両親を交通事故で亡くした少年・ゆうりの元に突然現れた一人のメイド。
褐色の肌と紫の綺麗な瞳を持つ彼女はとても仕事熱心で真面目なのですがどこか怪しくみえてしまい、ゆうりは気になって仕方がありません。
彼女はどうして働きたいと言って来たのでしょうか。彼女の素性はいかに…ゆうりは彼女の言動に困惑しながら、真実に迫る物語が始まります
目次
【ネタバレあり】アニメ『最近雇ったメイドが怪しい』第1話あらすじと感想
「最近雇ったメイドが怪しい」
仕事熱心で真面目なメイドが屋敷の主人・ゆうりの元へとやってきてから、彼は彼女が気になって何も手がつきません。
古びた屋敷に派手なメイドが来るのが怪しいと気になっていると、メイドにこれを感づかれてしまいます。
褐色で綺麗な瞳を持ち、テキパキ仕事をし、さらには主人である自分の心を読めるとなればより怪しいと声を上げると、メイドは焦ってハーブティーを持ってくると言い出します。
あいつは一体何者なのだと、ゆうりは悩み続けます。
KAMUI
屋敷の主人となったゆうりがメイドと出会うまで
両親を交通事故で亡くしたゆうりは、残された財産の負担を減らすためにも、使えていてくれた執事とメイドを解雇。屋敷の主人として身の回りのことはすべて自分で頑張ろうと考えます。
しかし、初めての料理はうまくいかず、洗濯もまともにできません。掃除をしてみれば、その吸引力に喜び、余計なものまで吸ってしまいます。
カップラーメンくらいしか作れないゆうり。そんな彼の元にやって来たのが彼女です。かつて雇っていたメイドではなく面識もない彼女は突如、この屋敷で雇ってほしいと言い出したのです。
貧乏だから雇えないと断ると、住み込みで働かせてもらえれば給料はいらないと言われて狼狽えるゆうり。雇ってもらえればなんでもやると言われ、彼女の紫の瞳にどこか懐かしさも感じてしまったゆうりは、彼女を受け入れる決意をしたのでした。
KAMUI
メイドは魔法使い?
ご飯は美味しく、掃除をすればどこまでも綺麗、洗濯をすれば着心地が良い洗いあがりにしてくれる…これらを踏まえ、ゆうりは彼女を魔法使いだと断定します。
これをメイドに伝えると、自分は紫の瞳でゆうりを虜にしているのだと言われ、彼は確信するのでした。
「なーんて冗談」と、メイドが否定をしようとすれば、「やっぱりそうなのか!」と完全に信じ込み、「なんて恐ろしい魔法なんだ」と大騒ぎ。焦ったメイドは買い出しがあると言って彼の前から姿を消します。
KAMUI
なにか企んでいると考えるゆうりは、どうして彼女が自分のメイドになったのか、その目的を問いかけます。
「今はまだ秘密です」と優しく微笑み返すメイド。するとゆうりはやはり何か企んでいるのかと、彼女への警戒心を高めるのでした。
からかうと空回り
メイドのことが気になって仕方がないゆうりは、毎晩夢の中で彼女の姿を見るほどになっていました。ふと夜中に起きて屋敷の中を歩くと、部屋の明かりがついているのを発見。そこでメイドがなにか料理をしていたのですが、怪しいと思うだけでそれ以上追及することはありません。
翌朝、彼女が作った料理はあまりにも美味しくて驚くのですが、出されたスープが夢で見たものと同じであることから、ゆうりはまた彼女を疑い始めます。
スープに何か入れたのでは?というゆうりの疑問に対し「惚れ薬を入れました」と冗談をいうメイド。夜な夜な作っていたものが惚れ薬だと思い込んだゆうりは、料理が特別においしいと感じるのも、目が合ってドキドキしたり可愛いと思うのはすべてこれが原因かと断言します。
しかし、メイドは夜な夜な料理の勉強をしていただけでした。
KAMUI
メイドのことをもっと知ろう。彼女の名前は…
メイドは惚れ薬を作ることが出来る魔法使いだと誤解をし続けるゆうり。彼女は自分のことを何でも知っているのに、自分は彼女のことを何も知らないと気づいたゆうりは、もっとメイドのことを知ろうと考えます。
「ゆうり坊ちゃま」と、急に名前を呼ばれただけで驚いたゆうり。顔を赤らめるゆうりに対し「照れちゃっていますか?」とメイドは笑います。が、「だって夫婦みたいじゃないか!」と言われ、メイドも顔を赤らめます。
時にはぐらかし、何かあると逃げ出してしまうメイド。自分の個人情報を完全に握られていると感じたゆうりは、自分のメイドの個人情報を入手しようと動き出し、ついに彼女の名前が「リリス」だということを知ります。次に名前で呼んできた時には、自分もお前の個人情報を持っているのだぞとアピールするつもりでしたが、なかなか名前を呼んでくれません。
名前で呼び合えばラブラブじゃないかといったものの、仲が良いのはお互いがお互いを良く知る関係であればこそ。そこでゆうりはもっと自分のことを話して良いのだと、リリスにいうのでした。
KAMUI
アニメ『最近雇ったメイドが怪しい』の次回に期待するもの
メイド・リリスは確かに怪しい。見た目も魅惑的な上、リリスって名前のせいでよりサキュバスを思わせる雰囲気を持っているなと思います。しかし、リリスがからかえばゆうりはそれを真に受け、リリスが顔を赤らめて逃げていくこのやりとりは面白いですね。しかもゆうりも恥ずかしげもなくズバッとリリスがドキッとすることを言うものですから……彼は彼で末恐ろしいです。
そんな2人の物語は幕を開けたばかりです。これからどんな展開が待っているのか、リリスはどうしてゆうりの元へとやって来たのかなど、気になるところが目白押しなので楽しみです。