アニメ『夜桜さんちの大作戦』第24話あらすじ・ネタバレ感想!連続するバトルで明かされる、それぞれの「開花」の能力!

ⓒ権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会

ⓒ権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会

「週刊少年ジャンプ」にて人気連載中の権平ひつじ先生によるスパイバトルコメディ『夜桜さんちの大作戦』。

家族を事故で亡くし、心を閉ざすようになった高校生・朝野太陽を主人公に、幼馴染みの夜桜六美とその家族――スパイ一家の夜桜家を取り巻く「大作戦」が描かれます。

自らの「開花」と向き合うことで、辛三はクロサワを撃破。

太陽たちとの合流を目指すべく、辛三は突進してくる複数の傭兵を迎え撃とうと構えますが、何故か相手が次々と倒れていきます。

別の通路で太陽たちと戦っていた傭兵も突如全滅。

これらは、夜桜一家を道連れにアジトも研究体も手放す判断を下した皮下の手によるものでした。

残り時間はあとわずか……「種まき計画」用爆破システムを制圧するべく、四怨&嫌五がチャチャ&アオヌマと激突します。

早速、第24話「四怨&嫌五vsチャチャ&アオヌマ」をレビューしていきます。

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アニメ『夜桜さんちの大作戦』前回第23話あらすじと振り返り

アカイの業火に対し、二刃は夜桜式柔術「しだれ組み手」で反撃を試み、無事に勝利。

その頃、正面口を突破して各々の作戦を開始する太陽ら突入チームは、敵をなぎ倒しながらアジト内部を目指していました。

しかし、通路の天井や壁から出現した黒い槍によって襲撃を受けてしまいます。

壁を突き破って現れた全身黒ずくめの男・クロサワを引き受けた辛三は、トラウマのある「開花」に自ら挑戦し、果敢に立ち向かうのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『夜桜さんちの大作戦』第24話あらすじ・感想

「種まき計画」を阻止せよ!

辛三は自らの開花と向き合い、全身が黒陰石で出来ているクロサワの攻略を再開。

黒陰石は細胞小器官を金属で補強した金属細胞のため、細胞が保持される限り何度でも再生できてしまう点に着目し、細胞そのものを破壊しました。

自分の力が大事な人たちを傷つけてしまうことに敏感な辛三の開花は「破壊」。

その強大な力を大事な人たちのために使おうと、クロサワの再生が間に合わないほどに破壊を続けました。

そして、自らの暴走を抑えながらの戦闘で、クロサワの撃破に成功します。

一息つく間もなく、突進してくる複数の傭兵を迎え撃とうと構える辛三。

しかし、何故か相手が次々と爆発し、勝手に倒れていきます。

この現象は、別の通路で太陽たちと戦っていた傭兵にも起こっていました。

四怨の調べによると、これらは夜桜一家を道連れに、アジトも研究体も手放す判断を下した皮下の手によるもの……。

詳しくは、設計図にないアジトの最深部に保管された2000トン超えの濃縮葉桜が保管庫ごと爆薬で覆われており、貯蔵量の上限に達すると爆散するというものでした。

爆発とともに海洋へと流れ出た葉桜は数年で沿岸主要国に行き渡り、数少ない適合者以外は耐えきれず自壊、不完全な者は暴走するという地獄絵図が予想されます。

この「種まき計画」を知った凶一郎は、皮下について「終末論者、無政府主義者、愉快犯、もしくはそれ以外か」と評しました。

四怨&嫌五vsチャチャ&アオヌマ

爆破までの時間は、おそらく残り30分ほど。

夜桜一家は、アジト制圧と並行しつつ「種まき計画」用爆破システムを制圧するべく動き出します。

四怨は起爆システムへの再侵入を試みますが、逆アクセスにより脳波への攻撃を受けてしまいました。

それは虹花のチャチャによるもので、外部から干渉できる電源は先回りしてシャットダウンされた挙句、逆流による過放電で再び攻撃を受けそうになります。

来たる衝撃に身構えた四怨でしたが、アオヌマの能力によって凍結された電源タップを、現地の嫌五が再びオンにしたことで免れます。

こうして四怨vsチャチャの遠隔戦闘、嫌五vsアオヌマの近接戦闘が始まりました。

一方、太陽と凶一郎もシステム爆破を物理的に阻止するべく、傭兵を倒しながらアジト内を駆け回ります。

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まるで訓練のように突き進んでいく太陽と凶一郎。 四怨と嫌五がシステムを突破することを信じて先へ進みます。

情報の先にいる”人”を見ること

四怨と嫌五、チャチャとアオヌマがそれぞれに遠隔でやり取りをしながら、電源を巡って戦いを繰り広げる中、チャチャは自らの過去を回想していました。

類稀な頭脳を有しながらも閉じ込められていたチャチャを迎え入れた皮下との、その出会いの瞬間を……。

同じ虹花のアカイ、クロサワ、アオヌマの付け焼刃の能力と違い、自分の能力は純粋な才能だと自負しているチャチャ。

対して四怨は「自分が認められないから僻んで閉じこもってるヤツの発想」だと評し、それは「あたしと同じ」だとも告げました。

そして、自分を保つために周りを見下していると皮肉を言いますが、チャチャには伝わらないまま、嫌五はアオヌマに追い詰められます。

しかし、四怨と嫌五はすでに次の手を打っていました。

一瞬の停電の隙に嫌五人形をアオヌマに変装させ、四怨はチャチャの回線に侵入、同時に嫌五がチャチャやアオヌマのフェイク音声を流し、場を混乱させます。

モニタリングなどではわからない、情報の先にいる”人”を見ることができなければ、統制は難しいものです。

本物の情報がわからなくなり、チャチャの指示がアオヌマに行き届かなくなったところで、嫌五は電源の回復に成功し、四怨のハッキングも再開できる状況に。

二人は示し合わせるように開花し、改めて全力の戦いに身を投じるのでした。

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画面越しや音声越しのやり取りでは伝わらないこと、盤面を見ただけの指示では行き届かないこと……それをカバーするものがコミュニケーションだというなら、夜桜家は強い!!!

いよいよ最深部へ

共感力の高い嫌五は開花することで、相手と「同化」することができます。

鏡合わせのようにアオヌマと同じ瞳を宿した嫌五は、アオヌマの情報を次々と口にしました。

それは本名や出身地といったハッキング等で得られる情報だけでなく、誰にも言ったことがないような、もっとパーソナルな部分でした。

路上生活をしていた幼少期のアオヌマが慕っていたハコ婆(CV.くじら)との思い出、そして、それにまつわる罪悪感……。

蓋をしていた過去を口に出されたアオヌマは、嫌五に襲いかかり氷漬けにしようとしますが、心の乱れから攻撃が弱まり、やがて戦意を喪失してしまいました。

その頃、四怨も開花・「解析」の能力でアジトのシステムを丸ごと操り、チャチャの構築したセキュリティを破壊するのでした。

一方、四怨が防衛システムを破ったことで、ついに皮下捕縛の任務に移る太陽と凶一郎は、最深部ゲートに到着。

巨大な扉を突破すると、そこには皮下が待ち受けていました。

アニメ『夜桜さんちの大作戦』第24話まとめ

いかがだったでしょうか。

次々に虹花を撃破していく夜桜家の面々。

それぞれの開花の能力が明かされていくバトルシーンに胸が熱くなりますね。

二人だけで共有する目的を持つ太陽と凶一郎がアジト最深部へ到達し、夜桜前線もいよいよクライマックス!

未だ謎の多い皮下とは、どんなバトルが繰り広げられるのでしょうか?

次回、第25話も楽しみです。

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