霊幻が運転する車で泥舟山へと辿り着いた一行ですが、道を間違えてしまい、迷子になってしまいました。もう歩けないと散々な目に遭う暗田は苦言を唱え始めますが、元々は彼女の願いを叶えたいがために来ました。
何とかして山の頂上までたどり着いたのですが、呪文が書かれた本は車の中。どうせできないと思う暗田をよそに、村田がポケットから石と紙を取り出します。
UFOを呼ぶための儀式を始める脳感電波部ですが、村田の言動を聞いて霊幻は何かに気づきます。
目次
アニメ『モブサイコ100Ⅲ』第7話のあらすじと振り返り
テレパシストを探し、宇宙との交信を叶えようと、脳感電波部で頑張って来た暗田トメですが、そんな彼女は卒業を控えていました。テレパシストを探したいと思っても部員はやる気なし。そこで暗田は脳感電波部の解散を告げました。
トメの想いを汲み取りたいと思った犬川たちは、モブに相談を持ち掛け、テレパシストを探すことに。白鳥兄弟の力を借りてノイズを発し、テレパシストを呼び寄せてみると、元脳感電波部員の村田がやってきました。
幼いころからテレパシーを使える村田は、理解者を求めて電波部へと入部したが、入ってみればただのオカルト研究会。嫌気がさして部を飛び出た村田でしたが、モブと出会い、自身の持つ能力との向き合い方を考え直します。
12月31日に、モブは霊幻に頼み、UFOを呼ぶため泥舟山へ行く車を出してもらいます。部員たちがしつこく暗田を誘うも断られますた、当日には待ち合わせ場所に。村田が1時間遅れるというハプニングも起こりましたが、一行は無事泥舟山へと出発するのでした。
【ネタバレあり】アニメ『モブサイコ100Ⅲ』第8話あらすじと感想
迷子に遭難と踏んだり蹴ったり。苦言を吐く暗田にモブが手を差し伸べる
泥舟山に到着するも、ハイキングコースの入り口を見失ってしまい、モブたちは山の中で迷子になってしまいました。目印をつけて道を探してみるも、今度は目印を見失い、車の置き場が分からなくなってしまった末に遭難してしまいます。こんなことになるなら来るんじゃなかったと苛立つ暗田の言動は、彼女のためにUFOにまつわる情報を集め、テレパシストを探し出した犬川達を苛立たせます。元を辿れば自分のせいか、なにもできないで終わるのが嫌だったから来るかどうかも悩んだトメは、自分の気持ちなんてわからないといって膝を抱えてしまいます。
すっかり拗ねてしまったトメですが、「一緒に歩きましょう」とモブに手を差し伸べられると、彼女は強気に戻り、再び歩き出しました。
KAMUI
UFOを呼ぶことなんてできないかもしれないけれど…
大晦日の17時ごろにUFOは現れると資料にあり、モブたちは何とかして泥舟山のてっぺんに到着。しかし、犬川が儀式のための本を車の中に忘れてきたため、UFO召還などできないと諦めモードになります。しかし、出来るだけのことはやろうと遅くまでUFOを呼ぶ方法を調べていた竹中は、石ころを8の字にかき集め、償還の儀式を始めます。1時間も遅れてきたのは寝付けなかったと説明した竹中は恥ずかしくてこんなこと言えませんでしたが、ここまで本気になったのは犬川や雉子林、猿田の3人が本気だったから。脳感電波部の思い出を残念なもので終わらさないためにもやろうと考えた竹中の想いが響き、トメ達も儀式を始めます。
KAMUI
儀式の最中、竹中を見た霊幻が、彼がまだなにか隠し事をしていることに気づきます。実は、脳感電波部の部室にあったUFOに関する本の作者は、2年前に詐欺で捕まっていたということを、竹中は知ってしまったのです。UFO召還の儀式やUFOが出たという情報はなんの根拠もないデマ。しかし、それを朝伝えてしまえば中止になってしまい、彼らの気持ちを無碍にしてしまうと思った竹中は、これを黙っていたのです。
力を合わせて情報を集め、ベストを尽くすことこそ意味があり、これが貴重な財産になるだろうと霊幻はまとめ、トメや雉子林たちもこれで納得しようとします。が、UFOの目撃情報はデマではなかったと、竹中の口から聞いたモブは、まだできることをやってみようとします。
全員で手を繋いで円を描き、その真ん中でモブが超能力で宙高くテレパシーを送ります。結局モブが力を使いすぎて倒れてしまったためにこれも中止。しかし、超能力者やテレパシストがいたのだから、いつかUFOを見つけ、宇宙人と交流することだってできると、暗田は前向きな気持ちで空を指さしました。
未知との遭遇で年を越す
そして次の瞬間、あたりは大きな光に包まれ、上空には大きなUFOが現れました。
KAMUI
細い手足、発達した頭部とつるつるの肌、透き通った大きな瞳という本に書かれていた通りの宇宙人が目の前に現れたことで、暗田は目を輝かせながらも動揺します。そして、彼らから握手を求められ、彼女がこれに応えます。友好関係が築かれたため、暗田たちはUFOの中に招待されることとなりました。
KAMUI
宇宙船の中の宇宙人たちはお菓子を食べて喋っているという部室と変わらない状況に唖然。そして彼らは竹中のテレパシーによる通訳により、宇宙人とゲームをしたりなどして楽しい時間を過ごすのでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、気づけば朝。宇宙人と暗田たちは互いの持ち物をプレゼントとして交換し、地上へと戻っていくのでした。
KAMUI
UFOから山の頂上に降りると、暗田たちは初日の出を拝むことに。今日の出来事を忘れないと思い出に浸っていると、彼女は部員の1人、犬川だけがUFOの中に取り残されたことに気づくのでした。
KAMUI
未知との遭遇で年を越す
UFOに取り残された犬川は、地球に戻りたいと願うも言葉が通じないために、宇宙人と共に行動することとなってしまいました。彼らの星に招待されると、犬川は手厚い歓迎を受けるのですが、何があったのか記憶はありません。しかし、彼らの天敵となる生物となるモンスターをあっさり成敗。武器を持つ概念のない彼らを助けるのでした。
子犬くらいのサイズのモンスターを退治したことで、犬川は英雄扱い。地球を離れてどのくらいの年月が経ったかわからないが、「みんなー話があるんだ」といい、故郷へ帰りたいという気持ちを伝えることに成功。そして、犬川が地球へと戻ると、すべての記憶は合間に担ってしまうのでした。
KAMUI
アニメ『モブサイコ100Ⅲ』まとめ
年末年始の思い出が宇宙人と遭遇してUFOの中を案内してもらって楽しく過ごしたって、とんでもない思い出になりましたね。失敗を恐れ、これ以上思い出が最悪なものになることを恐れた暗田トメでしたが、本当に良かったと思います。
彼女の目は宇宙人のようなキラキラしたものではありませんが、希望に満ちた素敵なモノでした。
そして次週はついに『モブサイコ100』の最終章と言える物語がスタートします。ここから一気にラストまで駆け抜けると思うと、迫力あるアニメーションに期待が高まります。