今回初めて「ご飯食べ」に連れていってもらったすみれ。
しかし難しいコース料理で何を食べたかわかりません…。そんな思いで帰ってきて、すみれはキヨに食べたいものをリクエストします。
食べる者の幸せと作る者の幸せを描いたその様をご覧あれ！
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第３１話のネタバレありでレビューしていきます！
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第３０話のあらすじと振り返り
前回は節分の行事でつかれきった舞妓たちのためにキヨがレモネードを作った。手絞りで蜂蜜を入れたホットレモネードはすっぱくて元気が出る味。
座り込んでいた舞妓たちも思わず立ち上がる程。一方すみれは百子さん姉さんについて回り、仮装行事「お化け」の手伝いをしていた。
そんなときカセットテープを忘れてしまう！あれがないと演目ができない！焦ったすみれに店のおかあさんが「小さい子から渡された」とレモネード入りの水筒とカセットテープが渡される。
キヨが気付いて届けてくれたのだ。キヨに救われたすみれは感極まるのだった。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第３１話あらすじ・感想
誰かに作ってもらう幸せ、作れる幸せ
すみれは百子さん姉さんとお客さんと共に高級レストランに来ていた。すみれの初めての「ご飯食べ」なのである。
「ご飯食べ」とは贔屓にしている舞妓や芸妓とご飯を食べにお客さんが連れだすことである。ご飯代はもちろん、舞妓たちと過ごす分の御花代も払わなければならない。
日々頑張る舞妓たちに美味しいものを食べて息抜きさせてあげたいという旦那衆の心意気なのである。
すみれは何でも食べて言いと言われてメニューを渡された。しかしメニューの内容がカタカナばかりで書かれたもので分からない。
そんな時マカロニグラタンの文字を見つけた！これにしようと思ったが、難しい単語をペラペラと話す百子さん姉さんやお客さんの前で「マカロニグラタン」とは言えない。
結局百子さん姉さんと同じものを頼んでもらった。帰宅後、レストランで何を食べたのかわからずボーっとしてしまうすみれ。
つる駒からは「寝た方がいい」と言われるほどの様子だった。翌朝、すみれは早朝にキヨへ頼みごとに行く。
今晩の夕食のリクエストをしに来たのだ。「台所でこれが食べたいって言えることは幸せなことやと思う」とすみれは言う。
それを聞いたキヨはその晩、言われた通りのメニューを作った。鶏もも肉を切って炒めて、色んな具材にホワイトソースをかけたら、チーズをかけて焼いたマカロニグラタンの完成だ。
それを食べてご満悦のすみれ。キヨは「食べたがっているものを作る幸せ」を噛みしめて上機嫌だった。
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スパゲッティの嘘、信じる人がいた！？
今回のすみれとキヨの今日のまかないはマカロニグラタンがテーマ！熱々のグラタンをはふはふ頬張るおいしさを語るのはつる駒。
そんなつる駒が今回は豆知識を披露してくれるそうだ。マカロニと言えばパスタ。そのパスタの仲間であるスパゲッティには有名な嘘があった。
１９５７年の４月１日のイギリスでテレビ番組が「スパゲッティは木から収穫する」という嘘をフェイク映像とともに流した。
誰も信じないと思われたが、もっともらしく大真面目に放送したためか、スパゲッティの樹の育て方を知りたがる電話がテレビ局に殺到したそうだ。
その答えに「トマトソースにスパゲッティを指して育つよう祈って下さい」と言ったそうだ。その話を聞いてトマトソースの缶詰を捜すキヨの姿があった。
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アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第３１話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回も料理の作画が素晴らしい！雨の降った寒い日なんかに食べたいマカロニグラタン。ぷりぷりのマカロニ、という言いまわしがとってもおいしそうに聞こえました！
また、作る側の幸せを語っていましたね。「食べたがっているものを食べさせる幸せ」という言葉にキヨの優しさを感じます。
キヨはすみれにリクエストされてさぞ嬉しかったでしょうね。すみれもまた、答えてもらって嬉しかったのが表情とかすかな声で分かりました！誰かに料理を作ってあげたくなりますね！