『メンズ校』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!物語は2年後!成長した主税たちの姿が描かれる

『メンズ校』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!物語は2年後!成長した主税たちの姿が描かれる

出典:『メンズ校』公式ページ

離島にあり「アルカトラズ刑務所 日本支店」とまで言われた「栖鳳高校」に入学した主税(道枝駿佑)たちは、これまで何度も島からの脱出計画を立ててきました。

しかし、野上(西畑大吾)はこの地に自由を作ればいいと「アルカトラズエデン化計画」を立ち上げます。

それから2年後。

希望寮では様々な改革が実現していました。

そんなある日、寮に晴れて大学生となった藤木(大橋和也)が訪ねてきます。

そして主税には鷹野エリカ(茅島みずき)からあるメールが届いたのでした。

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『メンズ校』前回第11話のあらすじと振り返り

鷹野エリカ(茅島みずき)との無断外出で、謹慎処分を受けている牧主税(道枝駿佑)は、日曜日に日本を発つ鷹野エリカに1目会うために、島からの脱出を決意します。

その脱出計画には、いつもの仲間も一緒に参加することになりました。

しかし寮や学校周辺は警備が厳しく、野上(西畑大吾)は途方にくれてしまいます。

ところが、ひょんなことから古い地図を見つけ、7人は小さなボートの隠し場所を発見したのです。

無事島を脱出し、エリカを見送ることができた7人。

主税は「自由は自分の中にある。だから絶対大丈夫」というメッセージを伝えました。

そして、現状から逃げ出すことばかり考えていた野上は、自分がいる場所を「エデン」に変えることを思いついたのでした。

【ネタバレ】『メンズ校』第12話(最終回)あらすじ・感想


アルカトラズエデン化計画

不自由だった7人はこれまで自由を求めて奔走していました。

しかし、様々な脱出計画を経て、彼らは気づいたのです。

「自由は自分の中にある」と。

主税(道枝駿佑)は、スイスに旅立った鷹野エリカ(茅島みずき)にそう伝えました。

「心が自由である限り自分たちはいつだって自由である。」

そのことに気がついた野上(西畑大吾)は、不自由から逃げるのではなく、自由を作ればいいと考え至りました。

名づけて「アルカトラズエデン化計画」です。

moyoko

IQ142である野上が行きついた結論、そしてその計画とはどんなものでしょうか?

2年後

それから2年後。

私立栖鳳高校の「希望寮」は大幅な改革が進められていました。

スマホは使用制限が解除され、唯一の商店であった「岸田商店」はちょっとしたスーパーになっていました。

フェリーは1日2便から3便に増便。

さらに栖鳳高校の生徒は乗り放題。

もちろん通販の利用も許可されています。

moyoko

毎日大量に来る荷物は、元岸田商店で生徒が管理しています。

驚くべきは、なんと主税が寮長を任されていたこと。

主税は毎朝寮の前に立ち、メガホンで下級生1人1人に声をかけています。

そんな主税のことを花井(長尾謙杜)や桃井(大西流星)はかつてそこに立っていた藤木(大橋和也)の姿と重ねました。

moyoko

以前の栖鳳高校とは正反対の自由度です。それにしても、主税が寮長とは驚きですね。

神木と源田

大量の荷物の中から、神木(髙橋恭平)は姉の真奈(加藤小夏)からの内祝いを受け取りました。

今や真奈も一児の母。

親バカが止まらず、毎日神木に娘の写真を送り続けてきます。

フェリーが出てしまったあの時、チラシの紙飛行機が飛んでこなければ真奈を見送るのを諦めてしまうところでした。

あの紙飛行機を飛ばしたのが桃井だと今さら知った神木たちはビックリ。

「バカなことしてたよね」

そこへ、源田(藤原丈一郎)が新鮮な魚や野菜など食材を運び込んできました。

moyoko

実は、食事の改善をしただけで寮生の生活はガラッと変わったのでした。

源田は元カノの奈緒とヨリを戻し、卒業後進学はせず彼女の実家の洋食屋で修業することを決めていました。

これから島の食材を使って新メニューを考えるつもりだということ。

moyoko

源田はいち早く将来への道を歩み始めています!

藤木登場

源田が奈緒と再会した時、彼女を侮辱していた男子と衝突しそうになると引率の藤木(大橋和也)は止めることはなく「お前ら行け!」と背中を押してくれました。

「不器用で面倒くさいけど根はいい人だった」

6人が藤木を思い出していると

「そんなに俺が恋しかったか!」

なんと、卒業したはずの藤木が目の前にいます。

大切な忘れものを取りに来たという藤木。

今や大学生の藤木は、恋人もできて彼女のことを「ハニー」なんて呼んでいます。

moyoko

高校生の頃はエリカに恋をして、ほろ苦いアオハルを過ごしていた藤木も、今は甘いアオハルを謳歌しています。

藤木は大切な忘れ物は2階にあると、今は桃井と花井の部屋になっている部屋に向かいます。

レボリューションオブアルカトラズⅡ

桃井と花井の部屋には、ハンググライダー「レボリューションオブアルカトラズⅡ」が飾ってありました。

「これを作るの大変だったよね」

島を脱出するためにハンググライダーの材料は、「ゴン」と名乗った桃井が自分の引きこもり部屋から持ってきたものでした。

「みんなが喜んでくれて嬉しかった」

桃井はこのハンググライダー作りをきっかけに引きこもりをやめ、脱出組の仲間入りをしたのです。

花井、神木、源田はハンググライダーで飛べるかはわからないけれど、この楽しかった経験はきっと大人になってから自分を救ってくれるはず。

だからこれからも思い出したら笑っちゃうようなことを作っていこうと桃井に言ってくれました。

「いっぱいできたね。思い出したら笑っちゃうようなこと」

moyoko

この3年間は桃井たちにとってかけがえのない時間になったようです。

自分になりたい

桃井は、ハンググライダーに「自分になりたい」と書きました。

それは、花井も同じ。

花井は当初、自分が可愛いもの好きだということを隠していました。

友達に引かれたくなかったのです。

しかし主税は花井に言いました。

「そんなんでお前を嫌うようなやつはお前が嫌え!俺は認める。そういうお前を、認める」

花井はその時「ちょっとキュンとした」と語ります。

moyoko

観ているこちら側は、「ちょっと」ではなく「だいぶ」キュンとしました!

そんな思い出を語り合っている間に、藤木がハンググライダーに何か書きこんでいました。

「うわーーーーー!!!!」

寮内に主税たちの悲鳴が響き渡ります。

藤木はシートに「社長になりたい」と書き込んでいました。

moyoko

皆がアオハルなメッセージを書いている中、1人だけ急に俗っぽい夢です!

源田以外の5人は小学生でもこんなことはしないとあきれ顔。

藤木は、ここに自分の名前だけがないことをずっと気にしていたと言います。

moyoko

しかも、藤木は教師を目指していたはずですが…「社長になりたい」彼らしいといえば彼らしいですね!

5人が藤木を締め上げている時、食堂から源田の呼ぶ声が聞こえます。

6人は食堂に戻り源田の新メニューに舌鼓を打ちます。

野上はこんなに美味しいものを食べられるようになったのも「エデン化計画」のおかげだと自画自賛をします。

「源ちゃんのおかげだよ!」

しかし、源田も野上が「エデン化計画」の中で地産地消システムを提唱し、そのおかげで地元の生産者と学校の間でウィンウィンの関係を築けたとフォローしました。

moyoko

蓋を開けてみれば、島は海があるおかげで食材の宝庫だったのです。野上は得意げにしています。

野上とフク

そんな画期的なシステムを考え着いたIQ142の野上も、脱出計画に関しては試行錯誤の連続でした。

芋の毒にあたったことを偽ったり、ペットボトルでイカダを作ったり。

中には、養護教員のフクこと福原先生(福田麻由子)に偽の診断書を書かせドクターヘリを呼ぶという野上が思いついたとは思えない作戦もありました。

そのフクは、野上が自分の気持ちを告白した際にプレゼントした髪飾りを今もずっとつけています。

そこへちょうど野上の元にフクからメールが届きました。

思わず笑顔になる野上。

「野上を素直にさせるのはフクちゃんだけだからな」

隣では主税もエリカからのメールを受け取り、ニヤケ顔。

moyoko

2人してニヤニヤして、アオハル真っ只中。羨ましい限りです!

主税とエリカ

フクからのメールを受け取って思わず笑顔になったことを認めない野上。

「相変わらず素直じゃねぇな~!」

フクのことで素直になれない野上に対して主税が「自分の気持ちに正直になれ」と言い、野上は「お前に言われたくない」と返し2人は初めての喧嘩をしました。

でも、そのことで野上はフクに告白することができたのです。

3年生になった野上は、フクに「卒業するまで待っていろ」と伝えたと言います。

「お前はどうなんだ?」

主税はエリカとはまだ何も始まっていないと言い返します。

「もうとっくに始まってるだろ」

主税が受け取ったのはエリカが帰国し、島に戻って来たというメールでした。

moyoko

主税はメールの画面を見るたび、ニヤニヤが止まりません!

タイムカプセル

すると、藤木が「弟たち」を引き連れて主税と野上を探しにやってきました。

皆でタイムカプセルを埋めに行くというのです。

「俺たちの偉大な功績を讃えて!」

7人はハンググライダーのシートを寮の裏側に埋めます。

自分たちの努力と汗が染み込んだ、残すにはうってつけのものです。

「バイバイ、ハンググライダー」

今後、またこの学校の誰かが脱出を試みた時に、このタイムカプセルを見つけるかもしれません。

野上が鬼河原先生(袴田吉彦)が生徒時代に隠した地図を見つけたように。

タイムカプセルを埋めると藤木は海まで走ろうと言い出しました。

面倒くさそうにするメンバーですが、まさかの主税が真っ先に走り出しました。

キラキラした10代はあっという間に終わります。

この先の人生は簡単ではないことは彼らもわかっています。

でも、本当の自由の意味を知った7人は、きっと大丈夫。

「仲間との思い出がある限り、俺たちは無敵だ!」

『メンズ校』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

最終話は野上が「エデン化計画」を立ち上げてから2年後、高校生活最後の夏を迎えたところから始まりました。

そしてこれまでの7人の葛藤や努力を振り返りながら、彼らの輝かしい未来を予感させるストーリーに!

ラストシーンは浜辺で7人がビーチフラッグではしゃぐ姿が描かれました。

まさに「アオハル」と言った感じで実に爽やかなラストシーンでした。

観れば観るほど「なにわ男子」のメンバーに思い入れが強くなってしまった『メンズ校』。

moyoko

最後まで清々しい気持ちで観ることができました。今後の彼らの活躍を期待しています!

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