圭介(征木玲弥)から絡まれることもなく、優梨子(大谷凛香)からの連絡も途絶え、つかの間の平穏な日々を送っていたマチコ(入来茉里)と亮平(白石隼也)。
ある朝、亮平はリビングで見知らぬ男物の懐中時計を発見します。マチコの浮気を疑った亮平は、圭介に相談します。
圭介は冗談でその相手は自分だと言い始め、亮平は疑念を膨らませていきます。
一方、その頃優梨子は家に引きこもって編み物ばかりしていました。
ドラマ『蜜と毒』 前回振り返り
圭介(征木玲弥)とマチコ(入来茉里)の関係を全く知らない亮平(白石隼也)は、夫婦旅行の話をしてしまい、それは優梨子(大谷凛香)に伝わることに。
激高した優梨子は、父親(神尾佑)を利用して、旅行当日に会食をセッティングしてしまいます。動揺するマチコに、信じて待っていて欲しいという亮平でしたが、優梨子は再び亮平を騙して監禁。
亮平を責める優梨子に、「指一本触れない」と宣言します。しかし、運命のいたずらか、優梨子の身体に変化が訪れて・・・。
【ネタバレあり】ドラマ『蜜と毒』第8話あらすじと感想
懐中時計
「君にはもう指一本触れない」
泣いて詰め寄る優梨子(大谷凛香)に、そう宣言した亮平(白石隼也)は、もうマチコ(入来茉里)を悲しませることはしないと誓います。
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ある朝、亮平はリビングの小上がりに、見知らぬ懐中時計が置かれているのを見つけます。
それが男物だったので、亮平は自分が仕事で忙しい間に、マチコが誰かを家に入れているのではないかと疑い始めます。
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相談を受けた圭介は「マチコさんは社内で人気がある」などと散々亮平を煽った後、マチコの不倫相手は自分だと言い始めます。
焦りを見せた亮平に、圭介は「冗談ですよ」と笑いますが、亮平はますます不安になっていきます。
圭介とマチコはかなり親しい仲に見えます。でも、今までマチコから圭介の話を聞いたことがありません。そういえば、圭介を家に連れて行った時もマチコの様子が変だったと気づいた亮平。
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圭介はマチコに、亮平が浮気を疑っていることを話し、「僕とのことを話したら絶対に離婚される」と揺さぶります。
かといって、隠したまま一緒に暮らしていくのも難しい・・・。
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「さぁ、たっぷり苦しんでください」
マチコを翻弄して楽しむ圭介。
しかし、ある日女性社員からおにぎりを貰った時、子供の頃に母親がおにぎりを作ってくれたことを思い出します。
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奥の手
一方、優梨子は家に引きこもり編み物ばかりしていました。
しばらく連絡が取れないので、父親の小鳥遊社長(神尾佑)が、優梨子のマンションに押しかけてきます。
なんでも、婚約者の桜小路が優梨子の対応に心を痛め、体調を崩してしまったというのです。
桜小路の体調のことなど、微塵も興味がない優梨子。
「私は子育てに失敗したようだ」と呆れる小鳥遊に、優梨子は「パパに育ててもらったことはない」と反論します。
父親は忙しく、母親も早く亡くなってしまい、優梨子は孤独を抱えて育ちました。
「心なんて育つわけないじゃない」
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ある日、亮平が夜遅くに帰宅すると、家の前に圭介が待ち伏せしていました。
圭介はマチコが不倫しているから帰りづらかったのだろうと推測します。
「しかも、その相手が信頼して相談していた僕かもしれない」
ヘラヘラと煽って来る圭介に、亮平は「二度と顔を出すな」と突き放しました。
家の中では、恐らくマチコが自分とのことを告白しようと亮平を待っているはずです。
「そうはさせません」
圭介は亮平に“奥の手”である動画を見せ、不倫の証拠を突きつけます。ショックを受ける亮平。
「お前は一体何がしたい?」
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圭介は、自分を裏切ったマチコと亮平をまとめて地獄に送るつもりでした。
「これまで甘い蜜を吸ってきた分、残りの人生はもがき苦しめばいい!」
家の中では、マチコが亮平と話をしようと待っていました。
しかし、亮平は話が出来る状態ではありません。
翌日、マチコは圭介に「余計なことはしないで」と抗議をすると、圭介は顔色を変えて怒り出します。
「一番の被害者は俺なんだよ!」
夫婦がどうなるかは、全部自分が決めると息まく圭介。
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「わかったなら大人しくしてな」と飴を差し出した圭介の手を、マチコは振り払います。
そのことで母親に、自分が描いた絵を振り払われたことを思い出し、パニックになる圭介。
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妻ではない妻
一方、亮平は小鳥遊社長と打ち合わせをしていました。
ひと段落した頃、小鳥遊は亮平と2人きりになり、優梨子のことを話し始めます。
小鳥遊は優梨子の様子がおかしいのは、男に違いないとふんでいました。
そして、娘と親しい様子の亮平のことを疑い始めています。
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小鳥遊との話を終え、呆然と部屋を出て来る亮平。小鳥遊から衝撃的な情報を聞かされていたからです。
「優梨子は今、妊娠している!」
マチコの職場を訪れた優梨子は、大きくなったお腹をマチコに見せて、亮平は自分のところに戻ってくることになったと言います。
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「これまで亮平さんのお世話をありがとう」
優梨子は、「あなたが叶えられなかった亮平さんの夢を叶えた」と言い残し、次は亮平の会社を目指しました。
会社に「妻と名乗る方が来ているが、奥様ではないらしい」人物が自分を訪ねて来ていると聞いて、恐ろしくなった亮平は会社に戻ることができません。
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しばらく公園にいた亮平の元に、部下から電話がかかってきます。
亮平を訪ねてきている妻と名乗る女性が小鳥遊社長の娘だと言っていることで、常務が説明を求めているというのです。
通話を終えると、優梨子から「今どこにいるの?」「早く来て」と何通ものメッセージが届きます。
「もうやめてくれ!」
亮平は窮地に立たされていました。
ドラマ『蜜と毒』 第8話 感想&まとめ
亮平は最大のピンチを迎えています。
優梨子の妊娠は、マチコにもかなりのダメージを与えたことと思います。
それにしても、お腹が大きくなるほど時間が経っていたとは驚きました。
まさか、それほど時間が経っていないなんてことはありませんよね・・・?
そして、圭介と優梨子はいわゆる親ガチャにはずれていることがわかりましたが、だからといって同情できないのがこの二人です。
特大の“優梨子砲”に、夫妻はどう立ち向かうのでしょうか?クライマックスに向かって目が離せません!