今回はおかあさんが熱を出してしまいました。そのためにキヨはおうどんを作るのですが、キヨが言っているのは関東の黒いおつゆのおうどんでした。
キヨはお母さんが求める京風うどんを使うために奮闘します!
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第26話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第25話のあらすじと振り返り
前回はキヨがしゃぶしゃぶを作る回だった。いいお肉をおかあさんからもらったキヨは何を作ろうか悩む。
そんな時、屋形中が停電してしまった!外は雪。みんな寒い寒いと言う。石油ストーブは1個だけしかないため、そこに集まって暖を取る。
みんな毛布や半纏なんかを着こんでいる。それほど寒いのだ。そこにキヨが登場!大きなお鍋を持って、ガスコンロをつけ、しゃぶしゃぶをみんなに振る舞った。
みんな温かくておいしくて大喜び。そうしていると停電も終わり、みんな快適に過ごせたのだった。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第26話あらすじ・感想
京都の人達と作る!風邪の引いたおかあさんのための京風うどん!
おかあさんが風邪で寝込んでしまった。髪をほどき、しんどそうに寝ているおかあさんの側には、男輿のお兄さんがついている。
お医者さんからは疲れだと言われたようだ。キヨもそばで世話を焼く。
お兄さんはおかあさんを見て「温かいうどん食べて休んだら、すぐようなるやろ」と慰めるように言う。
そこでキヨは「うどん…?」と不思議に思う。そんなキヨにお兄さんは「こっちでは風邪の時食べたいもんと言えばうどんやで」と強く言った。
しかしそこでおかあさんが「キヨのうどんのつゆは黒い」とキヨのうどんを嫌がる。お兄さんもそれには「それはあかんな!あかんな!」と同調する。
結果、おかあさんはうどんを諦めることにした。キヨはそれを見て、元まかないのおばちゃんに電話する。
「京都のうどんってどんなうどんなの?」とキヨは尋ねる。それにおばちゃんは「透き通ったお出汁におあげさんと九条ネギが乗っている」と言って作り方まで教えてくれた。
キヨはそれをメモする。それから買い出し。「意外とシンプルな材料だな」と思うキヨ。勢いよくスーパーに行こうとしたらおまわりさんに赤信号で止められた。
それは馴染みのおまわりさんで、九条ネギは八百屋さんで買った方がいい、と教えて連れていってくれた。
スーパーじゃないのは八百屋の方が鮮度がいいからだ。そして八百屋さんで九条ネギを買い、うどんと薄口しょうゆも買うキヨ。
そして八百屋のおじさんから豆腐屋さんを紹介してもらい、そこでおあげさんを買う。
そこでおあげさんを甘く炊く方法を教えてもらった。みんなから「美味しいの作ってな」と言って見送られるキヨ。
屋形に帰って早速作ってお母さんのもとに持って行く。
するとあかあさんは感極まったのか「おうどんやあ」と言って泣いた、しかしすぐ涙を拭いてキリッとしたいつもの顔をし、おうどんを食べるのであった。
実は京都にはきつねうどんが二種類ある!?奥深い京都のおうどんがテーマ!
今回のすみれとキヨの今日のまかないは京風うどんがデーマだ。
キヨが初めて作った京風うどん、おかしなところはなかったか、おかあさんにキヨが尋ねると、よくできていたと褒めてもらった。疲れた体に染みわたるとも。
「特にこの透き通ったおつゆがおいしいわあ」とお母さんが言う。うどんのつゆは東はしょうゆ味で西は透き通った昆布つゆなのが特徴だ。
今回は作り方を知らないキヨが京都の人に教わって作ったので、おいしいはずなのである。おかあさんはその優しさに思わず涙するがすぐ涙をふく。
そしておかあさんは「キヨは京都には二種類のきつねうどんがあることは知ってるか?」と尋ねてきた。
京都にはあまぎつねと刻みきつねという二種類のきつねうどんがある。あまぎつねは甘い味にする四角いおあげさんが乗ったうどんおこと。
刻みうどんは味のついてないおあげさんを刻んで乗せたもののこと何故刻むのかと言うと、舞妓さんは大きいままだと食べられないからだ。
舞妓さんのために生まれたのがきざみきつねのうどんなのだ。京都の心配りが見えるいい話であった。
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アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第26話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
意外と涙もろいおかあさんが印象的だった今回。キヨの作った京風おうどんはおあげさんがふっくらしているのがわかる作画で美味しそうでした。また京都の人のおつゆへのこだわりを感じましたね。関東のしょうゆベースの黒いおつゆを恐れているなとさえ思いました。それくらい馴染みのある、心を潤す味なのでしょう。