手形詐欺の裏に与党政治家の岩尾(金田明夫)の存在を感じ取った萩崎。岩尾の出入りするクラブ「月世界」に潜入すると、そこで萩崎は絵津子(泉里香)と出会います。
絵津子は、関野(甲本雅裕)が堀口(薮宏太)と会っていたホテルで、遠くから彼らを見つめていた女性。
萩崎は絵津子を問いただそうとしますが、店の客である田丸(加藤雅也)から、余計な詮索はやめるようにと忠告を受けます。
そんな中、ウキシマ電業製作所に怪文書が送られてきて・・・。
目次
ドラマ『眼の壁』前回振り返り
資金繰りに苦しむウキシマ電業製作所の経理課長萩崎竜雄(小泉孝太郎)は、部長の関野(甲本雅裕)とともに融資の交渉に奔走していました。
そんな中、金融業者の山杉(陣内孝則)に紹介された堀口という人物(薮宏太)から、手形交換を利用した妙案をもらいます。
ところが、堀口の提案に乗った関野は2億円の手形と共に姿を消してしまいました。
萩崎は、新聞記者の村木(上地雄輔)の協力を得て、手形と関野の行方を追います。そこで萩崎は、事件の裏に与党の大物議員の影を見つけるのでした。
【ネタバレ】ドラマ『眼の壁』第2話あらすじ・感想
クラブ「月世界」
手形詐欺に巻き込まれ、行方を消したウキシマ電業製作所の経理部長・関野(甲本雅裕)を探すため、詐欺グループの拠点と思われるビルに入っているクラブ「月世界」に潜入した萩崎(小泉孝太郎)。
そこで萩崎は、ホテルで見かけた謎の女(泉里香)がホステスとして働いているのを発見します。
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萩崎は、女は山杉商事の社員だと山杉社長(陣内孝則)から説明を受けていましたが、ホステスとして働いている・・・萩崎は彼女から目が離せません。
そんな時、彼女を愛人にしていると噂の与党の大物議員・岩尾(金田明夫)が店に現れました。
田丸という男
しばらくして、岩尾が席を立ったため、萩崎は後を追おうとしました。
すると、大きな男が萩崎の前に立ちはだかり、行く手を阻んできました。
「触らぬ神に祟りなしと言いますから」
田丸と名乗る男(加藤雅也)は、萩崎を席に戻しました。
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そして田丸自身も席につき、慣れた様子で謎の女・絵津子を指名しました。
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萩崎は絵津子と2人きりになった時、岩尾との関係を聞いてみますが、絵津子は「大切なお客様だ」と答えるのみでした。
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堀口や関野についてや、山杉商事の社員であるはずの絵津子が何故この店にいるのかなど、萩崎は絵津子に質問を重ねますが、絵津子ははぐらかすばかり。
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田丸と2人で店を出ると、田丸は萩崎に「この店には二度と近づかないことだ」と言います。
そして、チンピラ風の男たちが近づいて来るのが見えたので、田丸は逃げ出し、萩崎も逃げました。
怪文書
萩崎は山岡常務に、この件は単純な手形詐欺ではない可能性があると報告します。
すると、常務も「敵は内部にいる可能性がある」と会社に送られて来た怪文書を取り出しました。
「瀬沼弁護士は多重債務者である。 手形詐欺への関与を疑え」
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萩崎たちは、すぐに瀬沼弁護士に確認しますが、当然弁護士は詐欺への関与を否定します。
そして、萩崎が独自に動いていることに不満を訴えました。
「これを送って来たのは犯人でしょう」
萩崎は、岩尾議員や山杉商事は詐欺と何か関係があるのかと聞くと、弁護士は「そんなことを軽はずみに言う人に関わって欲しくない」と突っぱねました。
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部長を助けたい
萩崎が帰宅すると、自宅前で記者の村木(上地雄輔)が待っていました。
村木が言うには、「月世界」は闇が深く、かなり危ないということです。
岩尾議員はあらゆる悪事に手を染めている企業舎弟とズブズブな関係で、その連中は暴力団だということを巧みに隠している悪知恵の働く者たちだと言います。
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萩崎は、記事にはしないという村木に事情を話すと、村木は「俺たちにどうこうできる相手ではない」と言いました。
でも、萩崎の目的は関野部長を助ける、その一点でした。
村木は腹をくくって、2日後にある「月世界」のママの誕生会に萩崎と二人で乗り込むことにしました。
直撃取材
萩崎と村木は、店の外で岩尾議員が到着するのを待ち、事件のこと、詐欺グループとの癒着のことを議員に直撃しました。
当然、岩尾は「心当たりはない」と疑惑について否定します。
そして、そのまま店を出ようとしたので、萩崎は後を追いました。
萩崎が地下駐車場に辿り着くと、岩尾が車に乗り込むところでした。
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その車を追おうとした時、田丸に見つかり腹を殴られました。
「俺はあんたの会社に依頼されて動いているんだよ。邪魔するな」
その間に岩尾の車は去ってしまいました。
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会社の判断
帰宅するまでの間、萩崎は誰かにつけられているような気がしました。
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次の日、山岡常務に昨夜のことを話すと、常務は「手形詐欺の件は終わりにしてくれ」と突然態度を変えました。
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実は、常務は今回の件の責任を取らされ、九州工場に飛ばされるというというのです。
「会社員だからね、私も。 君だってそうだ。これ以上詮索しない方がいい」
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絵津子は何者?
萩崎は、再び「月世界」へ向かいます。
そして絵津子に「君は何か知っているんじゃないのか」と尋ねますが、絵津子は何も答えません。
萩崎が警察に話すかどうか悩んでいると、絵津子は突然「踊りませんか?」と誘ってきました。
絵津子は萩崎に身を寄せて、「警察には行かないで」と言います。
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絵津子は、萩崎のことを心配していると言いました。
萩崎は、絵津子が敵なのか味方なのかわかりません。絵津子は「私は誰のものでもない」と答えるばかりです。
これ以上詮索して欲しくないという絵津子。萩崎はそれを了承しました。
「でも、僕はあの人を助けなきゃならない」
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さらなる事件
萩崎は、田丸が何か知っているのではと思い、彼を尾行することにしました。
すると、田丸は日雇い労働者が集まる地域に入っていきました。
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「やっとわかったんだよ、関野をハメたやつの正体が」
田丸は「もうすぐカタがつく」と言い残して去って行きました。
萩崎はなんとか立ち上がり、田丸を追おうとしますが、その時見覚えのある男とすれ違います。
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男が来た方向へ行くと、そこには田丸が腹を刺されて倒れていました。
田丸は、「ほりぐち」という言葉を残してこと切れてしまいます。
その瞬間、萩崎は先ほどすれ違った男、月世界のマネージャー、関野がホテルのラウンジで会っていた男が同一人物だと悟りました。
ショックを受ける間もなく、警察が現れます。
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見ると、手にはべったりと血がついています。
萩崎は慌てて逃げだしました。
その頃、堀口は、絵津子に「萩崎が田丸を殺した」と話していました。
「萩崎は人殺しだ!」
ドラマ『眼の壁』 第2話 感想&まとめ
萩崎の上司、関野部長が手形詐欺に引っかかってしまったことから始まったこの事件。
とうとう死人が出てしまいました。田丸は何かを掴んだようですが、真相は闇の中です。
しかも、萩崎が疑われてしまい、逃げ出すはめに。一体どうなるのでしょうか?
そして、関野部長は何故捕まっているのでしょうか?
次回が待ち遠しいです!