6年前に起こった十ケ浜強盗殺人事件の裁判員裁判が始まりました。
検察側が提出した証拠は、被告人・田中守（大泉洋）が犯人であることを示しています。
被告人の弁護士・剣持麗子（綾瀬はるか）は、田中が犯人だと決めつける証人たちに質問を投げかけますが‥。
証人たちの中で、嘘をついていたのは誰なのでしょう。
そして、その理由は‥。
第10話では、証言台に立つ証人たちと、初めて刑事裁判の弁護士をする麗子に注目です！
目次
ドラマ『元彼の遺言状』前回第9話のあらすじと振り返り
6年前に起こった十ケ浜強盗殺人事件で見つかった証拠は、篠田敬太郎もとい田中守（大泉洋）が犯人であることを示しています。
そんな中、剣持麗子（綾瀬はるか）と田中は、田中が無実である証拠と真犯人を探し始めました。
しかし、事件関係者である町民たちは、事件解決に協力しようとはしません。
麗子と田中は、リストランテ・プロメッサ（事件現場）のスタッフ・滝沢美月（成海璃子）、田中にストールをかけた年配の女性、診療所の医師・高瀬（東根作寿英）、高瀬の往診を手伝っていた亀田旅館の主人に話を聞くのですが‥。
【ネタバレあり】ドラマ『元彼の遺言状』第10話あらすじと感想
刑事裁判の弁護士になる剣持麗子（綾瀬はるか）
法廷には、6年前に起こった十ケ浜強盗殺人事件の関係者たちが集まっていました。
証言台に立った被告人・篠田敬太郎もとい田中守（大泉洋）は、「僕は殺してなんかいません」と言います。
検察側が用意した証拠一覧表には、田中が犯人であることを示す証拠がびっしりと書かれていました。
しかし、被告人の弁護士・剣持麗子（綾瀬はるか）が用意できた証拠はほとんどありません。
実は、麗子が刑事裁判の弁護士になったのは、今回が初めてだったのです。
その上、法廷における麗子の態度は、裁判員たちには心証が悪かったようで‥。
そんな麗子は、お金を持っていなかった田中が、どうやって連絡船がある港まで行ったのかが気になっています。
ミルトモ 編集部
検察側の証人たち
・リストランテ・プロメッサのオーナー・藤巻（遠山俊也）
証言：田中と小笠原が激しく言い合いをしていた
⇒口論の原因は、小笠原がタラバガニにマヨネーズをつけて食べた事だと分かる
・プロメッサにお酒を届けた酒店店主・瀬戸（金井勇太）
証言：田中が小笠原にお金を借りていた
⇒借りたお金はタクシー代830円だと分かる
田中と小笠原が言い争っていたのは、田中が小笠原に大金を借りていたからだと証言する証人たち。
それに対し、麗子は「被告人はお金のことで言い争いをするような人間ではありません」と言いました。
ミルトモ 編集部
滝沢（成海璃子）の証人尋問
滝沢（成海璃子）の証人尋問が始まりました。証言台に立った滝沢は、嘘をつかないことを誓います。
・プロメッサのホールスタッフとして受付業務をしていた滝沢
証言：田中がワインを飲んでいるのを遠目で見たが、田中が店の外に出たのは見ていない
22時を過ぎてから、帰る人達にお土産を渡し、ずっと受付にいた
田中に借りていたタクシー代を返そうとしたが、田中は受け取らなかった
滝沢は、店の外に出ていない
しかし、麗子からの執拗な質問によって、滝沢は証言を変えることになるのです。
証言：滝沢は店の外に出て、外のベンチで寝ていた田中にストールを掛けた
ミルトモ 編集部
6年前の十ケ浜強盗殺人事件を推理する剣持麗子（綾瀬はるか）
麗子と田中は、十ケ浜強盗殺人事件の関係者と刑事・橘（勝村政信）たちをリストランテ・プロメッサに集めました。
そして、高瀬（東根作寿英）の死と、6年前の十ケ浜強盗殺人事件にどんな関係があるかを推理します。
麗子の推理には証拠はありませんが‥。
十ケ浜町で唯一の医師である高瀬は、町の皆にとって大事な存在でした。
町民たちは、田中を犠牲にすることで、高瀬を守ろうとしたのです。
ミルトモ 編集部
町民たちは、自分たちが大きな罪を犯している事に気づいているのでしょうか？6年間、透明人間であり続けた田中（篠田）の事を思うと、町民たちの虚偽告訴罪は重い気がします。
無罪を言い渡される篠田敬太郎もとい田中守（大泉洋）
田中（篠田）に無罪が言い渡されました。
傍聴席には、栄治（生田斗真）にそっくりな人が座っています。
麗子は、栄治からの遺言「しのだをたのんだ」と書かれたメモを、栄治の兄・富治（生田斗真）に渡そうとするのですが‥。
麗子は、自由の身になった田中（篠田）に「これからどうするの？」と聞きました。
津々井君彦（浅野和之）は麗子との約束を取り止め、紗英（関水渚）と一緒にお寿司を食べに行きます。
麗子と田中（篠田）は、今後の事を話しながら並木道を歩いていました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『元彼の遺言状』第10話まとめ
第10話で、6年前の十ケ浜強盗殺人事件の真相が明らかになりました。
もし、田中（篠田）が今でも逃げ続けていたら、事件の関係者たちは何事もなかったように生活していたはずです。
そして、田中（篠田）は、事件の容疑者として追われ続けていたと思います。
栄治と麗子に出会ったおかげで、田中（篠田）は自分の人生を取り戻すことが出来ました。
1円にもならない仕事を請け負った麗子は、栄治が言っていた通り優しい人だと思います。
そんな麗子は、今度こそ大口案件を獲得する事が出来るのでしょうか？
第11話では、自由の身になった篠田が目指すものと、麗子が引き受ける案件に注目したいです！