多々ある医療系ドラマの中で、筆者がお勧めする10作品を紹介します。
壮大なスペクタクルのもの、医者自身に魅力がありはまってしまうもの、命の重みを感じ感動するもの、縁の下の力持ち的存在の医療に携わる人々などなど甲乙つけがたい素敵な作品ばかりです。
目次
日本の医療ドラマおすすめ10選
『JIN-仁-』
『JIN-仁-』は「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いたSF要素の強い医療ドラマですが、それだけにとどまらない壮大なヒューマンストーリーとなっており、視聴者の心にいつまでも残る作品です。
TBS系の「日曜劇場」枠で第1期が2009年10月クール、第2期は2011年4月クールに放送されました。
第1期終了後は国内外の各賞で33冠を達成している秀悦な作品で、多くの人に待望され第2期完結編が作られました。
原作は村上もとかの漫画で、こちらも手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しています。
ある事件をきっかけに江戸時代へタイムスリップしてしまった現代の脳外科医・南方仁(大沢たかお)が、満足な医療器具もない中で幕末の人々の命を救います。
その医術を通して、幕末の英雄・坂本龍馬(内野聖陽)らとの交流を深めていきます。
そして、公私に渡り支えとなる橘咲(綾瀬はるか)、吉原の花魁だった野風(中谷美紀)らと共に、自らも幕末の動乱に巻き込まれていきます。
現代に生きる私たちが忘れかけている「生きる」という意味の本質を考えさせられます。
ミルトモ 編集部
続編『JIN−仁−完結編』では残されたすべての謎が明らかになります。
仁の頭の痛みは何だったのか、仁はタイムスリップして再び現代に戻るのか、咲の想いは届くのか、吉原を離れた野風のその後はどうなっているのか。
また、現代の未来は果たして変わっているのか、仁は坂本龍馬を救うことができるのか。
ミルトモ 編集部
風来坊気質でどこに行っても自然体で周りの人に優しくできる彼の人となりが、にじみ出ています。
また、いつも健気にそばにいて尽くす綾瀬はるかのきまじめな可愛さが溢れています。
ミルトモ 編集部
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『Dr.コトー診療所』
『Dr.コトー診療所』は離島医療に情熱をかけ、命の尊さに執着する青年医師・五島健助の熱い闘いを描きます。
第1期は2003年7月から9月まで「木曜劇場」枠で、2004年1月に『特別編』、11月に『Dr.コトー診療所2004』が放送されました。
第2期は2006年10月から12月まで再び「木曜劇場」枠で放送されました。
人間関係が希薄な都市と違い、島民がみな家族と言われるほど人の結びつきが強い孤島を舞台に、親子、夫婦、友人といった人と人とのつながりを深く見つめていきます。
満足な医療設備も整わない孤島の診療所にもかかわらず、健助は決してあきらめません。
どんな困難なオペにもそのテクニックと情熱で立ち向かいます。
島の手つかずの自然はすばらしく漁業など自然の恩恵に預っています。
しかし同時に自然の厳しさとの共存生活があり、そこで繰り広げられる直球勝負の感動があります。
与那国
志木那島診療所
Dr.コトー診療所の病室よりLeica M-P Typ240
SUMMILUX50mm 2nd pic.twitter.com/3VkKmHrNpt— ヨナグニカラー @やす店長 (@yonaguni_color) January 23, 2020
第1期はロケ地となった与那国島の美しい自然をバックに、離島での過酷な医療状況とともに志木那島でのゆったりとした時間の流れや人間関係が情緒豊かに描かれています。
島民たちは最初のうちは全く診療所に寄りつきませんでしたが、コトーの医師としての技量の確かさと誠実な人柄しだいに島民らに受け入れられ交流を深めていきます。
都会から島にやってきた人の視点と島の人が外来者を見た視点が対照的に描かれています。
時には誤解が生じお互いを傷つけることもありますが、相互に影響しあいながら少しずつ信頼関係を築いてゆく姿が描き込まれています。
ミルトモ 編集部
#再放送希望ドラマ
Dr.コトー診療所深刻化するコロナ問題、コトー先生ならどう行動するかと考えてしまう。 pic.twitter.com/V8NH9Of2vM
— けいてっく (@MOROT800) April 2, 2020
第2期ではコトー先生はすっかり島の人々との絆を深め、まるで家族のような関係を築いていました。
しかし、そんな温かな関係を築けば築くほど医師として冷静な診断を行うことが難しくなってしまいます。
そんな医師という仕事の厳しさ、難しさについて深く考えさせられ心を動かされる場面がたくさんあります。
ミルトモ 編集部
また第2期では春から冬(12月)までの四季の移り変わりが描かれております。
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『透明なゆりかご』
『透明なゆりかご』は人気漫画家沖田×華さんの作品をドラマ化しました。
このドラマはNHK総合「ドラマ10」にて2018年7月放送されました。
第73回文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)大賞、第35回ATP賞テレビグランプリドラマ部門最優秀賞およびグランプリ、放送文化基金賞「奨励賞」、文化庁芸術祭大賞、文化庁芸術祭「テレビ・ドラマ部門」大賞と数々の賞を受賞してます。
母の勧めで街の小さな産婦人科「由比産婦人科」の見習い看護師として働くことになったアオイ(清原果耶)が、感性豊かな彼女の目を通して命の重みについて感じとっていくお話です。
産婦人科の“影”の部分にも向き合いながら、「なかったことにしてはいけない、透明な存在にしてはいけない」こともとりあげています。
アオイの持ち前の明るさに支えられながら、ほっこりする場面もあり本当に心に沁みる内容となっています。
センシティブで表現方法が難しい内容、受け取る人々を傷つけてしまう恐れがあることがらを、絶妙なバランスで表現している秀悦な作品です。
1990年台後半の時代背景ですが、そこまで違和感もなく今の世にも変わらず存在する妊娠をめぐる様々な事件を通して、命の重みを感じ心を洗われる思いになります。
ミルトモ 編集部
主演はドラマ初主演となる清原果耶ですが、これがはまり役です。
アオイは注意欠陥多動性障害(ADHD)で、不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)、衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)があり、母親の史香(酒井若菜)は心配していました。
けれども、このドラマの中では彼女のこの特徴があったからこそ、思い切った行動がとれて、事態が好転したことも多々ありました。
彼女の純粋な愛情や好奇心、そして持ち前の行動力で「由比産婦人科」で起きる様々な出来事に取り組んでいきます。
ミルトモ 編集部
院長の由比(瀬戸康史)婦長の榊(原田美枝子)の温かい見守り、先輩看護師・望月(水川あさみ)の厳しくも愛のある指導のもと、少しずつ命の重みを感じながら看護師として成長していくのです。
全10回にわたって放映される中で、命の重みを感じるいくつかのキーワードがあります。
中絶手術、母性、母子手帳、妊婦の不安、性暴力などをテーマに、いろいろな境遇、環境での出産をとりあげ問題を提起しています。
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『監察医 朝顔』
『監察医 朝顔』は作:香川まさひと、作画:木村直巳による同名漫画が原作となっています。
2006年から『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載が始まり、6巻以降は電子版のみでの発刊となるも人気を博し続け2013年発刊の30巻をもって完結した医療漫画です。
2019年7月期にフジテレビ系「月9」でテレビドラマ化され、高視聴率のうちに終了し翌週には特別編が放送されました。
主演は上野樹里、父親役の時任三郎とは初共演となります。
法医学者の娘が発見された遺体の生きた証を見出すために、ベテラン刑事の父親とともに遺体の謎を解明していく物語です。
主人公の万木朝顔は死因を明らかにし、遺体の“生きた証”を見つけ出すため真摯に遺体に向き合う法医学者です。
そんな朝顔に父として、仕事相手としても寄り添うのがベテラン刑事・万木平です。
朝顔は解剖で、平は捜査で、遺体の謎を解き明かしていくさまを緻密に描いています。
また遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心を救っていく様子も丁寧に表現されています。
朝顔は遺体に「教えてください。お願いします」とささやいてから解剖を始めます。
必要とあれば、遺体の発見現場まで行ってしまうなど懸命にそして真摯に遺体に向き合っていきます。
そうして見つけられた“生きた証”は時に犯罪を看破し、時に遺族の悲しみを癒やし、何より遺体が最後に伝えたかった想いを明らかにします。
ミルトモ 編集部
それは2011年3月11日に発生した東日本大震災で、朝顔の母が未だに行方不明になっていることでした。
母の“生きた証”を根こそぎ奪われてしまった朝顔は失意に暮れました。
しかし、悲しみに立ち止まるのではなく自分の人生をしっかりと歩んでいくことが母の想いだと気付き、誰かの“生きた証”を見つけるために法医学者の仕事に打ち込んでいます。
平は時間があれば遺体を探しに東北へ向かい、手がかりもないまま妻の遺体を探し続けています。
ドラマでは各話でさまざまな事件を扱いながら、全話を通して、ぽっかりと空いた母の穴を埋めようとするかのように肩を寄せ合い、少しずつ前へ進んでいく父娘の日々と変化を描いていきます。
ミルトモ 編集部
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『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』は2012年からテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送されている日本のテレビドラマシリーズです。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの天才外科医・大門未知子のスカッとする活躍が見どころです。
高視聴率を獲得しており、2019年までに通算シリーズ6本、スペシャル1本が放送されスピンオフ2本がインターネット配信の後地上波放送されました。
「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの、米倉涼子演じる“異色・孤高・反骨の天才外科医”は労働条件は勤務時間8:00 – 17:00、医師免許の必要ない業務はしないという破格のものです。
医師としての能力は極めて高く、患者の周辺状況などから事前に容体の変化などを想定する洞察力も併せ持ちます。
「私、失敗しないので」と医療ミスは絶対に起こさないとたびたび宣言しています。
暗黙の了解とされる教授の下働きや付き合いを「いたしません」の一言ですべて拒否します。
他者とは決してつるまぬ一匹狼ぶりと歯に衣着せぬ発言で、大学病院内での組織の一員としては煙たがられています。
医師としての責任感は人一倍強く、「失敗しない」と度々言うのは「患者は一度失敗されたらその時点で終わり」という信念から自らの退路を断つための行為なのです。
ミルトモ 編集部
終業後はクラブで踊ったり、神原(岸部一徳)らと麻雀に興じています。
他に銭湯通い・卓球・公営ギャンブルなどの趣味がありますが、基本的に手術以外のスキルは皆無です。
専門は不明ですが足の骨肉腫から、肝臓・腎臓・小腸・肺の生体間移植・脳腫瘍の切除・末期がんの切除などをこなしており万能であることが伺えます。
ミルトモ 編集部
脚本家の中園が、ロンドンオリンピックで金メダリストとなった松本がインタビューで「私、ミスはしないので」ときっぱり答えていたのを見て”スーパー外科医”のイメージが立ち上がってきたそうです。
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『白い巨塔』
『白い巨塔』は作家・山崎豊子による大ベストセラー小説が原作です。
大阪の大学病院を舞台に、医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及し、人間の本性に迫った作品です。
これまでのドラマ化作品では主人公の財前五郎役を1967年に佐藤慶が、1978年から79年にわたって田宮二郎が、2003年には唐沢寿明が演じています。
2019年にはテレビ朝日で5月に5夜連続で放送されており、岡田准一が財前役を熱演しています。
中心になるのは全くタイプの異なる財前五郎と里見脩二という2人の医師です。
2人が医師として、1人の人間としてどのような道を歩むのかが対照的に描かれています。
主人公の財前五郎は国立浪速大学病院第一外科の助教授です。
専門は食道外科でオペの技術は天才的です。
その実力と持ち前の上昇志向で権力闘争を生き抜き、見事教授に上り詰めます。
ところが彼はある手術で手を抜き、手術を受けた患者はしばらくして亡くなってしまいます。
財前は遺族に訴訟され、また自身が肺ガンを患っていることも判明しゆっくりと名誉と地位が崩れていきます。
里見脩二は浪速大学病院第一内科の助教授ですが、出世には一切関心がありません。
正義感や道徳心が強く、親身になって患者を診察します。
里美の患者第一の姿勢は財前や上層部と対立し、彼は大学病院を離れて民間の千成病院内科医長の道を歩みます。
里見は実は財前の一番の理解者でもあります。
財前役が唐沢寿明の時の里見役は江口洋介で、最新の財前役が岡田の時の里美役は松山ケンイチです。
里見先生(白い巨塔)
山崎豊子の屈指の名作、白い巨塔の準主役。出世に目の眩む財前と対照的に医者として、人間としてどうあるべきかということを説き、実践する。人間くさいドラマの中で人智を超えている唯一の人物。江口洋介の里見先生が一番好きだ。松山ケンイチも悪くないけどね。 pic.twitter.com/6oWvf3ixRy— べるごみ@ポケモン (@OMuzy65CIX4G2vi) March 9, 2020
ミルトモ 編集部
死の直前、財前が「自分の場所」として大切にしている屋上でのシーンでは、唐沢版では財前とともに屋上に来たのは愛人の花森ケイ子でしたが岡田版では里見に変更されています。
また、財前が里見に宛てた手紙の内容も里見への感謝の言葉が追加されています。
ミルトモ 編集部
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『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
「コード・ブルー(Code Blue)」とは容態が急変し、緊急での蘇生が必要な患者が発生したという意味の医師や看護師の中で使用される隠語です。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』はたった1つのミスが命に直結する救命救急の現場を舞台に、医療ドラマで初めて“ドクターヘリ”を題材にしました。
2008年夏にフジテレビ木曜22時枠で1stシーズン、2009年1月にスペシャル版、2010年冬に月9枠で2ndシーズン、2017年夏に3rdシーズンが放送されました。
ミルトモ 編集部
救命救急センターを舞台に、フライトドクター養成研修フェローシップの一環としてやってきた若きフライトドクター研修生や指導医、ドクターヘリに携わる人々の奮闘と葛藤を描いています。
また患者の重症度に基づいて治療の優先度を決定して選別を行うトリアージ活動について、大災害や負傷者多数の現場における厳しい現実を多く扱っています。
そのほかにも、脳死や臓器提供など命に関する専門的な話をグッと身近なものにした『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の影響は絶大です。
🌙夜9時~放送📺
『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』🏣ドクターヘリ医療の最前線を描くリアルドラマ。
第5回「寄り添う人」https://t.co/uUWULu89qF#fujitv pic.twitter.com/uKIdf4aLbC— フジテレビ (@fujitv) August 13, 2017
ミルトモ 編集部
とりわけファンの心をとらえたのは山下智久演じる藍沢耕作をはじめとした5人の主人公たちと、先輩医師や患者たちやその周囲の人々が命の現場で織りなす人間ドラマです。
青い制服に身を包み、様々な感情を押し殺し、命の現場へ駆けつけることを最優先していきます。
ミルトモ 編集部
コードブルーの作品自体が大好きなのは当たり前だけど、それ以上にこの5人だからこその空気感が大好きで、この5人の空気感に対するファンなんですこの5人の空気感含めてのコードブルーなんですということを声を大にして言いたい#コードブルー#山下智久#新垣結衣#戸田恵梨香#比嘉愛未#浅利陽介 pic.twitter.com/j0GPICsOB5
— シホ (@__shiho__0212) May 6, 2020
藍沢耕作役の山下智久、白石恵役の新垣結衣、緋山美帆子役の戸田恵梨香、冴島はるか役の比嘉愛未、藤川一男役の浅利陽介の5人はもれなく今をときめく大スターとなっています。
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』は2019年にフジテレビ系月9枠で放送されました。
原作は横幕智裕、作画モリタイシによる漫画で、「グランドジャンプ」(集英社)にて、2015年22号から連載中です。
ミルトモ 編集部
病の原因を探りレントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには画像を読影し病気を診断する放射線科医という人たちがいます。
彼らが所属するのは放射線科“ラジエーションハウス”です。
このドラマは そこで働き、患者の病、ケガの根源を見つけ出す縁の下のヒーローたちの戦いを描いています。
主演の窪田正孝が天才放射線技師を演じ、ヒロインの本田翼が放射線科医を務めます。
広瀬アリス、遠藤憲一ら実力派が診療放射線技師仲間を演じています。
長いテレビドラマの歴史において主人公として「放射線技師」が描かれるのは初めてです。
掟破りの主人公が病の“写真家”として、患者の“視えない病”を診つけ出し命を救っていきます。
ミルトモ 編集部
唯織は「写真には必ず真実が映る」と信じている放射線技師です。
アメリカで最も権威ある放射線科医からその才能を認められた唯織は、帰国後、ずっと思いを寄せている幼なじみの甘春杏が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用されます。
22年前、杏は父親の跡を継いで医者になる夢を唯織に話していました。
その時、杏は病気を見つけるにはカメラマンが必要だから、世界一のカメラマンになってお手伝いをしてと唯織に告げていたのです。
一方、杏は患者を常に助けたいと思っていますが、病院側の人間として患者よりも病院のルールや効率を優先してしまうことがあります。
また医師免許を持たない放射線技師を見下してしまう一面があります。
そんな杏ですが、実は自分に自信がなく真面目でプライドが人一倍高いため、何でも1人で背負い込んでしまっています。
唯織は実は医師免許も持っており、放射線技師としては申し分ない上に杏以上の医師としての知識も豊富です。
そんな唯織に対し、杏は次第に尊敬し信頼感を持つようになり放射線技師に対しての態度も緩和されていきます。
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『グッド・ドクター』
『グッド・ドクター』は2018年7月クルーでフジテレビ系「木曜劇場」にて放送されました。
もとは2013年に韓国で放送されたテレビドラマですが、舞台を日本に置き換えリメイクされています。
日本版は山﨑賢人演じるサヴァン症候群の青年・新堂湊の観察力と知識によって察知するというリアリティを追求しています。
そして湊による小児外科の患者たちやその家族への「心のケア」を重点的に描いています。
主人公の新堂湊は2人兄弟の次男として生まれ、先天的に自閉症スペクトラム障害ながら驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年です。
湊の才能に気づいた兄は湊に医師になるよう勧めます。
その後、湊は兄とのある事件により、町の診療所の医師・司賀明(柄本明)に出会い小児外科医を目指します。
湊は医学部を主席で卒業し医師国家試験に合格すると、東郷記念病院の院長となった司賀の誘いで小児外科でレジデント(後期研修医)として働くことになります。
ミルトモ 編集部
純粋な湊は病院の慣例や都合と衝突しトラブルを起こしてしまいますが、そんな時に発せられる湊や周囲の言動が医療の本質に問題を提起します。
湊の指導医となった瀬戸夏美(上野樹里)は最初は突発的に見える行動、自制が利かない行動をいぶかっていましたが、次第に湊の細やかな心遣いや医者としての確かな知識、洞察力を知り心を通わせていきます。
ミルトモ 編集部
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『最上の命医』
ドラマ『最上の名医』はテレビ東京系で2011年1月から3月の毎週月曜日放送されました。
その後ドラマスペシャルとして、2016年2月『最上の命医2016』、2017年8月『最上の命医2017』、2019年10月『最上の命医2019』が放送されました。
原作は『週刊少年サンデー』で連載された橋口たかしの漫画です。
主人公の西條命(斉藤工)はアメリカで医師免許を取り、MSA(最優秀若手医師賞)を受賞した小児外科医です。
8年前にステージⅣの肝臓癌を発症し多発的転移で手の施しようのない状態に陥りますが、アメリカで最先端医療の治験者になり奇跡的に生命をつなぐ事ができました。
その後、再発の可能性を抱えながら日々、自分を犠牲にしてでも治療を優先させていきます。
“子どもの命を救うことはたくさんの未来を救うこと”という揺るがぬ信念を持ち、「無限の樹形図」への思いを胸に小児医療に全身全霊を捧げ続けています。
ドラマ内でも命は「無限の樹形図」について「1人の子どもを救うことは、その子どもが生んだ子どもやそのまた子どもたちが生んだ子どもたち。たくさんの未来を救うことになる」と言っています。
ミルトモ 編集部
各話に緊急手術、困難な手術があります。
手術内容は図式化して教えてくれるので素人でもわかりやすく、これがドラマにのめり込める一つの魅力でもあります。
ミルトモ 編集部
最新の2019年版は怒涛の急展開となっています。
誘拐、脱獄、オペ室占拠等、様々な事件の連続で病院内は大パニックとなる中、命は変わらず生命と向き合い続けることができるのか見ものです。
ミルトモ 編集部
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日本の医療ドラマおすすめ10選・まとめ
【ランキングサイト発表】「名作だと思う2000年代ドラマ」1位は『JIN -仁-』https://t.co/WiiiMfaZgu
2位『Dr.コトー診療所』
3位『白い巨塔』
4位『TRICK』
5位『コード・ブルー』 pic.twitter.com/N615eU8tEl— ライブドアニュース (@livedoornews) December 3, 2018
今回おすすめした医療ドラマ以外にも名作はたくさんあります。
上記のツイートでもわかる通り、数あるドラマのジャンルの中でも医療ドラマの人気は凄いです。
命を扱う現場だけに胸に迫るドラマもたくさん作れる医療ドラマは今後もたくさん作られていくと思うので楽しみです。