自分の母親がマチコ(入来茉里)にそっくりなことで、マチコに執着している圭介(征木玲弥)は、勝手に小坂の家に上がり込むなどやりたい放題。
優梨子はマチコへの恨みを募らせ、最終手段に出ます。事件を起こした2人はしばらく大人しくなります。
そんな中で会社の処分を受けた亮平(白石隼也)は、マチコと共に生きて行くことを決意。
2人の絆は深まりましたが、まさかの事態が待ち受けていたのです。
目次
ドラマ『蜜と毒』 前回振り返り
マチコ(入来茉里)の不倫と優梨子(大谷凛香)の妊娠を知った亮平(白石隼也)は追い詰められ、行く当てもなく彷徨っていました。
亮平を探すマチコは、結婚指輪を見てある場所を思い付きます。
優梨子が妊娠したと知った圭介(征木玲弥)は大激怒。しかし優梨子は妊娠していませんでした。さらに圭介はトラウマのフラッシュバックが酷くなり、ついにマチコを「お母さん」と呼ぶように。マチコは、圭介の母親に瓜二つなのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『蜜と毒』第10話(最終話)あらすじと感想
僕のお母さん
母親に捨てられたトラウマがフラッシュバックして幼児化してしまった圭介(征木玲弥)は、自分の母親にそっくりなマチコ(入来茉里)に「お母さん!」と言ってマチコに飛びつきます。
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すると、スマホの着信音が鳴ったことで圭介が我に返り、マチコの前から去っていきました。
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一方優梨子(大谷凛香)は、マチコへの恨みを募らせます。桜小路はそんな優梨子を心配そうに見つめています。
マチコがオフィスに戻ると、圭介の姿がありません。
圭介は亮平(白石隼也)がいる自宅に乗り込み、勝手に上がり込んで好き放題。
「おじさんにいいもの見せてあげる」
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スマホの画面にはマチコにそっくりな圭介の母親の写真が表示されていました。
圭介は、「僕はゴミだらけの家で独りぼっちだったけど、お母さんは大好きだった」とスマホを見つめながら自分語りを始めます。
しかし、本当の母親は圭介に飴玉一つ渡して、圭介の前から消えていました。
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マチコに初めて会った時、掃除好きで自分の理想通りの「お母さん」がやってきたと、圭介は感動しました。
でも、結局そのマチコにも捨てられてしまいます。
「お母さんいつ帰ってくるの?早く僕にちょうだい」
亮平は圭介を追い出そうとしますが、なかなか帰ってくれません。
一方、自宅の前でマチコを待っていたのは優梨子でした。
優梨子はマチコに「いくら話してもわかってもらえないから」とナイフを見せます。
悲鳴を聞いた亮平が外に飛び出すと、優梨子がまさにマチコに飛びかかろうとしていたところでした。
優梨子は亮平の制止を突破し、マチコに向かっていきます。
しかし、ナイフを受け止めたのは桜小路の身体でした。
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マチコに寄り添う亮平と、優梨子に寄り添う桜小路。
圭介は「なんで僕だけ・・・」とまた独りぼっちになってしまいます。
もう離さない
亮平の処分は、ラオスへの転勤に決まりました。
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亮平は、マチコを連れて行こうと考えていました。
「ずっとそばにいたい。もう二度とマチコの手は離さないから」
マチコはこの家とやっと就いた仕事を離れることに少し迷いましたが、亮平の言葉で一緒についていくことに決めました。
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病院から帰った桜小路は、包帯を巻かれたお腹を優梨子にさすられ、至福の時を過ごしていました。
実は、桜小路はお見合いをする前から優梨子のことが好きでした。
パーティーや飲み会が苦手な桜小路は、あるパーティーで1人でいると、優梨子だけが話しかけてくれたといいます。
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「私たちの結婚式はいつにする?」
優梨子が突然そんなことを言い出したので、桜小路は嬉しさのあまり卒倒してしまいました。
後日、桜小路は優梨子に変わって亮平とマチコに謝罪をし、「全て水に流す」という優梨子の伝言を伝えました。
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そして優梨子は、桜小路と共に亮平の等身大パネルやシャンパンの瓶を捨てました。
亮平がくれた香水の香りを嗅いだ時は揺り戻しされそうになりましたが、優梨子は「由伸を一生愛する」と、思い出を振り払いました。
ダイヤモンドのイヤリング
亮平の転勤は今月中にもと言われていて、マチコは引っ越しの準備を急ぎます。
出発前日、亮平は労いのつもりでマチコにダイヤモンドのイヤリングをプレゼントしてくれました。
亮平は結婚50年のダイヤモンド婚を目指す意味でダイヤモンドを選んだと言います。
引っ越しの朝、マチコはイヤリングをつけて家を出ます。
しかし、途中でイヤリングを片方落としてきたことに気づき、亮平とはあとで合流することにして家に取りに戻ります。
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家に戻ると、イヤリングを持った圭介が待ち構えていました。
一方、会社に挨拶に来た亮平はビルの手前で優梨子に声をかけられます。
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人目を気にした亮平は、人気のない場所へ移動します。
優梨子はマチコを怖がらせたことを謝り、結婚が決まり彼を一生愛していくことに決めたと伝えました。
その言葉を聞いた亮平は胸をなでおろします。
すると、優梨子は自分が幸せになるためには、亮平がこの世からいなくなってくれないといけないと言って、スタンガンを亮平に突き当てました。
気がつくと優梨子は亮平に馬乗りになり、包丁を振りかざしています。
「私のものにならない亮平さんが悪いんだからね。」
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圭介は「ありがとうお母さん。帰ってきてくれて」と言ってマチコを押し倒し、胸に顔をうずめます。
「ねぇお母さん。地獄で一緒に暮らそうよ」
マチコは圭介に首を絞められます。
マチコは、「助けて」と、必死で見えない亮平に手を伸ばします。
亮平も、マチコに手を伸ばします。
だけど、その手はあと少しというところで届かず、2人は力尽きてしまいました。
ドラマ『蜜と毒』 第10話(最終話) 感想&まとめ
なんということでしょう。究極のバッドエンドを迎えてしまいました。
9話までの間で収拾がつかずこれはもしや、ハッピーエンドで終われないのでは?と懸念していましたが・・・嫌な予感は的中してしまいました。
不倫怖すぎ~!と思ったのは筆者だけではないはずです。演者の皆さんもさぞかし大変な撮影だったことと思います。だけど、冷や冷やドキドキで3か月間楽しませていただきました。お疲れさまでした!