便箋選びをするすみれ。誰かを想って便箋を選ぶことの大切さが今回のテーマです。
すみれが選んだ便箋でみんなが笑顔になっていく様をご覧ください。
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第27話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第26話のあらすじと振り返り
前回はおかあさんが熱を出した。そこでキヨがお母さんのためにうどんを作るのだが、東北のうどんと京都のうどんは違う。
東は醤油味のうどんでおつゆが黒いのだ。それではいけないと、キヨは京都の色んな人に尋ねながら京風のおうどんを作る。
おあげさんを甘く炊いて九条ネギを乗せたお出汁の透き通るうどんだ。おかあさんはそれを受け取ると涙をポロリと流すが、すぐキリッとした顔でおうどんを食べたのだった。
後編はすみれときよの今日のまかないにおかあさんが初登場した。きつねうどんには二種類あることをおかあさんが教えてくれる。
1つは甘いおあげのあまぎつね。もう一つは味のついてないおあげを刻んで入れた刻みきつねだ。
刻みきつねは紅のついている舞妓さんのために考案されたものだという。京都の人の気遣いが感じられる話であった。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第27話あらすじ・感想
いろんなお茶屋さんを便箋と共に回るすみれ。気遣いができるすみれを癒すのはドーナツ!
すみれが便箋を選んでいる。そしてそれを買った後、お茶屋さん回りに出かけた。お茶屋さん回りとは花街のお茶屋さんに一軒一軒挨拶して回ることである。
舞妓はお茶屋さん回りをすることで、お茶屋さんのおかあさんに名前を覚えてもらったり、少しでも多くお座敷を経験させてもらったりするのであった。
すしかし寄ったお茶屋さんにはおかあさんがいなかった。そこで便箋の出番である。便箋に手紙を書いておかあさん宛てにと屋形の人に託したのだ。
そこで猫がこっちにやってくる。屋形で飼っている猫のようだ。この屋形のおかあさんもメロメロだと言う。帰宅したすみれはあの屋形で猫を飼っていることをメモした。
キヨの特製ドーナツを食べながら、だ。後日その屋形のお母さんに会うすみれ。そこでおかあさんから、この前送った便箋を見せられる。
そこには黒猫が書かれていた。「嬉しいから持ち歩いてるんや。うちのこと考えて便箋えらんでくれはったんやなぁって」そう言われてすみれも笑顔になる。
そしてまた便箋屋さんに行き、お茶屋さんのおかあさんの好みを考え便箋を選ぶのだった。しかしそこでドーナツが書かれた便箋を見つけるすみれ。
その次の日の朝、キヨが台所に行くとドーナツの便箋でお手紙が書いてあった。今日も一日よろしゅう、と書いてある便箋にキヨは元気をもらうのだった。
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今回のテーマはオールドファッションドーナツ!ドーナツの穴はどうして開いているのか?
今回のすみれとキヨの今日のまかないは外はサクサク、中はふわふわのオールドファッションドーナツだ。
プレーンもいいけどチョコやメープルシロップがけ、シナモンシュガーがけなんかもおいしいおうちおやつの定番だ。
キヨ曰く、まぜて揚げるだけなので作るのも簡単なんだとかでもドーナツ型がないと作れないのでは?とすみれ。
キヨは、それをコップとペットボトルのキャップで代用できると教えてくれた。また洗い物がめんどくさいひとはのばしで丸く形どるのがいいらしい。
肩を抜いて作るのも楽しいけどね、とよだれを垂らして言うキヨ。そこでつる駒がなんでドーナツには穴が開いてるんやろ?と疑問に思う。
すみれが調べると、そこにはあるアメリカ人船乗りが母親の生焼けのドーナツに、穴をあければ火が通るだろ!と開けさせたのがはじまりだと書かれていた。
ちなみに、アメリカのメイン州ロックポートにはドーナツに穴をあけた偉業をたたえる記念碑がたてられているらしい。アメリカ人はドーナツが大好きである。
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アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第27話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回はすみれの便箋の話に、ドーナツが添えられる形で話が進みました。相手を想っての便箋選びをする菫の笑顔が大変良かった回でしたね。
すみれは努力家であり、気配りもできる人であるのが伝わってきました。またキヨが手紙を貰ってがんばるぞーとするシーンを見たら、手紙を誰かに書きたくなりますね。