『家政夫のミタゾノ』、いよいよ最終話でございます。
第8話で美田園薫(松岡昌弘)たちが派遣されたのは、伝説的バンド「ハングリーズ」のリーダー兼ボーカルのお宅。
ライブを急に中止にしたり、ヒット曲を封印するなどで世間を騒がせたケビン小須田(宇梶剛士)に殺害予告が!いったい誰が?
そして、今回も隠された秘密がわんさか出てきます。
一家もバンドも全部まとめて、美田園がスッキリ掃除していきます。
何が起こるか最後まで分からず、本当に楽しませてもらいました。
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目次
『家政夫のミタゾノ3』第8話(最終回)あらすじ
伝説的バンド『ハングリーズ』のボーカル・ケビン小須田(宇梶剛士)の自宅へ派遣された三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、萌(川栄李奈)。
ケビンは先ごろ、ライブをドタキャンした上で「次はドームでライブだ」と宣言し、話題を呼んでいる人物だった。
自宅で賑やかなパーティーが催される中、事務所宛てに脅迫状が届く。
「ハングリーズにライブをする資格はない。次のライブをしたらケビンを殺す」という恐ろしい内容の書かれた脅迫状に、ケビンの娘・奈緒美(朝倉あき)や事務所専務の東郷信八(川島潤哉)らは騒然。
さらに玄関先に置かれた人形からは炎が上がり、萌は警察に通報するべきだと主張する。
しかしケビンは「こんなことが公になったらファンが動揺する」と警察への連絡を拒否。
ドーム公演も予定通り行うと断言する!
そんなケビンに、トニー(冨家規政)とベン(春海四方)は「ハングリーズを脱退したい」と申し出る。
独断専行なケビンのやり方にこれ以上ついていけない、というのが大きな理由だった。
次の朝、ケビン宛てに再び脅迫状が!
脅迫状には、喉部分が赤く切られた写真が同封されており…?
そんな中、ケビンの家を覗いていた怪しい男を追っていた光が、突如姿を消してしまう!
ケビンを脅迫する人物の真の目的とは…?
そして光はどこに行ってしまったのか?
いよいよ『家政夫のミタゾノ』最終回――衝撃のラスト!!
ミタゾノが星になる…!?
出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ
【ネタバレ】『家政夫のミタゾノ3』第8話(最終回)の感想
ケビン小須田、ライス、おふくろロックユー…ダサい
伝説的バンド「ハングリーズ」は、リーダー兼ボーカルのケビン・小須田(宇梶剛士)と、トニー(冨家規政)、ベン(春海四方)の3人からなるバンドです。
「おふくろロックユー」が大ヒットして以来、売れ続けるロックバンドで、ファンのことを「ライス」と呼び、独特のスタイルを続けています。
そのどれもが、萌(川栄李奈)にはダサく感じて仕方がありません。
しかし、そんなケビン小須田の家で行われるパーティーのお手伝いとして、今回美田園(松岡昌弘)たちは派遣されることとなりました。
多くのゲストがケビンを称え、大いに盛り上がりを見せます。
その観客の中には、本物のロックミュージシャンも混ざっていました。
…なぜROLLYがこんなところに。
もしかして何か関わりがあるのでは?と思いましたが、結局何もありませんでした。
それもまた驚きの展開でした。
ライブをしたらケビン(宇梶剛士)は死ぬ
ライブ会場の音響が気に入らないという理由で中止にしたケビン。
次はドームでやるなどと大きいことを言ったことで、娘でありマネージャーの奈緒美(朝倉あき)や、事務所の専務・東郷信八(川島潤哉)は頭を抱えてしまいます。
さらにケビンは、スターで居続けるため、古い曲に頼りたくないと言い出したのです。
そして、ヒット曲である「おふくろロックユー」を封印することを発表。
このむちゃくちゃな決断に、トニーとベンはバンドを抜けると言い出します。
それでも自分を曲げないケビン。
これを見かねたファンであろう誰かから、事務所宛てにこんな脅迫状が届いたのです。
「ハングリーズにライブをする資格はない。次のライブをしたらケビンを殺す」
そう、ケビンは誰かに命を狙われるようになってしまったのです。
いったい誰が!?
犯人探しに奮闘する萌。
その最中、また美田園は見つけてしまいました。
どうやら奈緒美は、複数の男性にお金を手渡していた様子。
そのメモが見つかったことで、犯人は奈緒美だと。
いやしかし、男に貢いでいるのであれば、むしろお金は必要。
ケビンにはライブをさせたいのではないかとも考え、混乱していきます。
まるで裸の王様。ハングリーズ暴露ライブが開催
宣言通り、ドームでのライブをやろうと思っていたケインですが、会場の方にも犯行予告が届き、キャンセルをされてしまいました。
ライブをしようと思っても断られる。
今さらどこでライブをしろというのか……。
実は美田園、会場を用意していました。
ハングリーズの次のライブ会場となる「国立会館」は、小さい箱ではありますが、広さなんて関係ない、自分たちを待っているファンのために頑張ろうと意気込むケビン。
そこにトニーとベンも戻ってきて、準備万端となりました。
ホームページにも、ライブ会場の変更は記載されていますが、文末に「痛み入ります」との記載が。
……これはマネージャーがやったことではなく、明らかに美田園の仕業ですね。
舞台袖ではハングリーズを待つファンの声。
気合いを入れて登場したケビンたちですが、そこには衝撃の光景が広がっていました。
観客ゼロ!ファンの声はラジカセから流れていたのです。
それからファンが続々と登場するも、彼らはすべてサクラだったことが判明します。
実は、ケビンの度重なる勝手な行動により、ファンは減っていく一方。
しかし、父親を悲しませたくないと思った奈緒美は、お金を渡してファンのふりをしてもらったのです。
美田園たちが見つけた明細は、それだったんですね。
しかも、トニーとベンが戻ってきたのは、ハングリーズの暴露本を出すため!
今回のライブでケビンが死ぬなら、そのことを執筆して稼ごうとしたのです。
何も知らなかったケビンは裸の王様だとガッカリしますが、彼にもとんでもない秘密がありました。
美田園が落とした一枚の紙。
そこには「おふくろロックユー」の権利を譲渡したことが描かれていたのです。
古い曲にこだわらない!とかではなく、お金のために権利を売ったので歌えなくなったというのが答えでした。
伝説のバンドも、今ではいない観客に踊らされ、なんとも悲しい結末です。
美田園さん(松岡昌宏)ドラムがお上手ー。当たり前ですよね。
全てを暴露して終わりじゃないのが『家政夫のミタゾノ』です。
もう終わりだ、そんな雰囲気の中から聞こえてきたのはドラムの音でした。
美田園さん、顔色ひとつ変えずに見事なドラム演奏を始めました。
「美田園さん、ドラムうまい」
と、驚く萌と光。
そりゃ、家政夫歴よりもドラム歴の方が長いはずですから。
最終回らしく、思いっきり松岡昌弘を出してきた感がありました。
さて、美田園さんは何をしていたのかというと、夕食の準備だったらしいです。
茹で卵の殻をきれいに剥くため、密閉できる容器に水とゆで卵を入れて振動を与えていました。
そうすることで、卵の殻はきれいに剥けました。
「しかし、ドラムがないご家庭は容器を振ることでできます」
あの、ドラムがあるご家庭の方が少ないです!
美田園は何が言いたかったのか、
「案外難しいことですよね。人からどう見られているかという殻を捨てて、本当の自分を見せつけるということは。でも、考え方を変えることで、こんなにきれいに剥けるものなのですよ」
そう言って美田園は去っていきました。
よく考えれば、松岡昌弘がドラムを叩く姿、久しぶりに見ましたね。
この先見れるかもわかりません。
こればっかりは、シナリオができていることではありませんからね。
だからこそ今回、美田園としてですがドラムを叩く姿を見せてくれたことは、貴重な姿だった気がします。
秘密を逆手にとってやり直しの道へ進むハングリーズ
ケビンは、ファンがいなくなっていることに薄々気づいていました。
しかし、それを認めることが怖かったのです。
潔く引退することを決めたケビンだが、奈緒美は涙を堪える父の決意を止めます。
奈緒美もハングリーズのファンの1人であることには変わりありません。
だから歌い続けて!
この想いを聞いたケビンたちハングリーズは、新しい道を歩み始めました。
「おふくろロックユー 第2章!」
そんなのあったんですか!?と、こっちも驚かされます。
この無人ライブはネットで公開され、話題にもなっているみたいです。
しかも、暴露本の方向性を変え、「ハングリーズのファン仕込み術」という本を出版。
これがヒットしたことで、「おふくろロックユー」の権利も買い戻したと言います。
一皮剥けたことで、再ブレイクの予感をさせるハングリーズ。
これもすべて、美田園が洗いざらいさらけ出させた結果です。
『家政夫のミタゾノ3』第8話(最終回)まとめ
明日よる11時15分〜#家政夫のミタゾノ がついに最終回を迎えます📺‼️
そして、放送を前に!
最終回の衝撃的な #ミタゾノ さんの写真が届きました😁😁まさかのドラム演奏…⁉️🎸
どうなる最終回!!!
どうぞお見逃しなく♫#松岡昌宏#伊野尾慧 #川栄李奈 #余貴美子
(一部地域を除く) pic.twitter.com/OXleElHJ8L— 『家政夫のミタゾノ』ドラマ公式アカウント (@mitazono_desu) 2019年6月6日
家の掃除をして最終回。という終わり方にはなりません。
まだまだ何かある美田園さん。
そしてむすび家政婦紹介所にも何かあるのでしょう。
またも国税局が最後にやってきました。急いで身を隠す家政婦たち。
そして美田園が一言!
「こちらの紹介所。本日で休業となります!」
バタン!
ああ、『家政夫のミタゾノ』がついに終わった……そんな気がしました。
しかし、この終わり方は明らかにドラマの完全なるエンドではありません。
またいつか続きをやることを期待させる終わり方。
ぜひ、また先の読めない展開と、役に立つ家事情報を教えてくれる日を楽しみにしています。
最後まで読んでいただき、痛み入ります。
ドラマの方も振り返るように見ていただければ幸いです。
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