暮らしの法律事務所を引き継ぎ、弁護士の仕事を始めた剣持麗子（綾瀬はるか）。
しかし、依頼される案件は、大金を稼げない“どうでも案件”ばかり。
ある日、麗子は、武田信玄と名乗る人物から弁護を頼まれます。
武田信玄もとい黒丑益也（望月歩）は、殺された進藤不動産社長から立ち退きを迫られていました。
黒丑から話を聞いた麗子は、大金を稼げる案件を思いつき‥。
殺人事件の犯人は誰だったのでしょう。麗子が思いついた案件とは？
お金に貪欲な麗子と、タダ働きをする篠田敬太郎（大泉洋）の姿に注目です！
目次
ドラマ『元彼の遺言状』前回第2話のあらすじと振り返り
森川栄治（生田斗真）が残したメッセージ「しのだをたのんだ」。
そのメッセージを見た剣持麗子（綾瀬はるか）は、軽井沢の別荘に戻って来ました。
麗子は別荘に関係者を集め、犯人に名乗り出るよう言います。
栄治を殺す動機は、栄治の親族全員にあるように思えたのですが‥。
栄治の車に隠されていた金庫から、栄治の遺言書とDNA鑑定書を見つけた麗子は、急いで別荘に戻りました。
実は、堂上（野間口徹）の元妻・真佐美は、栄治の元カノの一人でした。
そして、堂上の息子・亮は、真佐美と栄治の間に出来た子供だったのです。
栄治の遺言書を見た堂上は、押し殺していた栄治への殺意を、実行に移すことにしたのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『元彼の遺言状』第3話あらすじと感想
武田信玄からの依頼を引き受ける剣持麗子（綾瀬はるか）
暮らしの法律事務所を引き継いだ剣持麗子（綾瀬はるか）の元には、一般市民の“どうでも案件”ばかりが舞い込んで来ます。
麗子はうんざりしながら、依頼を断ろうとするのですが‥。
麗子は、秋須坂商店街のボヤ騒ぎで集まった野次馬を通り抜けて、依頼者が居る進藤不動産に向かいました。
麗子は刑事・橘に挨拶し、依頼者・武田信玄に本当の名前を聞きます。
武田信玄もとい黒丑益也（望月歩）は、ホストクラブで働くホストでした。
黒丑は、立ち退きを求める社長・進藤と交渉するため進藤不動産にやって来て、進藤の遺体を見つけたのです。
一方、篠田敬太郎（大泉洋）は、傷害で捕まった依頼者・真美の犬・パトラッシュの散歩を、麗子から頼まれるのでした。
ミルトモ 編集部
剣持麗子（綾瀬はるか）が常國建設に提案したこと
森川紗英（関水渚）が、開業祝の黒毛和牛を持って暮らしの法律事務所にやって来ました。
篠田が作った黒毛和牛のすき焼きを食べながら、麗子たちは仕事の話を始めます。
紗英が株主になっている常國建設は、秋須坂商店街を潰して新しくショッピングモールを作ろうとしていました。
地主である進藤は、自分の土地をまとめて売りに出すため、黒丑たちに立ち退きを求めたのです。
麗子は、ある提案をするため、常國建設の担当者に会いに行き‥。
ミルトモ 編集部
庭を掘り起こす黒丑益也（望月歩）
黒丑は、暴力を振るう父親のせいで、母親と弟が家から出ていったと麗子に説明しました。
黒丑がホストをして今の家に住み続けるのは、家族ともう一度一緒に暮らすためだと言います。
しかし、隣人・尾形の話によると、黒丑の父親はヤクザで、母親は亡くなり、兄弟はいません。
黒丑は、父親と2人で暮していたのですが、最近父親の姿を見かけませんでした。
進藤不動産には、黒丑家の賃貸借契約書だけが見つからず、事件当日起こったボヤ騒ぎは、大型商業施設の建設に反対していた会長の店です。
篠田は、黒丑家の庭に咲いていたつつじの花の色が、一部だけ赤くなっている事が気になっています。
麗子と刑事・橘たちは、庭を掘り起こす黒丑を見つけ‥。
一方、ボヤ騒ぎが起こった時の写真を調べていた篠田と紗英は、複数の写真に同じ人物が写っている事を見つけるのでした。
ミルトモ 編集部
進藤の事件の真相
黒丑が立ち退きを嫌がったのは、父親から「何があっても家には住み続けろ」と言われたせいでした。
黒丑家と進藤の間には、はじめから賃貸借契約書が無かったのです。
灰皿にあった燃えカスは、黒丑が賄賂として渡したキャバクラの割引券でした。
つつじの色が変わったのも、土とは関係ありません。
ボヤ騒ぎの写真に写っていたのは尾形です。
進藤がボヤ騒ぎを起こし、それを目撃した尾形が、進藤と立ち退きを巡って争いになったのです。
さらに、尾形は、義父と妻も手に掛けていた事が分かります。
ミルトモ 編集部
津々井（浅野和之）に仕事を取られる麗子（綾瀬はるか）
麗子は、期待していた常國建設の案件を、津々井君彦（浅野和之）に取られてしまいました。
そんな麗子に篠田は、「結果に見合った1杯」と言って素うどんを出します。
事務所に置いてあった古本を、篠田は1階にあるオリエント文庫の店主にタダで譲りました。
奈良漬をドカ食いしたせいでアルコール検査に引っかかったと主張している真美は、麗子に正式に弁護を依頼します。
麗子は一般市民の“どうでも案件”を請け負うのを嫌がっていますが、真美に麗子の事を宣伝すると言われ‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『元彼の遺言状』第3話まとめ
暮らしの法律事務所に住み込み、掃除、洗濯、料理とあらゆる雑用をこなす篠田。
篠田は給料がもらえなくても、楽しそうに見えました。
栄治との関係も、今の麗子と似ていたのかもしれませんね。
麗子は、黒丑から依頼された仕事を完遂する事が出来ましたが、自分で提案した大型案件を逃してしまいました。
「お金にならない仕事はしない主義」と言っていた麗子は、次こそ大型案件を取ることが出来るのでしょうか？
第4話も楽しみです！