東京ドラマアウォード2021 優秀賞、脚本賞、主題歌賞受賞!
「大豆田とわ子と三人の元夫」は、観る者の心を掴む天才脚本家・坂元裕二のオリジナル脚本作品。
「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」…坂元さんが執筆したドラマは、いつの時代も恋に生きる大人たちを魅了してきました。
ロマンチックな大人の日常を描いた今作の主人公は、バツ3の大豆田とわ子(松たか子)。
そして、彼女の三人の元夫(松田龍平×角田晃広 東京03×岡田将生)。
クスッと笑える4人のかけ合いが、
なんとも愛おしいんです。
人生ってこんなもの…
突然の“別れ”にハッとさせられる瞬間も。
おしゃれで楽しく、時々謎めいていて、
すごく切ない。
とにかく観て損なしの「まめ夫(略称)」を紹介していきます。
「カルテット」コンビの再タッグ作!
・誰派?何番目の夫推しか考えるのが楽しい。
・とわ子の恋の行く末に白熱する考察!
・雑談に笑いあり…そして、驚きと涙あり。
目次
『大豆田とわ子と三人の元夫』あらすじ
三度の結婚&離婚歴をもつ大豆田とわ子(40)。
とわ子(松たか子)は、最愛の母を亡くしたばかり。
そろそろお墓にいれなきゃ。
たしかお母さんのメールボックスに、どんなお墓にしたいかという希望が書いてあったはず。
それを見るべく、パソコンを開くも…
鍵(パスワード)で躓きました。
はじめて飼ったペットの名前は?
このロック設定をしたのは、元夫の“誰か”。
面倒だけど、彼らに会わなければならなくなりました。
1番目の八作(松田龍平)
2番目の鹿太郎(角田晃広 東京03)
3番目の慎森(岡田将生)
答えを知っているのは、この三人の誰なのか?
とわ子の“とんでもなく元夫たちに振り回される日々”がはじまります。
『大豆田とわ子と三人の元夫』の主演・注目キャスト
話題を呼んだナレはこの人!伊藤沙莉/役:ナレーション
「大豆田とわ子と三人の元夫」の冒頭は、伊藤沙莉さんの“ツッコむ”ナレーションではじまります。
「ちびまる子ちゃん」におけるキートン山田さん。
あの絶妙な距離感を参考にしたというクセになるナレが印象的!
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迷いなく、伊藤沙莉さん一択だったらしい。
松 たか子/役:大豆田とわ子
3度の離婚歴あり。
1番目の夫との間で授かった可愛い娘・唄(現在中3)とふたり暮らし中。
最近しろくまハウジングの新社長に大抜擢された。
設計している方が好きな本人は、自分は社長に向いてないと考えている。
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ベランダの網戸をよく外す。
朝のラジオ体操でなぜか周囲と動きが逆になってしまう。
あらゆる“ベトベト”が苦手すぎる。
たまに口ずさむハナウタの選曲が絶妙にイイ!
事情があって自転車に乗れない。
ちょっと変わってるけど不思議な引力のある人。
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彼女に心奪われる人が続出。
松田龍平/役:田中八作
とわ子の1番目の夫。40歳。
とわ子からの申し出で離婚に至った。
やたら優しく、無自覚にモテてしまう困った人。
ずっと“忘れられない想い人”がいる。
勤務していた会社を退社し、いまは奥渋のおしゃれなレストラン・オペレッタのオーナー兼ギャルソン。
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どうやら、八作は叶わぬ恋をしちゃっているようで…。
角田晃広 東京03/役:佐藤鹿太郎
とわ子の2番目の夫。45歳。
とわ子に結婚継続不可の身体異変が生じ、離婚。
いまだに未練ありまくりだが、相手にされず。
業界でそこそこ名を馳せているファッションカメラマン。
だが、器が小さすぎるので、部下から“小皿”と呼ばれている。
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鹿太郎の恋愛ピュア具合は、かなりきゅん度高め。
岡田将生/役:中村慎森
とわ子の3番目の夫。31歳。
しろくまハウジング顧問弁護士。
結婚していたときは主夫をしていた。
ある日、慎森は突如結婚生活から脱走。
以来、離婚して2年…
ずっと渋谷の同じビジネスホテルに住んでいる。
強がって否定ばかり、理屈っぽいひねくれ者。
走り方が異常にダサい。
パンダ動画が唯一の癒し。
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時折、信じられないウルトラ級の可愛さを発揮する。
そのギャップにやられて慎森推しになった人も!
市川実日子/役:綿来かごめ
30年来のとわ子の大親友。とわ子曰く、おもしろい人。
ミステリアスでスーパーマイペースな性格の持ち主。
恋愛系に興味なし!?
幼くして両親を亡くしており、どこか世間からはみ出している。
とわ子&かごめは、家族の様な関係性である。
ふたりは一時期、空野みじん子というペンネームで少女漫画を合作していた。
コロッケや大福、食べ歩きがすき。
なんと、30歳の誕生日に指名手配されたというヤバい経験有り!
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どこを切り取ってもオモシロイ人。
ほっこり癒し時間を与えてくれます。
大豆田家の人々
・豊嶋花/役:とわ子の娘 大豆田唄
・岩松了/役:とわ子の父 大豆田旺介
・石村みか/役:旺介の後妻 大豆田幾子
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医者志望だった唄が、思わぬ方向へ進路変更しちゃった件や、
とわ子が自転車に乗れないのは旺介のせいだった…など。
大豆田家の微笑ましい珍騒動にも注目です。
しろくまハウジングの仲間たち
・高橋メアリージュン/役:とわ子の優秀な部下 松林カレン
・近藤芳正/役:職人気質なベテラン社員 六坊仁
八作の関係者
・岡田義徳/役:八作の親友 出口俊朗
・石橋静河/役:俊朗の彼女 三ツ屋早良
・長岡亮介/役:オペレッタのシェフ もっちんこと持田潤平
鹿太郎の関係者
・瀧内公美/役:有名女優 古木美怜
慎森の関係者
・石橋菜津美/役:公園で出会った女子 小谷翼
最高すぎた『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌・エンディング
STUS&松たか子 with 3exes「Presence」
まめ夫の主題歌およびエンディング映像は、毎回変わる仕様で話題に!
豪華なゲストラッパーと、
とわ子のメインヴォーカルに加えて、
その週のエピソードの中心となる元夫がラップを披露。
【ネタバレあり】『大豆田とわ子と三人の元夫』あらすじ・感想
はみ出しがちな大豆田とわ子。
建設会社しろくまハウジングの新社長になるほど有能なのに、
朝のラジオ体操で必ず他の人と動きがズレてしまう…
そんな“バツ3”独身女性、大豆田とわ子(松たか子)。
とわ子は、なにかと世間からはみ出しがち。
きょうもとわ子は、仲良しの友・かごめ(市川実日子)にそれを愚痴ります。
母親の死がきっかけで、とわ子は“3人の元夫”に会わねばならなくなりました。
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いつの間にか、とわ子を好きになっちゃってるから不思議。
料理上手な3人の元夫。だけど、全然性格が違う3人。
1番目の八作(松田龍平)。
2番目の鹿太郎(角田晃広 東京03)。
3番目の慎森(岡田将生)。
とわ子の元夫たちは、みな料理上手。
ただ、それ以外は全然似てない。
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第2〜4話は、元夫ひとりずつにスポットが当たりストーリーが展開します。
元夫たちのいまと、
とわ子との結婚生活(過去)が明かされます。
とわ子との続編チャンス(再婚)を狙って、猛アプローチをかけます。
こうなると“とわ子の気持ち”が気になるところ。
プロポーズは突然に…そして、予期せぬ別れ。
大豆田家や八作のお店にみんなが集まる機会が増え、
とわ子と元夫たちの関係が濃くなります。
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断ったら、会社に対して信じられない嫌がらせをされて…!
悪いことが重なり、親友かごめが突然亡くなります。
生前、かごめが暮らしていた部屋でひとり…
とわ子は親友が残した食材を料理して、号泣しながら食します。
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「カルテット」のこの名セリフがじわるこのシーン。
衝撃の展開尽くしの第5話と第6話!
最初の夫・八作の本当の想い人は、かごめだったのだと!
想いに踏ん切りをつけようと、
とわ子は元夫たちに続編はないとキッパリ宣言します。
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とわ子、最後の恋がはじまる!
1年経ち…朝のラジオ体操に通うとわ子に新たな出会いが!
動きがいつもみんなとズレてしまう人・小鳥遊(オダギリジョー)。
自分と似た所がある彼に心を許したとわ子は、
誰にも相談できない寂しさを打ち明けます。
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小鳥遊が語った“人生における2つのルール”が沁みました。
でも、実はこいつはトンデモナイ奴で!!
仕事では、とわ子社長をリストラしようとしてるくせに。
プライベートでは、親し気に喋りかけてくる変な人。
戸惑うも、関係を切れず、とわ子は小鳥遊との逢瀬を続けます。
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第8話は心ざわつくファミレス密会に釘づけ!
とわ子の決断!そして、母の秘密が明らかに…
いまの生活を捨てる決意をした小鳥遊が、とわ子に海外移住しようといいます。
考えた末、とわ子はこの小鳥遊のプロポーズを断りました。
誰とも結婚せずに生きていくと決めます。
そして、愛する八作に「(かごめと)3人で生きていこうよ」と伝えます。
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この課題に向き合ったとき、
元夫たちの“存在(愛)”に、やっと気づいたとわ子。
全フリを回収してくれた第9話。
母の遺品から出せなかったラブレターを見つけます。
母の想い人(手紙の送り先)に会いに行ったとわ子は…
思いもよらなかった母の秘密と想いを知り、涙することに。
『大豆田とわ子と三人の元夫』キャスト・あらすじ・ネタバレ・感想まとめ
ひとりで生きたいわけじゃない。
人と繋がっているのは、めんどうだけど尊い!
とわ子を通し、大事なことを再確認しました。
誰が放つ、どの言葉に心が揺れるか…
観るそのときの心持ちでときめくポイントが変わるのがおもしろい。
観て損はありません。
何度おかわりしても新鮮な驚きをくれるドラマ、
「大豆田とわ子と三人の元夫」についてご紹介しました。