ドラマ『松尾スズキと30分の女優 2』 第2話 生田絵梨花の乱! 歌う生田、猫でも気にしない生田!

松尾スズキと30分の女優2

出典:松尾スズキと30分の女優2公式ページ

歌はもちろん、ダンス、応援(?)などが番組全体を通して繰り広げられるエンターテインメント音楽番組『WOWOW輝け!音楽祭』

20歳以上も年の離れたカップル、エリカ(生田絵梨花)とマツオ(松尾スズキ)がエリカの実家の両親(オクイシュージ、伊勢志摩)にごあいさつに行く『猫は気にならない』ほかシュールなコントが満載です!

\\『松尾スズキと30分の女優2』を見るならここ!!//

WOWOWで見る

ドラマ『松尾スズキと30分の女優2』見どころ

昨年放送された「松尾スズキと30分の女優」の第2弾になります。

本作は、大人計画主宰の松尾スズキさんが、脚本・演出・出演を務めるオリジナルオムニバスコントドラマです。

今回は生田絵梨花さん、松本穂香さん、松雪泰子さん、天海祐希さんというそうそうたるメンバーがコントの名手松尾さんの笑いの世界にいざなわれます。

それぞれの女優の持ち味を最大限に活かす予測不能な至極のコントが繰り広げられます!

\\『松尾スズキと30分の女優2』を見るならここ!!//

WOWOWで見る

【ネタバレ】ドラマ『松尾スズキと30分の女優2』第2話あらすじ・感想

『WOWOW 輝け!音楽祭』

全然知らないおじさんたちが良い声で歌う『銀色の道』で始まった『WOWOW 輝け!音楽祭』

moyoko

タイトルの『輝け!』の場所が気になります。

司会は生田絵梨花と松尾スズキ。
歌の途中で集中力が途切れてスタジオ内をウロウロし始めます。

オープニングトークはなんてことはない雑談です。
次に松尾が指からおばけ煙を出しながら紹介したのは、生田が親戚のみに向けて披露したミュージカル『ト、アケタガル』から『網、破れて』。

二階に上がった理由が思い出せず、意味もなくベランダに出て網戸を外して
小一時間持っていたら手がつかれたけど、ウチは平屋だった。幻を見ていただけだった。
という内容です。

moyoko

生田さんの歌唱力の無駄遣いです。

「生田さんぐらいになると、頭がイカれた状態も歌になるんですねぇ」

とは、松尾のコメントです。

moyoko

これには、こちらも同意です。

それを聞いていた生田は、変顔をしたまま動かなくなってしまいました。

moyoko

ZOOM会議中にWi-Fiの調子が悪くなった人のマネだそうです。

『絵梨花は俺の妹』

JKの絵梨花を妹に持つ『俺』。

moyoko

『俺』目線で繰り広げられるお話です。

絵梨花は「私のプリンを食べた!」とプリプリ怒っています。

しらばっくれる『俺』ですが、口をぬぐってみると血がベッタリ。

moyoko

えっ!?

絵梨花は、容器ごとプリンを食べるお兄ちゃんが心配で・・・と泣いています。

「これからは、プリンは中身だけ食べるって約束して!」

その他、「卵の殻はむいて食べる」「焼き鳥は串ごと食べない」「海水は飲めない」などなどを約束すると、絵梨花はニッコリして言いました。

「いい子、いい子。 じゃあ、1万円貸して」

moyoko

お、おう・・・。

病院行くか・・・と思う『俺』なのでした。

moyoko

どちらが変なのかわからなくなりました。

『親の前では普通の子応援団』

見た目がいかつい青年。彼はプロの取り立て屋。
でも、親の前では普通の子。

食事中、おもむろに親のなれそめが気になったので、母親に尋ねてみました。
「変な子」と笑う母親。

応援団は「親のなれそめが気になる事は変じゃない!」と彼の行動を応援します。

moyoko

団長は松尾さん、生田さんは大太鼓係です。

外ではあおり運転でガラケー出して相手を撮影して鬼威嚇する取り立て屋。
でも、親の前では普通の子。

彼は、ネットに落ちていた人によってブルーに見えたり金色に見えたりするドレスの画像を母親に見せます。

moyoko

母はブルーに、男は金に見えたということです。

「それがなんなんだい? 変な子」

応援団は「自分の母親がどっちに見えたか気になるのは普通のこと!」と応援しました。

moyoko

そうですね、普通のことですね(笑)

『猫は気にならない』

エリカ(生田絵梨花)とマツオ(松尾スズキ)は20歳以上歳の離れたカップル。
でも、エリカは今まで会った男性の中で一番大、大、大好きなので、親に紹介することにしました。

マツオは58歳。エリカの父親は54歳。
確実にエリカより早く死ぬマツオを見て、父親は「早死にが来た!」と騒ぐだろうと言いました。

しかも、この間まで大手福祉会社の役員をやっていたマツオは、退職とダライラマの誕生日を機にパンクスになり果てていました。

moyoko

エリカの父親は、パンクスも嫌いらしいです。ブルーハーツも許せないほどだそうです。

マツオは、お土産に「持ちやすいから」という理由でスイカの切り身を持ってきていました。
そのスイカをセカンドバッグみたいに持つマツオ。
エリカはそれを「可愛い!」と言ってカメラでパシャパシャ。

そのイチャイチャぶりを見ていた魔法使い(近藤公園)が「あいつの内面、猫になれ~!」と、マツオに魔法をかけてしまいます。

「にゃ~!」

突然猫になってしまったマツオ。
ところが、そのことをエリカは軽~い感じで流します。

「永遠に猫にしたのに!」

と、戸惑いを隠せない魔法使い。

エリカの両親は、マツオを見て唖然呆然。

moyoko

マツオは猫なので、お茶をペロペロと飲んだり、照明の紐が気になったりしています。

「だいぶ老けてるけど、本当に良い人なの!」

と必死で訴えるエリカ。
両親は「男は内面が一番」「多少のパンクスは仕方がないか」と納得しようとしていました。

moyoko

誰も、猫であることは気にしていません。そんなマツオはちゅ~るで大喜びです。

「内面こそ猫! 永遠に猫! そこ、気にならん?」

魔法使いがツッコんでも、エリカたちは気にならないのでした。

フィナーレ

『WOWOW 輝け!音楽祭』は、4秒ほどの曲も含めて340曲が演奏され、フィナーレを迎えました。

松尾スズキがその中で印象的だったのは、6秒ほどの箪笥を引きずる音。

「実に、不愉快でした」

moyoko

間違いなく不愉快ですね!

生田絵梨花は4曲目のカレーの匂いだったと言います。

moyoko

それは、ケータリングで出たカレーの匂いだということですが・・・曲ですか?

絶対音感を持つ生田によれば、「カレーは音楽」だということです。

最後の曲はスラム街からかき集められた子どもたちと生田によるミュージカル『アミー』より『煮物ー』。

moyoko

またしても網戸が気になるという内容の歌でした。でも、『煮物ー』は『トゥモロー』と響きが似ていますね。

『表彰式』

表彰台には、カッパのミイラを持つ男性、鬼、キツネの剥製が置かれています。
軍人(松尾スズキ)が、それぞれの首に、スルメイカ、ネックピロー、めがねをかけていきます。

moyoko

キツネにめがねはかけられないので、軍人は自分でかけました。

その後民族衣装を来た女性(生田絵梨花)が中央アジアの民謡のようなものを歌を斉唱し、式典は幕を閉じました。

ドラマ『松尾スズキと30分の女優 2』 第2話 感想&まとめ

生田絵梨花さんの回は、この作品の中でも最もシュールな作品の一つかもしれません。
ハッキリ言って“ド”シュールでした!

ただ、ミュージカルも最後の民謡らしき歌も、生田さんが歌うとちゃんと歌になるから不思議です。
本編の中で、松尾さんが「イカれた状態も歌になる」と言いましたが、まさにその通り。

周囲の人に勧められるかと言ったらちょっと考えてしまうコントたちですが、個人的には面白かったです!

\\『松尾スズキと30分の女優2』を見るならここ!!//

WOWOWで見る