アニメ『モブサイコ100Ⅲ』第11話あらすじ/ネタバレ感想!鈴木親子、肉体改造部、そして律がモブの前に立ちはだかるが…

©ONE・小学館/「モブサイコ100 Ⅲ」製作委員会

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 暴走したモブを止めるため、元「爪」のボス・鈴木統一郎が調味味に降り立つと、父に助力する形で息子のショウも登場。2人で力を合わせてモブに挑みます。

そして、モブを心配する肉体改造部の面々も登場。さらに、暴走したモブの力を最も知る律も、彼の元へと急ぎます。

果たして、暴走したモブを止める者はいるのでしょうか。

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アニメ『モブサイコ100Ⅲ』第10話のあらすじと振り返り

交通事故により意識を失ったモブですが、彼の力が暴走を始めると、建物を破壊しながら真っ直ぐに突き進んでいきます。

調味市では地震や電波障害などの天変地異が怒り、避難勧告が出される事態にまで発展し、市民の中には不安が沸き上がります。

この天変地異がモブの力によるものだと真っ先に察知した花沢輝気は彼を止めるべく立ちはだかるのですが、圧倒的な力の差で吹き飛ばされてしまいます。

まだ人が避難していないマンションを壊そうとするモブに対し、自身をライバルだと豪語する花沢は持てる力を使って人々を助けますが、やがて力尽きてしまいます。

そんな最中、モブは意識を取り戻しますが、暴走する力を抑えることは出来ず、目の前で倒れる花沢の姿を見て、心の奥底でやるせない気持ちになってしまいます。

モブの暴走を止めるまで、政府も囚人を使って動き出します。複数人がこの任務に向かいますが、彼の力の恐ろしさを知る鈴木統一郎が、単身ヘリから飛び降り、モブの元へと向かっていくのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『モブサイコ100Ⅲ』第11話あらすじと感想

モブに立ちはだかる鈴木親子。その結末は…!?

自分達が務めるコンビニを守るため、誇山、桜威は持てる力を使って奮闘しますが、暴走したモブの前では無力。結局コンビニは壊されてしまいました。

2人が肩を落としていると、元上司である「爪」のボス・鈴木統一郎が現れ、彼を止めると断言。さらには息子のショウも加勢し、2人がかかりでモブに挑みます。

暴走を止めるため、少し痛めつける必要があると考え、攻撃を繰り出す統一郎ですが、モブにダメージを与えるどころか、圧倒的な力を目の当たりにしたことで、彼が本当に影山茂夫なのかと疑いたくなります。ショウも加勢して戦いますが、2人がかりでも歯が立たないと思い知らされると、統一郎はモブのエネルギーをすべて吸い取ろうと考えます。しかし、

心の中でモブが葛藤している隙に実行しようと思う統一郎ですが、ショウはこれに加勢しません。ショウの後ろにふと妻の姿を見た統一郎は、戦いを辞めて撤退。超能力の恐ろしさを改めて知った2人は、これからは力を使わず、普通に生きて行こうと思うのでした。

KAMUI

統一郎は超能力を使うことで、妻やショウを遠ざけてしまいました。このままモブと闘い、万が一死ぬことがあれば、また2人を悲しませてしまうと考えたのでしょう。この撤退は正しい判断です。

律が超能力を持ちたいと思ったのはこの日のため?

強力な超能力を持つ鈴木統一郎でも止められることが出来ないとなれば、もうモブを止められるものなどいません。天変地異がモブの力のせいだと分かった律は、倒れている花沢を見つけ出して救出し、改めてモブが壊してしまった街を見渡します。これはやりすぎだと考える律がモブの元へと向かうと、肉体改造部の面々が彼を止めようとしていました。超能力を持たない彼らでは当然歯が立たないどころか、部員の1人・佐川はモブに吹き飛ばされ、命を落としかねない状況にありました。律が超能力でこれを助けて一命をとりとめると、彼は兄と対峙。

幼い頃、暴走したモブの力に巻き込まれて大きなけがをしてしまった律は、ずっと彼の力を恐れていました。しかし、この出来事がモブ自身のトラウマとなり、彼自身を塞ぎこませていた原因だとわかると、律は考え直します。怖いと思っていた今の兄も兄。影山茂夫の一部なのだと思えば怖くない、だからこそ律は「一人で抱え込まないで」と言います。

暴走をする茂夫も、心の中で暴走を止めたいと思う茂夫も、根っこでは繋がっている。それが分かっているからこそ、律は全力で兄とぶつかろうと考えます。自分が超能力を欲したのも、これが目的なんだと理解した律は、モブの手の中の花束を奪って散らします。

しかし、モブは超能力を使って花を蘇生。大きな竜巻を起こして律を吹き飛ばしてしまうのでした。

KAMUI

ONE先生お約束の圧倒的な力であっさり!という形ではあるのですが、見ていてなんとも心苦しい光景…。心の中のモブはヤメロといってもやめない…嗚呼、闇が深まっていくような…。

茂夫とモブ、どちらが偽物なのか

なんども暴走する自分を止めようとするモブは、ついに自分の中にある力の本体を見つけ出します

「キミは何?」「どうしてこんなことをするの?」と問いかければ、「キミこそ誰?」と語り掛けられます。影山茂夫だと答えれば、力は自分こそが茂夫で、キミはモブだと答えます。

モブは偽物。自分はこれから好きに生きると言い出します。人に迷惑をかけてまで自分のやりたいことを突き通そうとすることは間違っているから消えてほしいというも、力は自分の中にある「ツボミちゃんの元へ行く」という強い意思に動かされているだけだと言われます。そして、モブが消えてしまえばもう自分は我慢しなくていいと考える力は、モブにこそ消えてほしいと言い出します。力の言葉を聞いているうちに、モブの皮膚の一部がひらりと剥がれ、影山茂夫と名乗る力の皮膚に張り付いていくのでした。

大きな竜巻はツボミの元へと向かってくるが、モブを待つために彼女は変わらず公園で彼の到着を待ちます。そして、モブを止めるべく芹沢と霊幻新隆も動き出すのでした。

アニメ『モブサイコ100Ⅲ』まとめ

うわー、いよいよクライマックスという状況!

律の言う通り、暴走する力というのはもう一人のモブなんですよね。律はどちらも兄さんだから怖いと思っていた存在であっても全力でぶつかると思うようになったわけですが、当の本人はまだ気づいていないようです。

力を持つ自分を追い出したい。ですがそれはもう一人の自分もそう思っていたようです。皮膚が一枚一枚力の方に飛んで行って形成されていく…このままだとモブは消えてしまい、暴走を止められる存在もいなくなってしまいます。

モブがトラウマの自分に飲み込まれるのかどうか、この先の鍵となるのは師匠・霊幻新隆と言えるでしょう。

次回で最終回!あと1話で本当にこの物語が締めくくられるのか不安ですが、最後まで見届けたいと思います。

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