子は、篠田の話を聞いて警察に通報しました。

見つかっている証拠が篠田に不利な証拠ばかりなら、篠田が冤罪で逮捕される可能性もあります。

しかし、篠田が本当に犯人である可能性もあるのです。

第9話では、十ケ浜強盗殺人事件で、篠田(田中守)以外に疑わしい人物がいるかに注目したいです!

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