『小林さんちのメイドラゴン』声優/キャラ・あらすじ・ネタバレ感想!京アニクオリティ健在の日常系コメディ

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』は、クール教信者による原作同名コミックをアニメ化した作品です。

ドラゴン娘と人間たちとのストーリー。

大体ほのぼの系、時々ブラックな異種族間交流コメディとなっており、癒され笑わされ、元気になれること必至です。

ポイント
  • 映像はさすがの京都アニメーション品質
  • 人と竜の共同生活
  • カンナがかわいい

それではさっそく『小林さんちのメイドラゴン』をレビューしたいと思います。

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『小林さんちのメイドラゴン』作品情報

作品名 小林さんちのメイドラゴン
放送年 2017年1月〜2017年4月
話数 全13話
原作 クール教信者
監督 武本康弘
声優 田村睦心
桑原由気
長縄まりあ
高田憂希
高橋未奈美
小野大輔
中村悠一
加藤英美里
後藤邑子
石原夏織
音楽 伊藤真澄
主題歌 オープニング「青空のラプソディ」
エンディング「イシュカン・コミュニケーション」

『小林さんちのメイドラゴン』声優・キャラクター紹介

小林さん(声優:田村睦心)

小林さん

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

  • 本作における人間側の主人公。
  • フルネームは明かされてない。システムエンジニアとして働く26歳の独身女性。
  • 基本的にはズボラかつ引っ込み思案な性格で、私生活では気怠げに淡々としているが、無類の酒好き。

トール(声優:桑原由気)

トール

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

  • 本作におけるドラゴン側の主人公。
  • 異世界のドラゴン(雌)で、人間界ではメイド服を身にまといツインテールの成人女性に変身している。
  • 明るく献身的で一途、物腰柔らかで気配り上手、生真面目で几帳面・綺麗好きといった正にメイド向きともいえる性格の持ち主。
  • 小林さんとは初対面で意気投合して以来、種族や性別を超えた愛情を抱いている。

カンナカムイ(声優:長縄まりあ)

カンナ

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

  • 異世界のドラゴン(雌)でウシシル島出身の幼竜。愛称はカンナ。
  • 人間界では民族衣装のようなドレスを身に纏う小学生ぐらいの背丈の少女に変身している。
  • トールを姉のように慕っており、人間界でも姉妹のように過ごしている。
  • トールがベタ惚れになってしまった小林さんには当初こそ嫉妬心を顕にしたものの、彼女の優しさに触れてからは母親のように慕っている。

エルマ(声優:高田憂希)

エルマ

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

  • 異世界のドラゴン(雌)。
  • 人間態は抜群のプロポーションと暗い髪色のセミショートヘアの成人女性に変身している。
  • ドラゴンとしての実力はトールと同格。
  • 生活費を稼ぐために「上井 エルマ」を名乗り小林さんの会社に就職する。

ケツァルコアトル(声優:高橋未奈美)

ケツァルコアトル

出典:『小林さんちのメイドラゴン』公式ページ

  • 異世界のドラゴン(雌)。愛称はルコア。
  • 人間界では明るい髪色のウェーブヘア、規格外の巨乳をもった成人女性に変身している。
  • 一人称は「僕」で、世捨て人ながら温和で心優しい性格をしており、人当たりも人付き合いも良い。
  • トールとは古くからの友人で、小林さんを信頼している。

【ネタバレ】『小林さんちのメイドラゴン』あらすじ・感想


制作は京都アニメーション

やはりポイントとして、ここは外せませんね。

原作がデフォルメ強めの絵柄なので、キャラクターを見ても気づきにくいですが、安定の京アニ制作です。

さすがは老舗だけあって、アニメーションの質もキャラの演技も素晴らしい。

いつも通り、映像・音楽・キャスティングには文句のつけようがないです。

小林さんは女性です

バストが全くなく、声優もイケボで有名な田村睦心さんということもあって、スグには気づけませんでした。

異種間だけじゃなく、百合要素まで乗っけてくるところは、ある意味、京アニらしいですね。

原作は京アニではありませんが。

個人的に、主人公の性格は少し苦手です。

特に破綻しているわけでもなく、常識人なのですが、ちょっと説教臭いのです。

酔っ払っているときは好きなんですけどね。

個人的な満足度が上がらなかったのはこのためです。

原作は未読なのですが、アニメーションと声によって「クール」という個性が強調されてしまった悪影響のような気がします。

異種間交流の王道的流れ

序盤は、小林さんの方からの歩み寄りがあまりなく、困って溜息を吐く描写が多いです。

トールが完全に押しかけ女房なので、多少は仕方ないのですが、もうちょっと優しくしてもいいんじゃないかなあ、と感じました。

違いを確認することはスタート。

一緒にいるうちに互いに理解を深め、信頼と絆をつくっていく。

結局は、一緒にいられると、互いに信じていけるかどうか。

最終話、トールを連れ戻しに来た、トールの父・終焉帝と小林さんの会話から抜粋しました。

人と竜の寿命の違い、竜という強大な存在が人間の世界にいることで発生する様々な軋轢、いつか来る別れやトラブルにおびえて、今の出会いや幸せを放棄するなんて馬鹿げてる。

ホロっときましたね。

最初から仲睦まじいとドラマになりませんし、クールだからこそ、最後の盛り上がりがあるんでしょうね。

まさにツンデレ。

さすがクール教信者さんです。

トールの声がお気に入り

メインヒロインである、トール役の桑原由気さん。

彼女を知ったのは、本作『小林さんちのメイドラゴン』だったのですが、かなり好きな声です。

エヴァの葛城ミサト役、セーラームーン役などをされた三石琴乃さんのような、ちょっと鼻にかかっていて、声自体は高いのですが丸みもある、素晴らしい声質です。

乳! 乳! 乳!

異世界では人の姿になる際に、乳をでかくしなければいけないルールでもあるのでしょうか。

トールを筆頭に、巨乳キャラが並んでいるので、好きな方にはたまらないでしょう。

京アニの作画力で、ブルンブルン揺れますし。

私は、デフォルメ強めのキャラデザに巨乳キャラは、少し違和感がありました。

まあ、元々バランス派だからなのかもしれませんね。

本当の主人公はカンナかも

巨乳3・幼女1・ショタ1という比率のヒロインズの中で、幼女のカンナは一服の清涼剤のようです。
結局、3分の1以上はカンナがメインの話だった気がします。

カンナの「こばやしぃ」や「マジやばくね」は、くせになるかわいさですよ。

カンナの通う小学校の同級生・才川も、かなり目立っています。

顔芸と奇声がすごかったです。

とにかく、本作『小林さんちのメイドラゴン』は子供の描き方がシュールでおもしろいです。

翔太というド直球のショタ趣味向けの少年が登場するのですが、同居人となった爆乳お姉さんの誘惑に対する反応がとても良かったです。

私はショタ属性は持に持ち合わせていなかったのですが、翔太くんにはグッときました。

小林さんの職場がリアル

パワハラ上司がいたり、他人の尻拭いをさせられたり、オタク友達がいたり、残業が常態化していたり、でもそこまでブラックなわけじゃない。

おそらく作者さんの実感がこもっているのでしょう。

リアルすぎて、見ていて胸が痛くなりました。

中二心を刺激する異世界

世界樹とニーズヘッグ、神聖と混沌の戦い、竜と騎士団、終焉帝など、なかなか心惹かれる単語が多く登場し、異世界がどういう作りになっているのか非常に興味が湧きます。

北欧神話がベースにはなっているようですが、カンナカムイなど日本の神様も出てくるので、一筋縄ではいかなそうです。

祝!『小林さんちのメイドラゴン』第2期が決定!

Twitterでもかなり第2期について盛り上がっています。

やりました!またカンナと会える!

特に異世界側に、おもしろそうな設定のキャラがたくさんいるので、どれだけ掘り下げてもらえるのか、私もとても楽しみです!

『第1話 史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから)』

こんな感じで、毎話、カッコの中でトールがツッコミを入れていたので、ここも第2期ではどうなるのか。

とにかく、楽しみにしています。

なんだかカンナが担当しそうな気がしますね。

『小林さんちのメイドラゴン』まとめ

以上、アニメ『小林さんちのメイドラゴン』について感想を述べました。

本作について、最後に要点をまとめますね。

要点まとめ
  • 異種間交流の王道
  • 奥深い異世界の設定
  • おっぱい好きなら◎
  • 子供の描写がシュール

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