キヨは青森から持ってきた湯たんぽを使っています。その湯たんぽにはおばあちゃんとの料理の思い出が詰まっていました。
そして湯たんぽの温かさに眠気を誘われ、青森から京都に旅立つ夜のことを夢に見るキヨ。その時おばあちゃんが出してくれた料理の味は忘れられません。
それは一体どんな料理なのでしょうか?
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第7話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第6話のあらすじと振り返り
雪が降る京都。そこで雪かきをするキヨ。その雪かきの音で目が覚めたすみれは、キヨが雪かきする様をじっと見つめながら、青森に思いを馳せる。
そしてこんな寒い朝にピッタリの郷土料理が朝ご飯で待っていた。それはひっつみ!すいとんのような、小麦粉を水で練って寝かせて作る。
もちもちの生地が暖かい汁にとても合い、美味しい。そのひっつみを雪かきの後で、キヨはすみれに手伝ってもらいながら作るのだった。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第7話あらすじ・感想
キヨとすみれの京都に旅立つ前日。いつもより豪華な料理をおばあちゃんが作ってくれました!
寒くなった季節。屋形でキヨは湯を沸かし、それを湯たんぽの中に入れる。それを巾着に入れ、膝に置いたら「あったかぁい」と極楽!
しかしやらなければいけないことがある!座って湯たんぽを持って、もやしの下拵えをするキヨ。しかしそれが終わればうとうとと寝てしまいう。
そして夢で見るのは一年前の青森。おばあちゃんの手伝いをしようとするキヨ。京都出発の日だった。荷造り派?ときいてくるキヨのおばあちゃん。
キヨは「ばっちし!」と答えるが、後で健太とすみれが見てくれるらしい。「たばぁもやしの毛ばとってけろ」と言われとるキヨ。
そしておばあちゃんからは台所冷えるからと湯たんぽを渡してくれた。キヨはもやしの下拵えをしながら京都への募る思いをおばあちゃんに言う。
しかし「だなぁ」闘鎚を打つおばあちゃんの声は少し涙声だった。「体だけはこわさねぇえよおにな」とおばあちゃんは言う。
そしたら「おばあちゃんにご飯教わったもん。たすけ、たすけね、大丈夫っだっきゃ。おばあちゃん」と答えるおばあちゃん。
そして健太とすみれが家に来てくれた。卒業アルバムを見た?と言うすみれは、アルバムに貼られた公民館に舞妓さんが来てくれた写真を見せてくれた。
その時、2人は舞妓なるって決めたのだそう。健太は高校でも野球をするために、高校を東校に選んだと言う。
「難関高受かっちゃうなんて、健太すごいよ」と健太を褒めるキヨ。「どーも」とだけ返す健太。そう言ってる間に晩御飯ができて、おばあちゃんが運んでくれた。
それは味噌かい焼きだ。普段は入らないほたても入ってる。あつあつのご飯に乗っけて食べるとおいしいおかずだ。
すみれとキヨの旅立ちの夜だから、特別に卵と味噌だけの節約バージョンではないものをおばあちゃんは用意してくれた。
喜んで食べるキヨ。そして夜行バスが出発する時。その時、キヨの荷物を慌ててチェックするすみれ。いらないものはおばあちゃんに持って帰ってもらう。
しかし湯たんぽだけは「すーちゃん、それは絶対いります」と持っていった。
そして池袋東京行きのバスに乗る2人。おばあちゃんは笑顔で、健太はいつも通りの顔で見送ってくれた。
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今回も青森の郷土料理!味を想像するとよだれが出そうな品、その名もみそ貝焼き!
今回のすみれとキヨの今日のまかないは、大きな貝殻を器にして作る、青森の郷土料理、みそ貝焼きだ。
貝焼きで「かやき」と読む仕様だ。みそ貝焼きは貝焼き味噌とも呼ばれている。すみれの調べによると青森ではおふくろの味と言っていいくらいよく食べられているとのこと。
すみれにとってもキヨのおばあちゃんが作ってくれたみそ貝焼きはよく食べたらしい。
キヨのおばあちゃんの作るみそ貝焼きはみそ、ねぎ、たまごを使っていたからホタテを加えると豪華に感じた、とキヨは言う。
すみれも、大きな貝柱が入ってるとそれだけでご馳走気分だったそうだ。ホタテ入りみそ貝焼きの作り方は至って簡単。
ホタテの意柄を鍋がわりして、水と切ったホタテを入れ、直火にかける。沸騰したらネギと卵を溶き入れ、ネギを散らして、完成。お味噌と卵の風味がご飯のお供にぴったりなのだ。
すみれ流はあつあつご飯に乗っけるのがオススメなのだそう。簡単に作れるけれど、一つ根本的な問題が。
それは一般のご家庭には家にホタテの貝殻がないということ!キヨの家にはあったけど、それは普通ではない。「湯たんぽだけじゃなく、貝殻も持ってきたらよかったぁ」と嘆くキヨだった。
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アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第7話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
みその貝焼き!初めて聞きました!なんて美味しそうな料理なんでしょう。日本酒好きならたまらないですし、子供はぜひあつあつご飯にのっけて食べたい一品ですね。
キヨが京都に行く前、おばあちゃんに話しかけていましたが、そのときのおばあちゃんの涙声にはこちらもうるっときました…。
おばあちゃんの教わった料理の知識のおかげで今、キヨはまかないさんをやれています。
おばあちゃんの教えも、湯たんぽも、きちんと役に立ったなあ。なんだかすごく、おばあちゃんの愛を感じる回でしたね。