韓国ドラマ『昼に昇る月』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想！前世からの呪いに愛は勝てるのか！？1500年に及ぶ壮大なラブストーリー！

U-NEXTで配信中の韓国ドラマ『昼に昇る月』のご紹介です！
人気ウェブトゥーンが原作の作品で前世と現世を行ったり来たりします。
人気急上昇中のキム・ヨンデ主演、ヒロインにはピョ・イェジンが起用されています。
現代版キム・ヨンデと時代劇版キム・ヨンデ、両方拝めるのでお得ですよ！
少しずつ評価が上がった作品なので、1話で諦めず全話観てほしいです。
それでは早速、韓国ドラマ『昼に昇る月』をネタバレありでレビューしていきます！

韓国ドラマ『昼に昇る月』の主演・注目キャスト

【キム・ヨンデ】(役:【ハン・ジュノ】)

・人気絶頂の俳優
・お調子者で我儘、気分で仕事をしたりしなかったり
・事務所の社長である兄のミノに頼りきっている

【ピョ・イェジン】(役:【カン・ヨンファ】)

・奇跡の消防士
・前向きで明るく、夢は南極基地の派遣隊員になること
・悪夢を見てうなされるが、起きると何も覚えていない

【オン・ジュワン】(役:【ハン・ミノ】)

・ジュノが所属する事務所の社長
・誰よりもジュノを愛し大切に思っている
・ジュノのためなら手段を選ばない冷徹な部分も

【ネタバレあり】韓国ドラマ『昼に昇る月』あらすじ・感想

消防士と芸能人

カン・ヨンファ（ピョ・イェジン）は出動した現場で死者を出さないことから奇跡の消防士と呼ばれていました。
そんなヨンファが再び活躍しニュースに取り上げられたことで人気俳優ハン・ジュノ（キム・ヨンデ）と取材されることになります。
ジュノは我儘で自由奔放、好き放題やっていてスタッフを困らせている人です。
その現場でジュノは連絡が取れない恋人のイスル（チョン・シネ）に電話するため車に乗っていたのですが、気を失ってしまい車のまま海に入ってしまいます。
そんなジュノを助けたのがヨンファでした。

一度は死亡宣告をされ霊安室に安置されていたジュノでしたが、そのジュノの身体に何かが入り生き返り、迷いなくヨンファの元に向かいます。
ヨンファが目覚めると傍にはジュノがいて、なぜか抱きしめられ「会いたかった」と言われますが、ジュノの手にはナイフが･･･。
ヨンファを刺そうとしたジュノでしたが、護身符の強い力に阻まれ刺すことはできませんでした。

ジュノの記憶を共有していることでさほど違和感なく受け入れられたドハ。
ある日、撮影現場でヨンファと共に拉致されましたが、警察が駆け付けるとそこには小さな傷だけのヨンファと倒れている犯人達がいました。
実はヨンファが気を失っている時にジュノがやっつけたのですが･･･。
しかし、この事件がきっかけで過剰防衛で被疑者となったヨンファは懲戒委員会にかけられ停職3か月になりました。
そしてジュノが停職中の間、ボディーガードとして雇ってヨンファをそばに置くようになります。

1500年前の出来事

1500年前、新羅の将軍だったドハ（キム・ヨンデ）は王の命令で伽耶の討伐に向かいました。
激しい戦いで多くの人々が命を落としていく中、ドハは早くこの戦いを終わらせなければと思っていました。
そして伽耶の大将軍を討ち取り、家族も皆殺しにすることで終わらせたのです。
家族全員を殺したと思っていたドハでしたが、娘が1人生き残っていました。
それがハンリタ（ピョ・イェジン）です。
ハンリタに寝込みを襲われたドハでしたが、討たれるはずもなくハンリタはドハに仕えることになりました。

傍でドハを見ながら生活していく中で、ハンリタは思っていた人と違うことに戸惑います。
ドハは父親の命令で戦をしていて、本当は戦などしたくなかったのです。
まるでハンリタに殺してほしいかのような言動を繰り返すドハに、ハンリタは生きるように言いました。
少しずつ、少しずつ2人は心を通わせ愛し合うようになっていき、養子として迎えられていたドハは父に逆らうことができず、地獄のような日々を送っていたため、ハンリタはその地獄からドハを救いたいと思うようになります。

その後、ドハの父に伽耶の生き残りであることがばれてハンリタは追われることになります。
ドハはハンリタを逃がそうとしましたが、捕まってしまいました。
そしてドハは父から殺すか妻にするかという選択を迫られ、ハンリタを妻として迎えます。
妻となったハンリタはドハに対する養父の行いに腹を立てて、ドハを地獄から救おうとして養父を殺してしまい再び追われることとなります。
一緒に逃げてくれたドハでしたが、そんなドハにハンリタは「愛してる」と言ってから斬りつけドハを殺して自分も崖から身を投げました。
ハンリタは2人の間違った愛を終わらせようとしたのです。

呪いとは

見た目はジュノなのに中身がドハなので不可思議な言動を繰り返すため、傍にいるヨンファはなにがなんだかわからないといった様子でした。
そんなジュノ、実は心臓腫瘍で余命宣告されている身なのです。
それを知っているヨンファは死にかけるほどの大きな事故にあい、そのトラウマや病気のせいでおかしいのだと思っていました。

ヨンファを傍に置き、命を狙っているように見えたドハでしたが、ヨンファはハンリタに顔はもちろん言動も似ていていざとなるとためらうかもしれないと思い始めます。
命を狙われているとも知らずにジュノの傍でいつもジュノを気にかけ心配しているヨンファ。
そしてジュノの中に、夢に出てくる旦那様（ドハ）が入っていることを知りました。
最初は受け入れられなかったヨンファでしたが、何度も夢でドハとハンリタの悲しい恋を見てきたので自然にそれを受け入れるようになりました。

危険な目に何度もあったもののジュノのことを好きになっている自分に気がついたヨンファ。
そのヨンファの前にソク代表（チョン・ウンイン）が現れておかしなことを言います。
「全ての呪いの始まりはお前だハンリタ。ドハを殺せ」と。
ヨンファはまた前世の夢を見ました。
それはハンリタがドハを斬りつけて殺してしまう夢でした。

二人の運命は

ヨンファは1500年で19回転生していますが、どの人生も30歳を前にして人生を終えています。
現世のヨンファはもうすぐ30回目の誕生日です。
誕生日が近づくにつれジュノは以前より増してヨンファを気に掛けるようになります。
実はハンリタに殺されたドハの父もこの世に残っていて、ハンリタが転生する度に30歳になる前に死ぬように仕向けていたのです。

ジュノが守っていることでヨンファは無事でしたが、周囲の人が怪我をしたり事故にあったりすることでヨンファはジュノから離れようとします。
自分が死ぬことで全てを終わらせようとしましたが、ジュノに引き留められ一緒に生きようと言われ、思い直しました。
しかしドハの父から狙われているためヨンファが危険なことには変わりありません。

ドハの父はハンリタが死んだ30歳までしか存在できないため、ヨンファが30歳になるまでに殺して転生させる必要があります。
ドハが1500年もの間、地縛霊として一緒にいたのはヨンファを守るためだったのです。
ヨンファが30歳を迎えドハの父は消滅し、ドハがこの世に存在する理由がなくなりジュノの中にいたドハもまた消滅しました。

冒頭のように一旦死んだジュノが生き返りましたが、それはドハではなくジュノでした。
その後、1年が経ちドハが消滅したことを受け入れ悲しみを抱えながらも元気に暮らしているヨンファ。
元気になったジュノからドハの手紙を受け取りました。
エンディングは恐らくですがドハとハンリタが再び転生し出会ったシーンでしたね。
昼なのに青い空に浮かぶ月がとても綺麗なシーンで印象的ですのでお見逃しなく。

韓国ドラマ『昼に昇る月』キャスト・あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ここまで韓国ドラマ『昼に昇る月』をご紹介しましたがいかがでしたか？

1500年前のドハとハンリタの恋も悲しくて、現世のドハとヨンファもサッドエンドでしたが、心が温かくなるようなストーリーでした。

前世と現世を、行ったり来たりするので少々複雑ではありますが、よく見ていると前世の話は同じシーンが繰り返されて少しずつ真実に近付いている感じでしたね。

全14話と少ない話数ではありますが、じっくり観てほしい作品です。

泣く準備をしてぜひご覧ください！