本作『メガロボクス』は大人気ボクシング漫画『あしたのジョー』の50周年を記念して「ジョー」が原案として制作されたアニメ作品です。
あくまでも“原案”なので、要素を取り入れているだけで【続編】などのつながりがあるわけではありません。
- 熱き男たちの戦いに鳥肌
- ボクシング漫画の金字塔が手がける近未来ボクシング
『あしたのジョー』の血筋を引き継ぐ、熱き男たちの戦いに刮目せよ!
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目次
『メガロボクス』作品情報
作品名 | メガロボクス |
放送年 | 2018年4月〜2018年6月 |
話数 | 全13話 |
原作 | ちばてつや『あしたのジョー』 |
監督 | 森山洋 |
声優 | 細谷佳正 斎藤志郎 村瀬迪与 安元洋貴 森なな子 鈴木達央 |
音楽 | mabanua |
主題歌 | オープニング「Bite」 エンディング「かかってこいよ」 |
『メガロボクス』声優・キャラクター紹介
ジャンクドッグ / ジョー(声優:細谷佳正)
- 本作の主人公。22歳。
- ジャンクドッグ」という名前は地下メガロボクスにおけるリングネームで、本当の名前は本人も知らない。
- 驚異的な回復力と、圧倒的な実力をもつ。
- 地下メガロボクスでは実力が頭抜けているために真っ当な試合を組んでもらえない。
南部 贋作(声優:斎藤志郎)
- ジャンクドッグ(ジョー)のトレーナーおよびセコンドを務める隻眼の男。
- かつては「南部メガロボクスクラブ」というジムを経営する敏腕トレーナー。
- 趣味はドッグレースへの賭博で、多額の借金を抱えている。
勇利(声優:安元洋貴)
- メガロボクスの絶対王者として君臨する、最強のメガロボクサー。
- 通称“キング・オブ・キングス”。
- 後にジョーを本物のメガロボクサーとして認め、ライバルとして意識するようになる。
【ネタバレ】『メガロボクス』あらすじ・感想
『メガロボクス』の世界観
ボクシングといえば生身の男の熱いガチンコバトルであり、その流れる汗、血、音に興奮間違いなしのスポーツですよね。
そんなボクシングがギアという機械を装着して殴り合うメガロボクスに進化。
ギアによって強化された人同士の殴り合い、まさに未来型ボクシングの迫力はとんでもないです。
命がいくつあっても足りないでしょ!そんなメガロボクスにはプロからアマチュアまであります。
この物語の主人公である「ジョー」は、地下でメガロボクスの試合の賭けが行われており、その闘技場の選手でした。
八百長なんて当たり前の世界で生きていたジョーは、そんなしょっぱいメガロボクス人生に飽き飽きしていました。
そんなある日、ジョーの前にメガロボクスの絶対王者である勇利に出くわします。
勇利に喧嘩を売ったジョーですが、当たり前のようにボコボコにされるわけです。
これが本物のプロかぁ…。
そのレベルの違いに絶望するかと思いきや打倒勇利を目指してプロの世界へと飛び込みます。
勇利と再び戦うにはランキング上位に入り、負けることは許されません。
しかも、そんな背水の陣のジョーはさらに自分を追い込むかのような驚きの行動に出ます。
それは、ギアをつけて戦うことが当たり前のメガロボクスでギアレスで戦う。つまり、ギアなしの生身で戦うことでした。
話題作りもあったと思いますが、ジョーの相当の覚悟が伺えますよね。てか、ルール的にOKなんだ…
何はともあれ、待ち受けるのは強敵ばかり、ジョーはこの壮絶な世界を勝ち抜くことはできるのか。
始まってしまえばこっちのものと言わんばかりに、相手を次々になぎ倒していくかと思いきや、苦戦も大苦戦!
だからあれだけギアをつけろって言ったのに…。
でも、苦戦をするもなんとかそのポテンシャルだけで勝ち進んでいきます。
そして、ジョーの折れない心と強敵に立ち向かっていく姿に、周りの観客、そして勇利までも感化されていきます。
いよいよジョーは勇利との対決を実現させます。彼はジョーとの戦いに向けてある決断をします。
そしていよいよ決戦の時、ジョーと勇利のいく末はいかに…?
ギアレスで戦うジョー
地下闘技場で戦っていたジョー。
ギアレスといっても最初はギアをつけていました。
ただ、勇利などのプロの選手と比べて本当に安く、見た目もボロボロのガラクタをつけていました。
そんなギアも勇利との戦いで大破してしまいます。
それから勇利との再戦を目指すギアレスのジョーが誕生するのです。
ハングリー精神、そしてアジリティー、ポテンシャルに関しては天賦の才を発揮するはずです。
その言葉通り、ギアありのメガロボクサーに対して泥臭く勝ち進んでいきます。
南部贋作の覚悟
ジョーのトレーナー兼セコンドである眼帯がトレードマークの南部。
かつては優秀なトレーナーで、数々の名選手を育てた過去を持つ敏腕トレーナーでした。
しかし、南部がもっとも期待する選手が、戦地で戦死したという報告を聞き絶望に浸る中で、生活も荒れていき借金を抱え落ちぶれていきます。
そしてジョーことジャンクドッグと出会い、賭けボクシングでさらにイカサマをするまで落ちます。
人間落ちるとこまで落ちるとダメですね。いい反面教師がこのアニメにはいます!
メガロニア本戦で八百長を持ちかけられた時、南部贋作という男が試されることになります。
昔のように敏腕トレーナーの勘を取り戻し、ジョーがメキメキと成長していく姿に感動を覚えた南部は、どのような決断をするのでしょうか?
それはもちろん、今の南部がイカサマに手を貸すわけはありませんよね。
一度は八百長を承諾したものの、反旗を翻し見事にジョーを勝利へ導きます。
またその覚悟は本物で、自分の唯一残された片目を失ってでもジョーの勝利を信じていたのです。
勇利とジョーの命を削りとる死闘
最強のメガロボクサーを決める、メガロニア決勝!
なんと勇利は、ギアを取ってギアレスの状態で試合に臨むというのです。
これはジョーへの最大のリスペクトとも取れる行動でしょう。
試合は4ラウンド目へ!
手術明けとは思えぬ攻守ともに完璧な試合運びと思われましたが、やはり体力的に厳しいものがあったようです。
弱いところを悟られないようにと必死に取り繕っているようでした。
それでもジョーを圧倒!何という強さ!あっぱれですわ。
6ラウンド目、カウンター狙いで形勢逆転を狙うものの返り討ちに。
しかし、ジョーも負けじと希望を掴む一打を勇利に打ち込みます。
その一打に周りの人間は可能性を感じます。
ラウンド10まで一方的にやられ続けるジョーは、もう心身共にボロボロの状態でした。
そこに、南部が一言、ジョーを立ち直らせます。
しかし、ジョーは勇利にすがりつくのが精一杯です。
それでも必死に耐え、迎える13ラウンド。
開始と同時に激しく打ち合います。13ラウンドとは思えないほどの激しさです。
ジョーの諦めない姿勢に、セコンドの南部は目が見えないながらも熱気を感じ取り、涙を流します。
ジョーと勇利互いに渾身の一発をぶつけ合います!
そして場面は、担架で運ばれる勇利の視点へ。
試合の決着は?どちらが制したのでしょうか?ジョーなのかそれとも勇利か…?
場面はさらに代わり、優勝パーティーの準備をする南部の場面へ。どうやらジョーが勝ったようです。
結末として、ダウンのところも見たい気持ちはありましたが、絶対王者が倒れる姿も見たくなかった気がします。
最後には賛否両論あるとは思いますが…。
『メガロボクス』声優/キャラ・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
以上、ここまで『メガロボクス』について紹介させていただきました。
- ジョーの壮絶な戦い
- 南部のクズさと覚悟
- ラスボス・勇利の男気
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