世界の映画祭で<観客賞>を総なめの映画『ミナリ』予告映像&ポスタービジュアル解禁

『ミナリ』

©2020 A24 DISTRIBUTION LCC.ALL Right Reserved

『それでも夜が明ける』でエンターテイメントの定義を変えたブラッド・ピットのPLAN Bがタッグを組んだ『ミナリ』が3月19日(金)に公開されます。

この度、予告営巣&ポスタービジュアルが解禁となりました。

『ミナリ』予告映像解禁!


この度解禁された予告映像は、一家がアーカンソー州に移住してくるシーンから始まります。

雑草だらけの荒野、打ち捨てられたようなトレーラーハウスを自慢げに披露する父親のジェイコブ(スティーヴン・ユァン)の傍ら、不安と不満顔の母親、モニカ(ハン・イェリ)。

農業での成功を夢見るジェイコブの満足げな笑みとは対照的に、モニカは病院もない土地での生活を勝手に決めてしまった夫に納得いかない様子。

明るくも不思議なトーンの音楽と、白人ばかりの教会で一家の居心地の悪そうな様子が、新生活への不安と期待が混ざり合う彼らの複雑な気持ちを演出しています。

一方、子どもたちの関心は、一緒に住むことになった祖母(ユン・ヨジョン)について。

文字も読めず、毒舌家で破天荒な祖母に戸惑う姉弟。

しかし、本作のタイトルでもある「雑草みたいに強い」と祖母が教えてくれた“ミナリ(セリ)”を通じて絆を深めていく繊細な描写が予告映像からも垣間見え、A24ならではの“豊かなドラマ性”に期待が高まります。

さらには「子どもたちに成功した姿を見せてやりたい」と願うジェイコブと、子どもたちの安全な暮らしを願うモニカが激しくぶつかり合いながらも、家族として逞しく成長していく様子が映し出されます。

しかし、「今日が終わる。また明日がくる」という優しいナレーションから一転、禍々しい炎をあげて暗闇に燃えあがる小屋のカットで映像が終わってしまうのです。

一体、彼らに何が起こったのかーー。公開が待ち遠しい展開となっています。

さらに、今回解禁となったポスタービジュアルは、晴れでもなければ荒天でもない空模様の下で、明日への希望と不安を見据えるかのような家族の眼差しが印象的。

アメリカンドリームを胸に逞しく生きる家族の物語に、ぜひご注目ください!

『ミナリ』作品情報

『ミナリ』

©2020 A24 DISTRIBUTION LCC.ALL Right Reserved

原題:MINARI
全米公開日:2021年2月12日
脚本・監督:リー・アイザック・チョン
出演:スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン、スコット・ヘイズほか
配給:ギャガ
上映時間:115分

公式サイトgaga.ne.jp/minari

あらすじ

1980年代。

農業で成功することを夢みる韓国系移民のジェイコブは、アメリカはアーカンソー州の高原に、家族と共に引っ越してきます。

荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカは、いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、しっかり者の長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、新しい土地に希望を見つけていきます。

まもなく毒舌で破天荒な祖母も加わり、デビッドと一風変わった絆を結びました。

しかし、水が干上がり、作物は売れず、追い詰められた一家に思いもしない事態が立ち上がり…。

3月19日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!