アニメ『夜桜さんちの大作戦』第17話あらすじ・ネタバレ感想!身体が突然変異してしまう七悪の学校生活を太陽がサポート?!

ⓒ権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会

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「週刊少年ジャンプ」にて人気連載中の権平ひつじ先生によるスパイバトルコメディ『夜桜さんちの大作戦』。

家族を事故で亡くし、心を閉ざすようになった高校生・朝野太陽を主人公に、幼馴染みの夜桜六美とその家族――スパイ一家の夜桜家を取り巻く「大作戦」が描かれます。

授業中に七悪から呼び出しを受けた太陽は、急いで生物部の部室に駆け付けます。

そこには、体調の異変で身体の一部が膨らんだ七悪が倒れていました。

太陽のおかげで一時的に症状は治まりますが、通常の薬では限界があるといいます。

変異を起こさないためには「恒常化ワクチン」を打つしかありませんが、打てば二度と少年の姿には戻れず、学校も退学しなければなりません。

ワクチンを打たず、七悪が普通の学校生活を送れるよう太陽がサポートすることに……。

早速、第17話「七悪のくすり」をレビューしていきます。

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アニメ『夜桜さんちの大作戦』前回第16話あらすじと振り返り

夜桜家当主のみが発動権を持つ夜桜屋敷の完全封鎖・”冬ごもり”が突如発動。

意識の戻らない太陽を看病していた六美は、屋敷の停電によって兄弟との通信が遮断されたことで孤立してしまいました。

さらに、医療機器も停止してしまい、太陽の脈はみるみる弱まっていきます。

六美は太陽を救うため、自身の血の力で回復させようと試みました。

その結果、太陽は夜桜の能力に目覚め、六美の命を狙う敵を退けるのでした。

一方、冬ごもりを起動させた人物を追う凶一郎の前には、9代目当主の”桜の指輪”を持つ男――六美たちの父である夜桜百の姿がありました。

凶一郎と百の間には、複雑な因縁がある様子……。

百は凶一郎の激しい攻撃を防ぎ、静かに立ち去ります。

凶一郎は何とか桜の指輪だけは取り返し、兄弟たちのもとへ戻りました。

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【ネタバレあり】アニメ『夜桜さんちの大作戦』第17話あらすじ・感想

特殊な免疫

タンポポの襲撃を受け命を狙われたばかりの六美は、念のため外出を避けているので、しばらく学校へ行けません。

一方で、ケガの具合が良くなってきた太陽は学校へ復帰することになり、心配した六美は七悪に同行を頼みました。

免疫に特殊な能力を持つ七悪は、あえて身体を変異させることで自身を安定させています。

しかし、普段の3メートル近い巨体は目立ってしまうので、通学する場合には特別な薬を使って年相応の姿になっていました。

太陽は、その少年らしい姿を見るのは初めてでしたが、七悪が楽しそうに学校生活を送っていることを知ります。

ところが、授業中に七悪から呼び出しを受け、急いで生物部の部室へ駆け付けることに。

そこには、体調の異変で身体の一部が膨らんだ七悪が倒れていました。

七悪の学校生活

太陽の助けで一時的に症状が治まった七悪ですが、通常の薬では限界があるといいます。

変異を起こさないためには「恒常化ワクチン」を打つしかありませんが、打てば二度と少年の姿には戻れず、学校も退学しなければなりません。

太陽は、その場で迷わずワクチンを打つことにした七悪を引き止め、七悪が安心して学校生活を送れるようサポートすると提案します。

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みんなと同じ「普通の人間」だという実感を大切にしていた七悪。 学校での楽しげな様子を見てしまえば、太陽が止めるのも理解できます。

授業中、七悪の身体が突然変異しそうになる度、スパイ技術を駆使して症状を治める太陽。

七悪の日常を守るため、影からサポートを続けます。

そんな中、七悪と同じ生物部の部長である北里りんね(CV.南條愛乃)は、飼育している生き物に餌をやるため、一人で部室へやって来ていました。

その時、北里が連れていたヘビのバジリスクが、床に落ちていた七悪の薬を誤飲してしまい、突然変異を起こします。

突然変異

夜桜屋敷には、りん率いるヒナギクの面々が訪れていました。

襲撃を受けたと聞きつけ、六美の命を狙うタンポポの動向を探ってくれるとのことでした。

その頃、太陽と七悪は生物部の部室から生き物たちが脱走していることに気付き、倒れている北里を発見しました。

北里は目を覚ますと、巨大化したバジリスクがつらそうな顔をしていたことを思い出し、その行方を追います。

七悪はバジリスクが自分の薬を誤飲して変異したことを知り、北里と一緒に探しに行きました。

二人が見つけたバジリスクは、やはり巨大化した状態で目の前に立ちはだかります。

七悪は北里に「今までありがとう」と感謝を伝えると、わざとバジリスクに腕を噛ませて、自身の変異細胞で薬の副作用を中和させました。

バジリスクは元の姿に戻りましたが、七悪の身体はコントロールがきかなくなってしまいます。

続く日常

太陽によって屋上へ運び出された七悪の身体は、もう力の制御すらできなくなっていました。

北里にも変異した姿を見られてしまったため、七悪は今度こそ恒常化ワクチンを打つことにします。

「普通じゃない僕の普通のフリした学校生活はおしまいだ」

そんな七悪の言葉を聞いた太陽は、代わりに注射針を受け止め、まだ少年の姿を諦めなくてもいい、「大丈夫だ」と寄り添いました。

そして、七悪は太陽に促されるまま、おまじないにしていたDNAの塩基配列を呟き、心身を落ち着かせていくのでした。

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「お前はちゃんと普通の弟だ」と語りかける太陽。 太陽には実の弟もいたので、重ね合わせていた部分もあるのかもしれません。

ワクチンを打たずに済み、ひと安心したところで、北里が現れます。

生き物好きの北里は、七悪が”変態(両生類などに見られる環境に応じた変異)”できるのだと独自の解釈で納得しているようです。

そのため、変異した不思議な姿を見ても尚、「(生き物の)世話する仲間いないと私困るし」と言って微笑むのでした。

帰宅した太陽と七悪は、泡を吹いて気絶している兄弟たちを発見。

六美が太陽のために作った疲労回復の特殊なお饅頭を食べると、一度気絶してしまうというのです。

唯一、居合わせたりんだけはお饅頭をいくつ食べても問題なく、ポイポイと口に放り込んでいます。

りんが疲れ知らずだからでは、と考察した太陽たち。

七悪は早速、治療薬の生成に取り掛かりました。

アニメ『夜桜さんちの大作戦』第17話まとめ

いかがだったでしょうか。

太陽と七悪の絆が強固になった第17話。

自身も夜桜の力に覚醒した太陽は、これから兄弟たちの特殊な能力のことも、より深く知っていくようになりそうですね。

一方、タンポポの動向が詳しくわかっていない以上、命を狙われている六美への心配が続きますが……?

次回、第18話も楽しみです。

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