コボルトたちの未来を救うための戦い。
そのおわりは雷鳴とともに唐突にやってきました。
第12話「戦いのあとは」では、
その後の様子が描かれています。
心がギュッと詰まる光景がひろがる中、
この戦いを決めた公爵令嬢ネマがみんなに語った言葉とは?
悲しみを超えて未来に向けて歩みだす者たちの
勇ましく尊き姿にグッときます。
最終話には、明日をたくましく生きるためのヒントが
たくさん詰まっています!
目次
アニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』前回第11話のあらすじと振り返り
この町は闇深い。
本当は町を正しく導かねばならないはずの
統括本部隊長(タヌキ顔)が、悪事に手を染めてるっぽい!
救援物資の横取り、資金の着服、冒険者への賄賂など…
“冒険者と騎士団の癒着”もありそうです。
確実なお金の動き(物的証拠)を掴むため、
王太子・ヴィル(CV.大河元気)は、潜入調査を命じました。
森では…魔物コボルトの命を、
討伐軍から1匹でも多く守るための戦いがはじまりました。
赤のフラーダの刃に命を落としていくコボルトたち。
「目をそらすなよ…これがお前の選んだ道だ。」
ヴィルが、この戦いを決断したネマ(CV.加隈亜衣)に言います。
討伐軍側にいたネマの兄・ラルフ(CV.梅原修一朗)が、
こう着状態になったのを見て撤退を提案!
その隙に、ネマたちは討伐軍の真ん中を“ある方法”で突破しました。
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邪悪で愚かな人間はいまだ野放し中!
第12話(最終話)では、そいつらの尻尾を掴もうと、
もふ好き令嬢たちが奮闘します。
【ネタバレあり】アニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』第12話(最終話)あらすじと感想
つくりものじゃない命と命のやりとりのその後…
討伐隊からの攻撃を最小限にして、
安全な場所にコボルトたちを移送するための戦いでした。
これが私の選択の結果だ…
公爵令嬢ネマ(CV.加隈亜衣)は、コボルト名の亡骸を前に拳をギュッと握りしめます。
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討伐軍が撤退を決定したとの知らせあり。
それを受け、王太子ヴィル(CV.大河元気)はコボルトたちに耳を守るよう指示。
森鬼(CV.前野智昭)が特大の雷を落とします。
討伐隊が、雷に打たれて気絶している間に…
生き残ったコボルトとネマたちは、大胆にも討伐軍の真ん中を突破!
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選んだのは王の道…そして、それは茨の道!
武の氏長(CV.平林 剛)も戦いの犠牲となりました。
「お主のやるべきことだけやればいい。」
生前、武の氏長はネマにこう言ってくれました。
この被害はネマが招いたもの、だからネマが後悔してはいけません。
涙が溢れそうになるも、グッと堪えます。
もう動くことはない氏長の前で涙を流し、俺のせいだと悔やむ氏へ…
「悼むなとは言わないわ…ただ自分を哀れむのはやめなさい。」
死んでいった者に失礼だから泣くのはやめるようにと、ネマが告げます。
「彼らがのぞんだのは群れの未来…笑顔であるようにと。命をかけて守ってくれた彼らに恥じないよう、強く生きなさい。」
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魔物たちの主となったあの瞬間から…
ネマは“守り導く者”となりました。
自らが選んだのは“王の道”。
そして、魔物を民に選んだのだから…それは茨の道。
民の命を絶対に無駄にはしないと、改めて誓います。
未来の最強けも耳メイドさんゲット!?
「ネマ様、どうか我らを安寧へと導いてください。」
命をかけてくれた者が与えてくれたこの先を意義あるものにしたい…
星読みの巫女・シシリー(CV.明坂聡美)も、ネマに忠誠を誓います。
癒しの氏・ハンレイ(CV.伊藤栄次)も「異論なし!」と声をあげます。
力の氏長(CV.黒田浩一)も、賢の氏長(CV.新田京助)も…
群れの首長たちみなが、ネマを信じてついていくと決めます。
「はい!」ネマがみんなの気持ちに応えます。
ゆくゆくは、人間の作法等を覚えて
ネマと共に歩むことをのぞんでいるシシリーの妹(CV.美波わかな)。
シシリーはそんな妹に名付けをお願いしたいとネマに申し出ます。
ネマはこの青狼族の獣人美少女にスピカと名付けました。
辛い冬の終わりを告げる春の星の名を!
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内心歓喜するネマ。
心ザワツク慰労会…
町に戻ったネマは、冒険者と騎士団の癒着を調べていた
隠密調査員・デュト(CV.浜田洋平)から報告を受けます。
有能な彼は、納品書があるのに現物がないという、
騎士団の架空請求証拠(物的証拠)資料を持参。
タヌキ顔の統括本部長(CV.吉田和生)の他にも協力者が釣れそうです。
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その夜は、慰労会が開かれました。
挨拶に来たタヌキ顔の統括本部長に対し、
こちらの思惑がバレないようにヴィルが猫かぶり挨拶をします。
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森鬼が監視役として張り付くことに。
「礼には及びません…」ユーガ(CV.岩崎諒太)が恐縮します。
コボルトたちを切ったユーガの剣を前に、なんとも言えない気持ちに陥るネマ。
その心を察したラース(CV.武虎)がネマを優しく舐めます。
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優しいクマさんのお耳にもふに成功!!
「拝謁できたこと、光栄に思う。」
風の聖獣であるラースへ、
赤のフラーダのメンバーで熊の獣人・ラック(CV.木内太郎)が丁寧に挨拶します。
ラックのクマ耳を間近で見たネマの“もふり心”が疼きます。
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ラックは、聖獣と友と呼ぶネマにびっくりします。
ネマは、ラックと一緒にごちそうを食べに向かいます。
ごちそうゾーンへ向かう途中、歩くのが遅いネマを見兼ねて…
ラックがひょいっとネマを肩に乗せます(ネマ大喜び!)。
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ラックに許可を得て、ネマは触り心地堪らんお耳にもふに成功!!
ネマは、ベルガー(CV.小泉萌香)と再会。
皿洗いのアルバイト中だった彼は、強くなって自慢しに行くとネマと改めて約束します。「私たち友達ね!」
ほほ笑むネマを見て、ベルガ―の頬が赤くなります。
もふ好き公爵令嬢の願い。
嬉しいことがもうひとつ…
ネマの姉・カーナ(CV.岩田陽葵)が合流したんです!
ごちそうを食べながら、これまでのことをカーナに話しました。
「本当に魔物と契約を…ネマは創造の神に愛されているのね!」と姉。
とても大事な経験をしたネマ。
身分が高いということは責任も重いということを学びました…
そして、まだまだ学ばなければならないと感じました。
「困ったときは俺たちを頼れ!」
自分の未熟さに悲しくなったネマに、ラックが声をかけてくれます。
ネマは思います…
きっとこの強くて優しいラックは、武の氏長と気が合ったはずと。
魔物と人間…この先、
分かり合える者たちがもっとたくさんうまれることを願っています。
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真夜中の空飛ぶ散歩で…誓う!
「すこしばかり、お主に世界を見せよう!」
真夜中、ソル(CV.乃村健次)がネマを夜空の散歩へ連れ出します。
美しいものに溢れたこの世界。
それに気づかない人間は愚かだと、ソル。
ネマは強く強く思います…
この愛しき世界に生きる誰しもが、
この輝きのひとつになるような世界にいつかきっとしてみせると!
「私、この世界にいるみんなのことが大好き!だから名に誓うわ…計画を成功させることを!!」
アニメ『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』まとめ
harmoe「ふわふわpartyつられてhappy」が流れだすと…
ネマたちのいまを綴ったお手紙が、
ネマが大好きな人やもふ動物たちの元へ!
おしまいの文字がでると、最強に癒される仕様!
見ごたえ抜群なエンディングのおかげで、
ラストはすごくハッピーな気持ちになりました。
冒険はまだまだこれから…続編を待ちましょう!