青森に帰ってきたキヨとすみれ。おばあちゃんと健太を交えてお正月料理を食べます!
後半のすみれとキヨの今日のまかないには珍しいメンバーが出てきますよ!
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第19話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第18話のあらすじと振り返り
大晦日、舞妓さんはみんな帰省しており残っているのは明日の朝出発するキヨとすみれと松のおかあさんだけだった。
そんなおかあさんから福玉という伝統のあるお年玉をもらうキヨとすみれ。すみれが仕事を終えた後、キヨとお風呂に入り、2人で福玉を開け、2人で眠った。
そして翌朝、お母さんが寝ているだろうとこっそり屋形を出ようとする2人。
しかしおかあさんは起きていて、2人の為に大きなお芋の入った白みそのお雑煮を朝食に出してくれた。
そのお雑煮を食べながら昨日明けた福玉の中身がすみれは三味線の置物で、キヨはお菓子の詰め合わせだったことを話すのだった。
後半のすみれとキヨの今日のまかないは京都のお雑煮についての解説。丸く切った根菜を入れ、大きなかしら芋を入れるのが京都のお雑煮の特徴らしい。
一方つる駒は正月太りを気にしていたが、結局お餅5個以上食べると宣言していた。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第19話あらすじ・感想
青森での正月!くるみだれをかけて食べるお雑煮
正月に青森の実家へと帰ってきたキヨは、朝、どてらを着て雪かきをする。鼻から大きく息を吸うと、鼻がキーンと冷たくなった。
家の中へ戻るとおばあちゃんがキヨを呼び止める。「キヨ。お重つめるの手伝ってけろ」と言うおばあちゃん。台所はおせちのお重の中の具が入っている鍋でいっぱい。
キヨは「わあおせち!」と歓喜の声をあげる。おばあちゃんはキヨとすみれが帰ってきてから正月をしようと思ってまだおせちを食べていなかった。
これからみんなでお正月である。キヨが上の棚からお重をとり、黒豆を詰めようとする。しかしそこはだて巻きの方がいいとおばあちゃんに指摘された。
そこでだて巻きが亡き母親の好物だったことをキヨは思い出す。
「お母さんにそえてきてもいい?」とキヨがおばちゃんに尋ねると、おばあちゃんがもう栗きんとんと一緒にそなえていた。
そんな話をしながらつまみ食いをすると、おばあちゃんはキヨを「コレ!」と軽く頭を叩く。
「つまみ食いしてねで。早く詰めねばすみれちゃんたち来てまるよ」とおばあちゃんが注意したすぐ、ピンポーンとチャイムが鳴る。
「すみれちゃんをお迎えしておいで」といおうおばあちゃんの言葉に促され、玄関を開けるキヨ。しかしそこにはすみれではなく健太がいた。
「よっ」と手をあげて挨拶する健太に同じ仕草でキヨ「よっ」と言う。そして玄関先で健太はキヨに手土産として鳥の丸焼きを渡す。
キヨは「おいしそー!」と大喜び。クリスマスにキヨは青森で過ごさなかったため、健太なりに考え、丸焼きが食べたいかなと思いい至り持ってきたのだ。
その読みは大当たりで「食べたい食べたい!」と言うキヨ。そしてそこにすみれも現れる。
「私も手ぶらじゃ何だから」とケーキの入った箱をキヨに渡した。その後健太を見て「身長が変わってない」と健太の気にしてることを言う意地悪なすみれ。
そして3人はおばあちゃんの所へ行く。そして新年のあいさつをするすみれ。キヨはケーキとチキンを貰ったと報告した。
そしておばあちゃんは今お雑煮を作っていたので、キヨは先ほどのおせちの続きをしようと思ったが、おばあちゃんはもう終わらせていた。
キヨたちは代わりにすり鉢とすりこ木を渡され、くるみを擦ることを頼まれる。ストーブの前でくるみを砕き、練る。
この光景は去年と同じで、すみれは思わず「あれ?去年もうちこうしてクルミすってた?」と言い出す。「すってたろう。中3の冬だろ」と健太が答えると「嘘やん!?まだむこう行ってから1年たってへんの!?」と時の流れの驚く。
それを聞いておばあちゃんは「すみれちゃん京都でいそがしくしてたんだべな」と言う。
そうするとキヨがぱあっと顔を輝かせ「そうなの!すーちゃん向こうでも大活躍なんだよ!」とすみれのあちらでの活躍を語る。
するとみんなすごいすごいとうなずいた。それから、みんなでおせちを囲む。お雑煮はしょうゆベースで根菜が入っている。
そこに甘辛いくるみだれをいれてまろやかに仕上げてあった。「では本年もよろしくお願いします」とキヨが言うと健太もすみれも「よろしくお願いします」と挨拶した。
そしてお正月料理を食べながらおばあちゃんはすみれにキヨがむこうでどうか尋ねる。それに対してすみれは「キヨちゃんは向こうでもキヨちゃんです」と答えるすみれなのだった。
168
なんにでもおいしいくるみだれの作り方!
今回のすみれとキヨの今日のまかないはキヨ宅バージョンのお雑煮について紹介することに。
澄まし汁に鶏肉、ゴボウやニンジンなどの根菜、お餅を入れたシンプルなお雑煮だが、そこに来る乱れを入れて食べるのがキヨ宅流。
キヨいわく、柔らかいお餅に甘じょっぱいくるみだれが合うのだそう。「お雑煮にくるみだれを乗せるやり方は京都ではやらへんみたいやね」とすみれ。
青森だとスーパーでもくるみだれは売っている。家で作ることも多い。
すみれは「お餅の時期にみんなで集まってくるみをすりつぶしていると、今年も正月が来たな~って気分になるんよねえ」と思いを馳せた。
そんなくるみだれの作り方は、すり鉢にくるみを入れて、すりこ木でゴリゴリ潰していき、油が出てねっとりしてきたら砂糖を加えてお湯を少しずつ入れてかき混ぜていく。
「お湯の量でとろみを調節するんだよな」と健太がアドバイスする。かきまぜながら味見をして佐藤と醤油で味を調える。
ここですみれが「ちょっと濃い目の味付けの方がお餅と一緒に食べた時に美味しく感じるんよ」と健太に続いてアドバイス。
味付けが終わったら出来上がり!しみれは調理の本を見ながら「くるみだれのクリーミーな味は焼いたお餅にぴったりなんよ」とにこやかに言う。
そして健太は「俺、くるみだれがあればいくらでも餅を食べられる自信ある」と豪語する。また岩手県の一部ではおいしいもののことを「くるみ味がする」と表現するのだという。
それほどくるみはおいしいものの代表のようだ。それに対して健太は「わかる」と同意。健太の家ではくるみはすりつぶしてなんにでもかけるようだ。
キヨいわくほうれん草、青菜、インゲンにあえてもご馳走になるそうだ。
またくるみの名産地である長野県ではくるみのつけだれでおそばを食べるところもなるんだとか。
そんな風にくる乱れの事を考えていたすみれ、健太、キヨの3人はお腹が空いてきた。そこでおばあちゃんからお雑煮が出来たと言う声がかかる。
「くるみすったのもってきてけろ」と言われ三人で揃って返事をするのだった。
168
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第19話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回はすみれとキヨの今日のまかないに健太が出てくるという珍しいケースでした!そんな青森の幼馴染が絶賛するくるみだれ!クリーミーであまじょっぱくて、想像するだけでよだれが出そうな品でした。これは作ってみなければ!