マルコヤマモト
同じくミルトモライターの「ねお」さんが2019年のBEST5を挙げていたので「ならば私もやらせてください!」と編集部に名乗りを上げました。
劇場公開作品はあまり多くの本数を見ていないとは思うのですが、そのなかでも特に私のハートに刺さった5作品を、ランキング形式でご紹介します。
「ねお」さんのランキングとは全く別物になると思いますが…。
また、あわせて「マルコヤマモト的2019年の残念だった作品」もご紹介します。
マルコヤマモト
目次
2019年公開映画ランキングBEST5 byミルトモライターマルコヤマモト
第5位『マリッジ・ストーリー』
- Netflix作品ながらもアカデミー賞多数ノミネート&助演女優賞受賞の快挙!
- ノア・バームバック監督作品でありながら内容はかなりストレート
- 結婚している人子供がいる人が観ると少し辛い場面も…そして考えさせられる。
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喧嘩はやめて、2人を止めてと画面を見ながら泣いた作品が『マリッジ・ストーリー』。
Netflix配信映画ながらも、第92回アカデミー賞には作品賞を含む6部門もノミネートされている名作で、助演女優賞をローラ・ダーンが見事受賞!
㊗第92回 #アカデミー賞
🏆助演女優賞受賞🏆ローラ・ダーン
『#マリッジ・ストーリー』凄腕離婚弁護士役で圧巻の存在感👏#ネトフリ #Oscars #Oscars2020 pic.twitter.com/AgG0FwI8fn
— Netflix Japan (@NetflixJP) February 10, 2020
また、配信映画ながら映画館上映も行っている作品なので、お近くの映画館で上映されている際は、あの悲惨な喧嘩のシーンを大画面で楽しむことも良いでしょう。
真面目な話をすると、結婚はする前以上にしたあとに困難が多く待ち受けるもので、この夫婦が迎える結末も確かに1つの答えではあります。
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とくに小さい子供がいる家庭はなおさら。
夫婦の互いの良いところを書き合った手紙には思わず涙。
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第4位『神と共に』第一章&第二章
- いい意味で韓国映画らしくない派手さに逆に見入ってしまう
- 「地獄」がテーマということで韓国の死生観についても学べる
- 第一章・第二章で違う味を楽しめる&キャストの演技力が抜群
唯一の韓国映画でランクインされた『神と共に』シリーズ。
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日本では『神と共に 第一章:罪と罰』『神と共に 第二章:因と縁』の公開スパンが1ヶ月で、作品への熱が冷めないまま2部が見れたことも良かったです。
韓国映画はとにかく素晴らしい役者が勢揃い!
出てくるすべての役者の演技が子供ですら素晴らしいってどういうこと…と相変わらずの韓国映画のレベルの高さに驚きます。
第一章、第二章とでは作品の雰囲気がガラリと変わるのですが、第一章では韓国映画×ハリウッド的な規模の大きめなエンタメを描き、第二章では物語にじっくり迫った時代劇と幅広いジャンルの内容で観客を楽しませてくれましたね!
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第3位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- 60年代後半の華やかなハリウッドは観ていてワクワクする
- ブラピ兄さんのイイ身体を堪能できるファン眉唾シーンあり!
- てんやわんやのラスト13分から物語のエンディングには思わず涙!
2019年の映画を語るに欠かせないのが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
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1969年のハリウッドで、ハリウッドの光と影を実際に起きた「シャロン・テート殺害事件」になぞらえて描くわけですが…。
実際は、救いようのない人たちをタランティーノ監督が映画の世界で救済する、ハリウッドおとぎ話でした。
話題のラスト13分ももちろん良かったですが、私は落ちぶれた俳優のリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と子役少女との掛け合いが何故かグッと来てしまいました。
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この映画では推しは死にませんでしたが、薬でトリップしたりシャツを脱いだりのサービス三昧でしたありがとうブラピ!
第92回アカデミー賞には、10部門ノミネートされており、助演男優賞(ブラッド・ピット)と美術賞を受賞しました!
第92回 #アカデミー賞 🏆
ブラッド・ピット
㊗助演男優賞 受賞❗️『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』#Oscars #ワンハリ
— ソニー・ピクチャーズ映画部公式 (@SPEeiga) February 10, 2020
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第2位『ジョーカー』
- ホアキン・フェニックスの最高の演技に震える…
- アメコミ映画初のアカデミー賞多数ノミネートという快挙!
- 大元は漫画だが、現代社会に通じる社会派な内容に思わず息を呑む
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2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム』以外で私が劇場で2回以上鑑賞したレアな作品。
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2回め鑑賞以降は冒頭シーンの笑い声から涙が出るほど、彼の演技にハマっているのです…恐ろしや、ホアキン・フェニックス!
第92回アカデミー賞には11部門もノミネートされましたが、実は作品賞の受賞は難しいのではないか?という話が出ていました。
物語を観た方はわかると思いますが、あくまでも悪役が主役の『ジョーカー』ではラストで彼を称えるシーンが登場します。
「映画『ジョーカー』が評価される=悪を容認する」
ということになりかねないという懸念からだそうです。
それにしてもアメコミ映画がアカデミー賞にノミネートされる快挙や、ホアキン・フェニックスの役作りなど評価したいポイントは山ほどある作品ですよ!
そして、第92回アカデミー賞では主演のホアキン・フェニックスが主演男優賞を受賞!
【速報】#アカデミー賞 に『#ジョーカー』で主人公アーサー=ジョーカーを熱演したホアキン・フェニックスが“主演男優賞”に選ばれましたあああああああああああああ‼💥✨
\🎊Congratulations🎊/#Oscars #Oscars2020 pic.twitter.com/rzQrJrIzsn
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) February 10, 2020
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私も仕事をやめるときは「タイムカードを打つ」のを忘れないようにしたいと思います。(ジョーカージョークです)
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『ジョーカー』作品情報 映画『ジョーカー』は、DCヒーローのバットマンの宿敵にして人気キャラクターのジョーカー……
第1位『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
- 人気スペース・オペラシリーズ、42年間の集大成!
- ダークサイドに堕ちたハン・ソロの息子、カイロ・レンの行く末に注目
- ファンには嬉しい過去作のオマージュシーン満載!
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もっと何かあるだろうと考えたのですが、結局2019年私の1位は『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でした…。
子供の頃から観ていた『スター・ウォーズ』シリーズがまぁ、一応完結するということでファンとしては応援しないといけないわけです。
『スターウォーズ/フォースの覚醒』から始まった続・三部作でしたが、アダム・ドライバーに出会えたことがこの続・三部作の収穫でしたね。
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本当に良かったのか!?と気になる方はこのまま読み進めてください…その理由がわかります。
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殿堂入り『アベンジャーズ/エンドゲーム』
- MCU作品11年分の感動が今作に集結!
- 思わず歓声を上げてしまいたくなるようなお宝シーン満載!
- 過去作を観ていない方にはちょっと内容が理解できない部分があるかもしれない…
推しが死ぬけど殿堂入りの『アベンジャーズ/エンドゲーム』!
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最終決戦時、黄色い輪っか(名前忘れました…)からティ・チャラたちが出てきたときの鳥肌と、キャップの顔にもう涙!
ここ2年間くらいでマーベル作品をギュッと凝縮して観ていたにもかかわらず、キャップの「アベンジャーズ!!!!…アッセンブル(小声)」には打ち震えました。
もちろん公開初日に見に行ったわけですが、日本の劇場であんなに人が声を出したり拍手をしたりという光景に遭ったことがないので、思い出に残る映画体験としても評価は高いです。
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1人1人のキャラにクローズアップし他作品を制作してからクロスオーバーさせるという、マーベル作品の手法の素晴らしさ!
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マーベル作品は今後もとてもの楽しみにしているのですが、ドラマがDisney+でしか放送れないのかが大きな悩みの1つですね…。
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2019年公開映画個人的ワースト3本
ワースト第3位『スノー・ロワイヤル』
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まず第3位は、リーアム・ニーソン主演の『スノー・ロワイヤル』。
「模範市民賞、キレる。」「怒りの除雪車」「全員除雪」などのパンチの効いたワードでの宣伝に期待しすぎたようです…。
期待したような、リーアム・ニーソンが怒りの除雪車でギャングたちを轢き倒して暴れまくるような描写はなく、ポスターに描いてあった木に刺さり宙吊りになった車も本編には登場しなかったのです…。
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あとは「お前いつまで飛んでたんや!あ…」というキモチ、鑑賞した方はわかってくれると思っています。
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ワースト第2位『メン・イン・ブラック:インターナショナル』
ほろ酔いくらいで丁度良く観ることができたのですが、シラフだったら結構激怒していたかもしれません…。
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンの組み合わせは決して悪くないのですが、2人の力に頼りすぎじゃないですか…?
冒険ものとしては『アクアマン』で既に砂漠ネタがあったし、もともとの『MIB』シリーズと比べるとこちらもちょっと消化不良。
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そういえば、リーアム・ニーソンが今作に悪役として出演していましたね…。
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ワースト第1位『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
そうなんです…私の2019年BEST&残念の両方が『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』なのです。
マルコヤマモト
映画を観る者として反省しなければ行けない点もあることは重々承知なのですが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』と似たようなシーンが多かったような…気がします。
もし、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観ていない私が『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観たら素直に泣きながら感動できたと思います。
CMや予告の段階から、「映画を観終わった時に涙を流しながら、ふざけんなよ…と言って立ち上がって拍手する」と予想していたのですが、実際は「え?終わり?」とあっけない感じで終わってしまいました。
42年の歴史に幕は降りていないと思うし、私が納得行くまで私の『スター・ウォーズ』人生は続く…と、まだまだ諦めの悪いファンを続けるつもりです。
マルコヤマモト
エンドロールでリーアム・ニーソンの名前を見たのですが、そういえばクワイ=ガン・ジン役で声の出演をしていたみたいですよ。
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2019年公開映画ランキングBEST5byミルトモライターマルコヤマモト:まとめ
- 『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
- 『ジョーカー』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- 『神と共に』シリーズ
- 『マリッジ・ストーリー』
マルコヤマモト
「わかりやすさが1番!」をモットーに映画を鑑賞している自分らしいランキングになったと思います。
逆に残念BEST3には、全てリーアム・ニーソンが関係している作品でした…。
マルコヤマモト
残念BEST3にランクインした映画たちも、決して全部がダメ!というわけではありません。
2020年は2月に入りましたが、すでに名作揃いなのでまた来年のランキングも楽しみにしてくれる方がいると嬉しいです。
マルコヤマモト