『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』⽇本公開決定&シーン写真解禁!美しき眠りの世界へ、ようこそ

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』⽇本公開決定&シーン写真解禁!美しき眠りの世界へ、ようこそ

©2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved

観客は開演した真夜中から明け⽅まで、会場に並べられたベッドに横たわり“眠っている間に聞くために作られた8時間以上に及ぶマックス・リヒターの「SLEEP」ライブ演奏を聴く。

そしてそのまま本当に眠ってしまったり、歩き回ることも⾃由―。

ロサンゼルス野外のグランド・パークやシドニーのオペラハウス、アントワープの聖⺟⼤聖堂など世界各地のシンボリックな場所で次々と開催し話題をさらった“眠り”をテーマとするまったく新しいスタイルのコンサート【SLEEP】の全貌とその裏側を、このコンサートを企画、そして「SLEEP」の作曲・演奏も⼿掛けた⾳楽家マックス・リヒターの素顔とともに追いかけた珠⽟のドキュメンタリー『Max Richterʼs Sleep』の邦題が『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』として、2021年3⽉26⽇(⾦)に公開決定!

あわせて、シーン写真1点を解禁致します。

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』⽇本公開決定&シーン写真解禁!

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』

©2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved

2018年7⽉、真夜中のロサンゼルス。

総合芸術施設であるグランド・パークに、⼀⼈のミュージシャンがやって来ました。

“眠り”をテーマとした異⾊のコンサート【SLEEP】の中で演奏される「SLEEP」の作曲を⼿掛けたマックス・リヒターです。コンサートは明け⽅まで約8時間以上に渡って続くため、リヒターをはじめ演奏者たちは準備に余念がありません。

やがて観客たちが⼊場。

ステージの前には簡易ベッドが並び、観客は寝袋を出したり⽑布を広げたり、それぞれのやり⽅でコンサートに備える。

驚くべきことに、ミュージシャンが演奏中に観客は寝てもいいし、会場を⾃由に歩き回っても、外に出ても構わないのです。

そんな型破りなコンサートをリヒターが思いついたのは、睡眠に対する素朴な興味からでした。

睡眠は⼈間にどんな影響を与えているのか。

⾳楽はどんな⾵に⼈間の脳に影響を与えるのか。

リヒターは脳科学者のデイヴィッド・イーグルマンの協⼒のもと⾳楽と睡眠を科学的に分析し融合、これまでに誰も経験したことのない新しい⾳楽体験、そして最⾼級の“眠り”と“⽬覚め”へと導くための楽曲「SLEEP」を作り上げていきますー。

マックス・リヒターは、クラシックとエレクトロニック・ミュージックを融合させて作られるポスト・クラシカルの旗⼿であると同時に映画やテレビのサントラも数多く⼿掛け、『戦場でワルツを』(2008年)がヨーロッパ映画賞作曲賞、『メアリーとエリザベス ふたりの⼥王』(2018年)がハリウッド⾳楽メディア賞作曲賞を受賞したほか『アド・アストラ』(2019年)が、2021年度に開催される予定の第63回グラミー賞最優秀スコア・サウンドトラック賞にノミネート、加えて、⼤ヒットSF映画『メッセージ』(17)のオープニング&エンディングでも彼のオリジナルスコア「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」が使⽤され⽇本でもiTunesクラシック・チャート1位を獲得するなど、いま、映画⾳楽の世界においてもっとも重要なアーティストの1⼈ともいわれる⼈物。

劇中ではそんなリヒターと彼の公私に渡るパートナーであり、本コンサートも⼀緒に作り上げてきたマールへのインタビューや、15年間にわたって彼⼥が撮りためていたリヒターの創作の様⼦を捉えたプライベート映像、そして、彼が作曲家として成功するまでの苦難の道のりやマールとの強い絆も明らかにされていきます。

シーン写真は1点。

ニューヨークでのコンサートの際、演奏会場に設置されたベッドの上で、マックス・リヒターらの演奏に全⾝を委ねて聴き⼊る1⼈の⼥性の様⼦を捉えたものとなっております。

監督はボノやサム・スミスなど様々なミュージシャンとコラボレートしてきたナタリー・ジョーンズ。

その繊細な演出と美しい映像で「SLEEP」の魅⼒を浮かび上がらせます。

仕事に追われ、誰もが⽣き急いでいるような現代社会。

そんな中、睡眠と芸術を題材に、⼈間にとって本当に必要なものは何かを考えさせてくれ、同時に、劇場の観客も観賞後は実際にコンサート【SLEEP】に参加したかのように最⾼級の“眠り”と“⽬覚め”の体験を感じられる珠⽟のドキュメンタリーとなっております。

なお、2020年、リヒターは「SLEEP」と並⾏する形で作曲していた「ヴォイシズ」を発表。

1948年に第3回国際連合総会で採択された、すべての⼈⺠とすべての国が達成すべき基本的⼈権についての宣⾔である“世界⼈権宣⾔”を朗読テキストに⽤いたオーケストラと合唱のために作られた⼤作であり、朗読にはドイツの⼥優ニーナ・ホス(『男と⼥、モントーク岬で』『東ベルリンから来た⼥』)やイランの⼥優ゴルシフテ・ファラハニ(『タイラー・レイク -命の奪還-』『パターソン』『彼⼥が消えた浜辺』)らも参加、⽇本版は9⽉に発売され、⼤きな話題となっているほか、世界⼈権デーでもある12⽉10⽇(⽊)BBCラジオをはじめ世界各地35局にて放送されることが決まっています。

『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』作品情報

監督:ナタリー・ジョンズ
製作:ステファン・デメトリウ、ジュリー・ヤコベク、ウアリド・ムアネス、ユリア・マール
撮影:エリーシャ・クリスチャン
出演:マックス・リヒター、ユリア・マール、(ソプラノ)グレース・デイヴィッドソン、(チェロ)エミリー・ブラウサ、クラリス・ジェンセン、(ヴィオラ)イザベル・ヘイゲン、(ヴァイオリン)ベン・ラッセル、アンドリュー・トール
/2019/イギリス/英語/99分/シネスコサイズ/
原題:Max Richterʼs Sleep
映倫:G
配給:アットエンタテインメント
公式HPmax-sleep.com

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