今日はすみれが見習いさんから舞妓さんになる日。そんなハレの日にはキヨも少し忙しい。けれどそんな時、ある物が作りたくなりました。
それはすみれとキヨの思い出の味で…?
それではさっそく『舞妓さんちのまかないさん』の第12話のネタバレありでレビューしていきます!
目次
アニメ『舞妓さんちのまかないさん』前回第11話のあらすじと振り返り
すみれが見習いさんとしてお座敷に行ったけれど帰ってこない。
心配になったお母さんはキヨに捜しに行かせる。捜しに行く前にキヨはナッツもチョコレートも入ってないシンプルなバタークッキーを焼き、缶に入れ「コバラおやつ」とメッセージを書いておいて置いた。
そしておかあさんの指示で探しに行ったらすみれは神社でお参りをしていた。
キヨは何を熱心にお願いごとしていたのか聞くと、願い事は「気なれますように」であると答えるすみれだった。
【ネタバレ】アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第12話あらすじ・感想
すみれがとうとう見習いさんから舞妓に!そんなハレの日にキヨは郷土料理、なべっこ団子を作る
今日はすみれの店出しの日です。店出しとは見習いさんを卒業し、舞妓さんとしてデビューすること言う。
新しい舞妓が誕生するのとは花街全体の喜びであるため、この日はひっきりなしに人が出入りする。
お祝い膳や来客用の箱寿司などは外に頼むため、台所は静かと思いきや、人が次々きて頼まれごとをするのでなかなか忙しいキヨなのであった。
キヨはたくさんの頼み事をされてちょっと疲れてしまった。その時、丸いお団子と小豆が頭によぎる。キヨはおもむろに小豆を炊いて餡子を作る。
そして米粉にお湯を入れて丸く丸める。それをキヨが鍋で茹でていると、すみれが台所にやってきた。
高級な御前が食べられてると思いきやお腹ぺこぺこらしい。しかも見知らぬ顔がひっきりなしに顔合わせするのでお疲れ気味。
そんな時トイレと言って抜け出して、キヨの顔が見たくなったのだと言う。すみれのその話を聞いて思わず抱きつきたくなるキヨ。
だが、おしろいがつくとすみれに拒否される。キヨの行動に呆れるすみれ。そして「何作ってたん?」とキヨに尋ねる。
キヨは「なべっこ団子だよ」とすみれに餡子と団子が入ったお椀とお箸を渡した。なべっこ団子とは、青森の郷土料理でハレの日にふるまわれるお汁粉なのだそう。
それを渡されすみれは懐かしい!と受け取る。健太のところの田植えを終えた時とか、知り合いが青森に帰ってきた時とかに振る舞われたと思い出話に花が咲く。
当時は家に人が多く、台所でおばちゃんたちと立って食べたのが思い出だ。
そんな話を笑いながらしたすみれはのちに台所から元の場所に戻り、新しい舞妓としてデビューし、報道陣のカメラマンに囲まれるのだった。
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ぜんざいとしるこの違いって何?この2つの複雑な呼び方の違いを追及する3人!
今回のすみれとキヨの今日のまかないはなべっこ団子。つる駒が聞き慣れない料理と言うと、すみれが青森の一部地方でよく食べられている郷土料理だと答える。
お祝い事の時や田植えがひと段落した時に食べるものだとすみれとキヨが言う。
つる駒がなべっこ団子の見た目をお汁粉みたいやな、と言うとお汁粉とぜんざいの違いについて話が弾んだ。
すみれが調べると関東では汁気のあるものはこし餡でも粒餡でもお汁粉と言う。汁気のないものはぜんざい。
関西はこし餡を使った汁気の多いものをお汁粉、粒あんを使った汁気の多いものをぜんざい。
汁気のないものは関西では亀山金時と呼ばれており沖縄は宇治金時をぜんざいという…と長々と説明するすみれ。
そしたらつる駒やキヨは混乱していき、更にぜんざいの名前の由来も諸説あり、出雲神社のぜんざい餅からきたと言われてるそう。
そしたらつる駒は情報過多で混乱する。表で表すとわかりやすいが、地域による差が激しい。
そうするとキヨがわかりやすくするため全部作った!と言っていた餡子料理を出す。冷たいあったかい、で手が止まらないつる駒。そして全部食べたつる駒は「どっちもおいしい言うことがわかったわ!」と感想を述べる。
「ですよねー」とキヨとすみれはそろって言う。
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アニメ『舞妓さんちのまかないさん』第12話のあらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回でついにすみれが見習いさんから舞妓さんになりました!いやーついについに。感慨深いと言うより、キヨはすみれならやると思っていたのか安定した様子でした。
それよりも2人で台所でなべっこ団子を食べながら笑い合うのがとても楽しそうで、また2人らしいハレの日でした。
これからすみれはどのように舞妓さんとしての日々を過ごすのか要チェックですね。