剣持麗子(綾瀬はるか)は、大企業の顧問弁護士になる方法を探っています。
一方、篠田敬太郎(大泉洋)は、女性ミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)の新作『甘い殺人』発売記念記者会見の様子を、動画配信で見ていました。
その動画配信で、秦野は突然「私は人を殺しました」と言います。
麗子は、そんな秦野の弁護をすることになり‥。
大企業の顧問弁護士になろうとしていた麗子が、秦野の弁護を引き受けたのは何故でしょう。
秦野は本当に犯人なのか?それとも‥。
事件の謎を解こうとする篠田と、大企業の顧問弁護士になりたい麗子の姿に注目です!
目次
ドラマ『元彼の遺言状』前回第3話のあらすじと振り返り
暮らしの法律事務所には、一般市民の“どうでも案件”ばかりが舞い込んで来ます。
剣持麗子(綾瀬はるか)は、うんざりしながら依頼を断ろうとするのですが‥。
依頼者・武田信玄もとい黒丑益也(望月歩)は、立ち退きを求める社長・進藤と交渉するため進藤不動産にやって来て、進藤の遺体を見つけます。
地主である進藤は、秋須坂商店街を潰して新しくショッピングモールを作ろうとしている常國建設に、自分の土地をまとめて売りに出そうとしていたのです。
黒丑から話を聞いた麗子は、ある提案をするため、常國建設の担当者に会いに行き‥。
【ネタバレあり】ドラマ『元彼の遺言状』第4話あらすじと感想
殺人を告白するミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)
剣持麗子(綾瀬はるか)は食事をとりながら、大企業の顧問弁護士になる方法を探っています。
麗子は、高齢の弁護士が顧問をしている会社に営業を掛ければ、顧問弁護士契約が取れるのではないかと考えていました。
一方、篠田敬太郎(大泉洋)は、女性ミステリー作家・秦野廉(宮田早苗)の13年ぶりの新作『甘い殺人』発売記念記者会見の様子を、動画配信で見ていました。
その動画配信で、秦野は突然「私は人を殺しました」と言います。
実際、秦野が伝えた住所には、首を吊った男性の死体があったのです。
ミルトモ 編集部
もう一人の容疑者
秦野が警察に連れていかれる中、もう一人殺人を自供した女性がいました。
その女性・加奈子は、亡くなった男の妻で、秦野の家で3年位、家政婦をしています。
加奈子が犯人なら、なぜ秦野が自供したのか、篠田は不思議に思いました。
麗子は、秦野の為ではなく、別の理由で弁護を引き受けることに‥。
実は、秦野の新作を出版する白河出版の顧問弁護士は、84歳だったのです。
ミルトモ 編集部
津々井(浅野和之)との勝負に勝つ麗子(綾瀬はるか)
白河出版の顧問弁護士契約を勝ち取るために、津々井君彦(浅野和之)と争うことになった麗子。
津々井は担当を4人ほどつけると言い、大きい事務所と契約するメリットを主張します。
一方、麗子は、「秦野先生の大ファン」と言い、自分がいかに作品を愛しているかを力説するのでした。
ミルトモ 編集部
秦野廉(宮田早苗)が新作を出さなかった理由
クライアント・白河出版の利益を守るため、秦野の弁護をすることになった麗子。
秦野は、「私の小説が人を殺すなんて」と言って原稿を取り出しました。
秦野の新作は、夫の暴力に苦しんできた女性が、モナカに睡眠剤を入れ、自殺に見せかけて夫を手に掛ける話でした。
13年前、自分の作品を酷評されたショックで小説が書けなくなった秦野。
秦野は、発売前に新作の感想を聞くため、家政婦である加奈子に原稿を読んでもらったのです。
しかし、加奈子は、秦野から渡された原稿を読んでいません。
加奈子を取り調べていた刑事・橘たちは、加奈子が事件の詳細を話さないことが気になっています。
ミルトモ 編集部
娘を庇う母と、母を庇う娘
加奈子の娘・希は、「お母さんは殺していません」と言います。
実は、加奈子が夫に暴力を振るわれた時、希が包丁を持ち出したことがあったのです。
そんな中、加奈子は、原稿を読んだと供述を変え‥。
事務所にやって来た希は、「小説を読んで決心した」と麗子に言いました。
希の話を聞いた麗子は、「警察に行くのは明日にしなさい」と言います。
何故なら、麗子は、希が小説を読んでいないことに気づいたからです。
ミルトモ 編集部
再起をかけた犯行
麗子は、黒豚のしゃぶしゃぶを食べながら、誰が犯人かを考えていました。
麗子は「確認したいんですよ。疑いの余地がある事は」と言って、秦野にある事を確認し‥。
実は、秦野の新作『甘い殺人』は、加奈子の家をモデルに書いた小説でした。
リアリティを求めた秦野は、小説に書かれている方法で加奈子の夫に手を掛けたのです。
秦野が黒い手袋をして、爪に赤いマニキュアを塗っていたのも、自分の犯行を隠すためでした。
麗子はそんな秦野に、請求書962,500円を渡すのでした。
ミルトモ 編集部
喧嘩をする麗子(綾瀬はるか)と篠田(大泉洋)
麗子は、白河出版と顧問弁護士契約を結ぼうとしていました。
しかし、篠田のせいで破談してしまいます。
事務所に帰ってきた麗子と篠田は喧嘩を始めました。
麗子は腹が立ちすぎてお腹が空きましたが、篠田は麗子に食事を用意しませんでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『元彼の遺言状』第4話まとめ
第4話で起こった事件は、ミステリー作家・秦野が起こした殺人事件でした。
秦野は、自分の家の家政婦をモデルに小説を書き、その小説に書かれた方法で殺人を実行したのです。
13年前の酷評が、秦野を追い詰めてしまったようですが、篠田たちのようなファンの存在に気づいていたら、秦野は犯行を思いとどまったのではないかと思いました。
ところで、ドラマの最後にクローズアップされた小説『忘られぬ死』は、次回の伏線でしょうか?
第5話で、篠田の秘密がどれくらい暴かれるのかも気になります!