アニメ『THE MARGINAL SERVICE』第1話あらすじ・ネタバレ感想!完全アニメオリジナルで描く、知られてはイケナイ新サービス?!

©THE MARGINAL SERVICE PROJECT

©THE MARGINAL SERVICE PROJECT

2023年4月11日より放送が開始された完全アニメオリジナル作品『THE MARGINAL SERVICE』。

ジャパン・澁宿を舞台に、人間に紛れ込んで共存している”境界人”が起こす犯罪を取り締まり、その存在を徹底的に隠蔽する特殊機関・”マージナルサービス”の活躍を描きます。

ニッカポッカを身に纏い、日夜”境界人”と戦う精鋭たちを演じるのは、宮野真守さん、森川智之さんをはじめとする豪華実力派声優陣。

刺激的なメインビジュアルや、キャストと担当キャラのツーショットが描かれたキャラクタービジュアルが目を惹いたこともあり、放送開始前から話題となっていた注目作です。

第1話では、とある事件をきっかけに刑事をクビになったブライアン・ナイトレイダーが、”マージナルサービス”にスカウトされるところから始まります。

早速、第1話「革ジャンは滑りやすい」をレビューしていきたいと思います。

\\『THE MARGINAL SERVICE』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

アニメ『THE MARGINAL SERVICE』主な登場人物・キャスト

ブライアン・ナイトレイダー/CV.宮野真守

・良くも悪くも忖度しない破天荒な元刑事
・検挙率が高く優秀だったが、不祥事を起こしてマージナルサービスへ
・運動神経に優れ、正義感があり面倒見も良いが、若干突っ走り気味
・常識を逸脱しまくるマージナルサービスでゼノとバディを組む
・キャッチコピーは「ルーキー・オブ・アナーキー」で、ニッカポッカの色は赤

ゼノ・ストークス/CV.森川智之

・「パーフェクト・オーダー」の異名を持つ捜査官
・任務遂行のためなら犠牲は厭わない
・ブライアンのような熱血は苦手だが、バディを組むことで徐々にチームでのリーダー性を見せていく
・妙にカンが鋭い
・ニッカポッカの色は青

ボルツ・デクスター/CV.杉田智和

・かつては傭兵部隊に所属していた筋肉人情捜査官
・肉弾戦が得意で、戦闘における爆発力はマージナルサービストップを誇る
・豪快な性格だが、心根は強くて優しいナイスガイで、動物(特にワンちゃん)が好き
・ロビンとは犬猿の仲
・キャッチコピーは「マッチョ・イズ・マッチョ」で、ニッカポッカの色は緑

ロビン・ティンバート/CV.中村悠一

・おちゃめな頭脳派捜査官で、元イギリス秘密情報部(SIS)諜報員
・ナルシスト気質で、自分が一番すごいと思っている節がある
・ずる賢くて口が上手い人たらし
・チームのムードメーカー的な存在だが、ボルツとのコンビではいつも不満げ
・キャッチコピーは「ザ・ブリティッシュ・マッスル」で、ニッカポッカの色は黄色

ライラ・キャンディハート/CV.名塚佳織

・美麗で知的なITオペレーター
・美の追求に余念がなく、スッピンは誰にも見せない
・感情表現が豊かで気配り上手
・太陽のような明るさでマージナルサービスのメンバーに接し、現場をサポートする一方、さまざまな過去がささやかれており、その真実は謎に包まれている
・キャッチコピーは「ビューティー・メカニック」で、ニッカポッカの色はピンク

サイラス・N・空閑/CV.下野紘

・マージナルサービスの医療担当で元研究員
・あらゆる生物(境界人含む)の外科手術が可能
・時々ボソッと大事なことを口にする程度であまり口数は多くなく、常に何かを考えているが何を考えているかは誰にもわからない
・時々ライラにからかわれている
・キャッチコピーは「ドクター・ソー・クール」で、ニッカポッカの色は紫

セオドア・トンプソン/CV.三木眞一郎

・マージナルサービスの指揮官
・言葉数は少なくおっとりした性格だが、たまに本質を突く発言をする
・かなりのオカルトマニアで、宇宙人や古代文明などに関する怪しいアイテムを集めている
・表向きはオカルトショップの店主
・キャッチコピーは「オールド・コマンダー」で、ニッカポッカの色は白

ペック・デズモント/CV.内山昂輝

・マージナルサービスのマスコット
・実は境界人
・見た目の割りに口調が荒い
・ネズミといわれることが何より嫌い
・キャッチコピーは「マスコット・スーパーバイザー」

ラバー・スーツ/CV.内田雄馬

・表の顔は愛をうたう世界一のポップスターだが、真の姿は……
・ブライアンがラバーの大ファン

\\『THE MARGINAL SERVICE』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る

【ネタバレあり】アニメ『THE MARGINAL SERVICE』第1話あらすじ・感想

ルーキー・オブ・アナーキー

――202×、澁宿・ジャパン。

検挙率No,1の優秀な刑事であるブライアン・ナイトレイダー(CV.宮野真守)は、バディのダニー・グラブ(CV.井上剛)とともに麻薬の売人を追っていました。

追跡中に犯人の銃弾を受けたダニーは深い怪我を負ってしまい、途中離脱。

ブライアンは借金してまで買った革ジャンを犠牲にしながらも単独で追跡を続行し、無人の倉庫内まで追い詰めます。

手錠をかけようとしたところ、犯人は突然何かに操られたように動き出し、自らのこめかみに銃口を向けました。

ブライアンを退けるための行動ではなく、犯人自身も見えない何かに抗い、懇願するように喋り続けています。

怯えた様子のまま、ついに引き金を引いた犯人は、ブライアンの目の前で死亡しました。

ブライアンが署に戻ると、犯人は自殺として処理されており、見えない何かに操られていたという証言は受け入れられませんでした。

上司のゲンゾウ・サカキ(CV.斉藤次郎)は、優秀ではあるものの破天荒な捜査を繰り返すブライアンに苦言を呈し、この件をきっかけにクビを言い渡します。

反抗するブライアンでしたが、あの後ダニーが亡くなったと聞き、戦意喪失。

今回の事件の責任を取るというかたちで、刑事を辞めることになりました。

後日、ダニーの墓に酒と借りていたお金を供えたブライアンは、自宅で酒浸りの生活を送るようになります。

urara

海外ドラマのように進むプロローグ部分から一転、ストーリーは『メン・イン・ブラック』の世界観へ……?

”マージナルサービス”

ある日、ブライアンの自宅に書留が届きます。

それは、国連移民局特別捜査班・”マージナルサービス”からの手紙でした。

一度はぐしゃぐしゃにして捨てるものの、気になったブライアンはマージナルサービスへ出向くことに。

辿り着いたのは謎のオカルトショップで、入口にはモモンガのような動物のぬいぐるみ、店内に入ってすぐのところにはグレイタイプエイリアンの模型が置かれています。

ブライアンは店の怪しげな様子に踵を返し、帰ろうとしました。

urara

入口のぬいぐるみが抱えている看板には「WELCOME」と書かれていましたが、悪態をつきながらブライアンが帰ろうとすると「BYE BYE」に変わっています……ブライアン気付いて!

すると、店の奥にいた店主らしき人物――セオドア・トンプソン(CV.三木眞一郎)に引き止められ、マージナルサービスの採用通知書を渡されるのでした。

彼らが敵対しているのがUMAや妖怪の類だと知り、もはや信じ難い説明に悪態をつくブライアン。

その敵である”境界人”と呼ばれる存在が人間の姿で社会に溶け込み、誰にも知られずテロなどの犯罪を犯していると聞いても、なかなか納得できません。

セオドアはまたもや帰ろうとするブライアンを引き止め、手元にあったリモコンのスイッチを押しました。

すると、部屋が丸ごとエレベーターになっていたことがわかり、地下へと降下していきます。

辿り着いたのは、店とは打って変わって硬質なアジトのような場所……そこにはマージナルサービスのメンバーが集まっていました。

マッチョなボルツ・デクスター(CV.杉田智和)とノリの軽いロビン・ティンバート(CV.中村悠一)が真っ先に声を掛けてきますが、二人は犬猿の仲のようで、すぐに痴話喧嘩を始めます。

その他、紅一点のライラ・キャンディハート(CV.名塚佳織)、口数の少ないサイラス・N・空閑(CV.下野紘)、そして何やら食えない雰囲気のゼノ・ストークス(CV.森川智之)が在籍していました。

敵は”境界人”

マージナルサービスへの加入に乗り気ではないブライアンですが、ゼノが捜査中の事件に麻薬が絡んでいると知ります。

辞職するきっかけになった事件と関係しているのではないかと思い、早速ゼノに同行するかたちで捜査へ出掛けることになりました。

捜査現場へ向かう車内で、自身の父親に対する恨みや劣等感を語るブライアン。

なぜなら、ゼノのワンマンっぷりが父親と重なったからです。

urara

そんなブライアンに心療内科を勧めるゼノは、本気なのか嫌味なのかよくわからない、食えない男です……。

現場であるクラブに到着した二人は、客に紛れ込んで捜査を始めます。

怪しい男に接触しようとしたブライアンを引き止めたゼノは、小型カメラのようなものを取り出し、ひっそりと対象の男を撮影。

それがアジトにいるライラへ送られると、男が「人間」だとわかりました。

マージナルサービスの調査対象は境界人のみなので、人間はいくら怪しくても無視するのです。

刑事時代には知り得なかった様々な情報に、またしても悪態をつくブライアン。

ふと階上に目を向けると、自分をクビにした元上司・サカキの姿がありました。

ゼノが調べてみると、なんとサカキは境界人でした。

衝撃の事実を受けてカッとなったブライアンは、サカキのもとへ駆け出します。

サカキはブライアンが現れたことに驚きながらも抵抗し、頭と心臓に銃弾を受けました。

……にもかかわらず、異様な目玉の動きとともに自己回復し、瞬く間に撃たれる前の状態に戻ってしまいました。

ゼノ曰く、境界人の細胞は極めて高い再生能力を持っており、死ににくいそうです。

二人は逃走したサカキを追跡します。

撃ち込め! マージナルエクスプロージョン!

サカキは透明化し、ブライアンを襲います。

見えないサカキに首を絞め上げられ、成す術もありません。

その時、ゼノが車で突撃してきて、透明化したサカキを轢き倒します。

実体を見せたサカキを落ちていたパイプで撲殺しようとするゼノの様子を見て、若干引き気味のブライアン。

最後には胸を突き刺されたサカキでしたが絶命しておらず、巨大ロボのような姿の化け物に変形しました。

再びブライアンが首を締め上げられたところに、背後から光が……。

そこには、土方の格好――ニッカポッカを身に纏ったマージナルサービスのメンバーがいました。

urara

ここでキャッチコピーとともにメンバー紹介が挟まるのがポップすぎます! まるでスマブラ?アメコミ?戦隊もの?

勢揃いで現れたメンバーの中には、オカルトショップの入口にいたぬいぐるみ――マージナルサービスのマスコットであるペック・デズモント(CV.内山昂輝)の姿も。

現場入口ではセオドアもニッカポッカを着用し、人が入ってこないように「工事中」として通行止めの案内をしていました。

メンバー一同は対境界人用の武器を持ってやって来て、一斉に攻撃を開始します。

ライラから武器を手渡され、呆気に取られていたブライアンも戦闘に加わりました。

最後にはゼノがロケットランチャーを担いで登場し、とどめとばかりに「マージナルエクスプロージョン」を撃ち込みます。

境界人が関わる犯罪を取り締まり、その存在を「徹底的に」隠蔽する……。

大爆発を背後に颯爽と去っていくマージナルサービスを見て、ブライアンはそのことを実感するのでした。

アニメ『THE MARGINAL SERVICE』第1話まとめ

いかがだったでしょうか。

ニッカポッカで戦う新たなヒーローたちの登場が衝撃的な第1話となりました。

監督・迫井政行さん×シリーズ構成・猪原健太さんのインタビューでも語られているように、「80、90年代のハリウッドのアクション映画」を意識して作られているという本作。

確かに、トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス主演の映画『メン・イン・ブラック』シリーズを彷彿とさせる雰囲気があり、ワクワクさせられます。

完全アニメオリジナル、そして豪華声優陣が勢揃いということで、春アニメの中でも注目されていましたが、初回放送後のSNS上での評判も良く、首尾は上々といったところ。

実力派キャストが演じる個性豊かなキャラクターたち、それぞれの掘り下げも今後されていく予定とのこと……一体どんな展開が待ち受けているのでしょうか。

次回、第2話も楽しみです。

\\『THE MARGINAL SERVICE』を見るならここ!!//

31日間無料のU-NEXTで見る