『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ・ネタバレ感想!不倫する夫を許す妻。隠された秘密にゾッとする!

ドラマ『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ

『家政夫のミタゾノ』第7話で美田園薫(松岡昌弘)たちがお邪魔したのは、レスリングの監督・黒部英雄(大澄賢也)のお宅です。

妻・静子(黒谷友香)と離婚を望む英雄ですが、完璧すぎる妻相手に悪戦苦闘します。

英雄に不倫報道が出ても、それをデタラメと言い切り、夫を信じているという神対応の妻。

家族の隠された秘密を、美田園たちがまた遠慮なく暴きます。

ではさっそく、レビューをどうぞ!

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『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ

ドラマ『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ①

ドラマ『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ②

三田園(松岡昌宏)、光(伊野尾慧)、萌(川栄李奈)の3人は、明京大学女子レスリング部コーチの黒部英雄(大澄賢也)の自宅へ派遣される。

現役時代は“レスリング界の絶対王者”と呼ばれ、世界選手権でも三連覇を果たすなど、銀河最強と言われていた黒部。

しかし、明京大学女子レスリング部の教え子・最上愛子(青山めぐ)とホテルの前で腕を組んでいる写真を週刊誌に撮られ、ここ数日“不倫疑惑”で世間を騒がせていた。

そんな黒部の不倫釈明会見で見事な対応を見せ、マスコミから称賛されていた黒部の妻・静子(黒谷友香)。

萌は「夫を信じる奥ゆかしくて気が利く妻」という評価の裏には何かあるのではないかと勘ぐりながら黒部宅を訪れる。

しかし黒部の家で3人が目にしたのはモラハラとも言える黒部の静子への態度だった!

黒部夫妻には何か秘密がありそうだと感じる中、三田園は黒部のズボンのポケットからラブホテルのレシートを発見する。

さらに部屋には女性物のセクシー下着を頭に被って笑顔を見せる黒部の写真まで…。

しかし、三田園にその事実を突きつけられても動じることのない静子。

微笑みすら浮かべながら「都合の悪いものは見なかったことにすれば何もなかったのと同じ」と言い切り…!!

夫の不倫を隠蔽する“完璧な妻”の本当の目的とは…!?

絶対に離婚したい夫、絶対に離婚しない妻!

ドロ沼不倫を成立させる衝撃の家事ワザとは…!!

ドラマ『家政夫のミタゾノ3』第7話あらすじ③出典:『家政夫のミタゾノ』公式ページ

【ネタバレ】『家政夫のミタゾノ3』第7話の感想

銀河最強の男の妻は完璧すぎる

今回の雇い主である黒部英雄(大澄賢也)は、明京大学女子レスリング部コーチをしており、銀河最強の男とも呼ばれた人です。

そして妻の静子(黒谷友香)は、夫に選手との不倫騒動が浮上しても動じることなく、そんな事実はないとマスコミの前で良対応します。

夫の顔を立て、献身的に尽くす妻。

妻の鑑だと村田光(伊野尾慧)も感動します。

しかし、そういう女にこそ裏の顔がある。家の中ではきっと鬼嫁だと疑わない恩田萌(川栄李奈)が衝突。

美田園(松岡昌宏)は相変わらず鼻で笑いながら、家事を進めます。

英雄は全日本レスリング協会から全日本の総監督の内定を受けている人。

ここでマスコミに不祥事で騒がれるようなことがあればタダではすみません。

何とかして事態を治めようと、マネージャーや弁護士と共に静子は頑張ります。

そんな静子に対し、英雄は亭主関白かと言いたいほどの上から態度です。

息子には優しいお父さんなんですがね…。

家政婦を雇ったのも、静子が作る特性ドリンク以外の料理に飽きてしまったからなんです。

それを目の前ではっきりと言われても、静子は目くじらひとつ立てません。

花言葉に「もう一度自分の元に帰ってきてほしい」という意味を持つ“ほうらいそう”を生けるだけの主張しかしません。

ここまで我慢強いと逆に怖いくらいです。

離婚を突きつけても、静子(黒谷友香)は英雄(大澄賢也)から離れない

教え子との不倫騒動がマスコミにバレても、事実無根だと言って消火した静子。

ですが、美田園たちが家の中を掃除すればするほど、教え子である最上愛子(青山めぐ)との証拠は出てきます。

ホテルへ行ったレシート。

レースの下着を頭からかぶる英雄の写真。なんでこんなものを撮ったんだ総監督!

酢豚を作って出せば、英雄は愛子の皿に嫌いなパイナップルは乗せません。

証拠となるものを見つけても、静子はそれをすべて消していきました。

見つからなければないのと同じですから、美田園もその言葉に乗ります。

が、それで済む家政夫ではありません。

ペアリングを発見したことで、報道通り英雄と愛子の不倫が発覚します。

しかも愛子は開き直ります。

英雄も離婚をしたがっているのですから、ちょうどいいと思ったのでしょう。

しかし、愛子が年齢詐称している証拠を突きつけ、静子は彼女を撃退。

離婚届を出されると、「自分にどこか至らないところがあるなら言ってください」とへりくだり、お手上げとなります。

静子(黒谷友香)にも不倫疑惑?そして愛人・最上愛子(青山めぐ)の逆襲

静子と離れようとしても、完璧すぎて英雄は離れることができません。

どこまで良い妻だと村田が感動しても、恩田はそれを信じません。

正直、女は愛情よりもお金ですから。

それを裏づけるかのように、寝室のベッドの裏から生命保険の書類が出てきました。

どれも高額なものをかけているご様子。

静子もやはり、お金目当てだったのかと、恩田は納得します。

そして通帳を見ると、定期的に高額のお金が引き落とされている様子。

何かあると、思いますよね。

ある日、美田園から面白いものが見れると聞いた英雄。

英雄が見たのは、静子が若い男に金を渡している現場です。

これはもしや不倫!?

とうとう静子の弱みを掴んだと喜ぶ英雄は、彼女と縁を切るための計画を実行するのです。

記者会見を控えた前日。

テレビでは、愛子が静子にパワハラをされたという告白会見が行われていました。

これにより、日本レスリング連盟より、英雄の総監督の内定発表を延期すると告げられ、弁護士やマネージャーからは、すべて妻のせいだといわれる始末です。

静子は意気消沈するしかありませんでした。

そんな静子に英雄は「記者会見を開き、一緒に謝ろう」と言います。

献身的な妻の姿を知っている俺だからこそ弁明できる、だからやろう。

静子はこれを受け入れます。

記者会見という名の暴露大会。美田園(松岡昌弘)が拍車をかける

大学の体育館で行われた記者会見。

静子は、自分の不祥事で…と、お詫びの言葉を並べますが、英雄はこれを裏切るような言葉を放ちます。

自分が「いつもみたい」に気をつけていれば…この言葉にマスコミは飛びつき、会場はざわつきます。

英雄は間髪入れずに写真を落としたように見せてばら巻き、妻の不倫を暴露したのです。

違うと主張する静子ですが、誰も聞いてくれません。

でも、本当に違ったのです。

不倫相手と思わしき男も、実はそこにいました。

彼は愛子の兄で、英雄が静子と寄りを戻す会見をするから来いと言われてやってきたんだと言います。

それなのにこの事態は…頭にくるしかありませんよね。

静子の泣き崩れる顔を見ようと隠れていた愛子も登場。兄妹喧嘩が勃発します。

では、あの多額のお金は何だったのでしょう?

それは、英雄が愛子をもてあそんでいることへの慰謝料でした。

そんなこと、愛子も英雄も知りません。

しかも、英雄はこれまでも何度も何度も不倫をしていたみたいです。

他の生徒にももちろん手を出していますし、マネージャーにも手を出していました。

その節操ナシな夫との手切れ金として財産を切り崩していた静子に、英雄は頭が上がりません。

ところで、誰が電話をしたのでしょうか。

……言わなくてもわかりますよね?

一度壊れても、問題は解決する

愛子の嘘の会見も、やってくれれば選手にすると英雄と約束したからやったことでした。

ついでに、夫婦の関係を壊すため、弁護士はフェイク動画を作っていたことも美田園は暴き、マスコミの前にぜーんぶ公開させました。

嘘だらけのふざけた会見。

もうすべてが終わったと思っていても、やり方次第では問題を解決することはできるのです。

ずっと自分の尻拭いをしつつ、知らないふりをしていた妻に英雄は頭を下げます。

「これからも、ずっと俺と夫婦でいてください。お願いします」

感動的会見で終わり、事態は終息しました。

恩田「結局、奥様は旦那様に謝ってもらいたかっただけでした。」

村田「夫婦っていいですねー」

美田園「フン」

ハッピーエンドの後に、身の毛もよだつ結末

今回はこれでおしまいと思いきや、そんなことはありませんでした。

美田園が請求書を静子に渡しに行ったときのことです。

いつも作っている栄養満点の特性ジュース。

改めて色々なものが入っています。

「あら、そちらのお野菜もジュースの中に?」

「ええもちろん、栄養たっぷりだもの」

「そうでございますか。私はてっきり、ほうらいそうの葉っぱかと」

ほうらいそうの葉には毒素が入っています。

それを特性ジュースに入れているということは…。

静子は言葉を返さず、黙ってジューサーのレバーを回しました。

浮気をされたからと言っても、息子から父親を奪うなんてできないと静子が言うと、美田園は掃除の最中に見つけてしまったDNA鑑定の結果を差し出します。

そこにあったのは、英雄と息子が親子ではないという真実でした。

静子の望みは英雄の謝罪ではなく、保険金をもらうまで夫婦でいることだったのです。

さすがの静子も笑いながら、これを肯定しました。

完璧な妻とは、完璧な夫を期待しない女のことである。

私が黒部に期待していることはただ一つ。

血のつながらない息子を一生不自由なく養ってくれること。

それさえ守ってくれれば誰と不倫をしようとも構わないの。

完璧な妻・静子。しかし、完璧とは一体…。

DNA鑑定の紙を捨てるよう言われた美田園は、ごみ箱に入ったほうらいそうの花の上に破いて捨てます。

そして今日も英雄は、静子の作った栄養と少しの毒が混ざったジュースを飲むのです。

…ホラー回より怖いです!

『家政夫のミタゾノ3』第7話まとめ

本当の鬼嫁はそう簡単に姿を現さない。

恩田はそう言いました。

まあ確かに、そう簡単に顔を出しませんよね。もしかしたら一生見つからないかもしれません。

それをも見抜く美田園の観察力、そして暴く力はいつも驚かされます。

途中、家政婦事務所に戻った美田園が、「244」「51」というTシャツを着た二つの人形を持ちながら「愛されるよりも 愛したい」と、ちょっと笑いを入れても、今回は最後のどんでん返しでゾッとして終わりました。

人生とは「上り坂」「下り坂」「まさか」の三つの坂でできていると言います。

このドラマ、「まさか」の割合が半端なく多いと思うのですが…。

そんな『家政夫のミタゾノ』もどうやら次で最終回みたいです。

どんな終わり方をするのか、どんな秘密を美田園が暴いていくのか楽しみです。

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