アニメ『魔法少女特殊戦あすか』は、『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本で有名な、深見 真さん原作の同名漫画がアニメ化された作品です。
アニメ版でも、深見さんはシリーズ構成で参加されているようです。
- エログロあるのでR15指定
- 魔法×軍事
- 暴力や戦争、テロなどに関しては真面目に描いている
ゴア表現(腕とかが千切れちゃうような猟奇的表現)は、リアルになり過ぎないようにしているみたいですが、暴力とエロに溢れた作品のため、中学生以下は視聴を制限されるR15指定となっています。
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目次
『魔法少女特殊戦あすか』作品情報
作品名 | 魔法少女特殊戦あすか |
放送年 | 2019年1月〜2019年3月 |
話数 | 全12話 |
原作 | 深見真 刻夜セイゴ |
監督 | 山本秀世 |
声優 | 洲崎綾 関根明良 松井恵理子 M・A・O 日笠陽子 |
音楽 | R・O・N |
主題歌 | オープニング「KODO」 エンディング「REBEL FLAG」 |
『魔法少女特殊戦あすか』声優・キャラクター紹介
大鳥居 あすか/ラプチャー☆あすか(声優:洲崎綾)
- 本作品の主人公で、大戦時、マジカル・ファイブのリーダーだった
- ディスアスに両親を惨殺されている
- 戦闘能力は非常に高いが精神面が脆い
- マジカル・カランビットを変身アイテムと武器に使用している
夢源 くるみ/ウォーナース☆くるみ(声優:関根明良)
- マジカル・ファイブの1人で、防御力やヒーリング能力に優れ、魔法で強化された様々な薬品を使用する
- ひどいいじめを受けていた過去を持つ
- 常にあすか第一に物事を考え、あすかのためなら拷問などの汚れ役も進んでこなせる
- 大戦後は陸上自衛隊研究本部総合研究部第2研究課所属の魔法戦研究官になっている
牧野 希美(声優:高橋李依)
- あすかのクラスメイトで友人
- 元気な色黒スポーツ少女
- 紗綾子とは幼馴染
- 警察庁の警部補の娘
羽田 紗綾子(声優:橋本ちなみ)
- あすかのクラスメイトで友人
- 引っ込み思案の清楚系メガネ
- 文芸部所属で、舞台脚本を書くことが将来の夢
ミア・サイラス/ジャストコーズ☆ミア(声優:松井恵理子)
- アメリカ出身の魔法少女で、マジカル・ファイブの1人
- 銃火器を使用する際に魔法で弾丸の貫通力強化を行える
- 大戦後は正体を公表してアメリカ軍統合特殊作戦コマンド(JSOC)に所属
- 武器は拳銃とアサルトライフル
タマラ・ヴォルコワ/フェーニクス(Феникс)☆タマラ(声優:M・A・O)
- ロシア出身の魔法少女で、マジカル・ファイブの1人
- 大戦後はロシア参謀本部情報総局特殊部隊GRU(グルー)スペツナズに所属
- 見た目はクールだが可愛いものに目がない、クーデレ系
- 武器はマジカル火炎放射器(ボルシエブニィ・アグニメット)
【ネタバレ】『魔法少女特殊戦あすか』あらすじ・感想
魔法大戦後の世界でスタート
舞台は、魔法少女たちが軍と協力して、冥獣王(ディスビスト)を倒し、地冥界(ディスアス)の侵攻を撃退した大戦「ディストニア戦争」から3年後の世界です。
各国は、魔法の力を操る敵に対抗するために、精霊界(フェアト)から力を借りました。
このことで、せっかく地冥界を退けたというのに、覇権思考の国家やテロ組織にも魔法の力が流入してしまったため、世界は平和にはなりませんでした。
逆に魔法を使ったテロ組織「バベル旅団」という、新たな脅威も誕生してしまっています。
冥獣王を倒した魔法少女たちの生き残りの5人はマジカルファイブと呼ばれており、あすか以外の4人は、未だ自衛隊や軍、戦いの中に身を置いています。
普通の女子高生に戻りたいあすかが、人類を守るため、再び戦場へ戻る物語です。
深見さんが原作なだけあって、世界観はしっかりしています。
特に、軍や自衛隊、警察などの組織に関しては、かなり専門用語が飛び交っており、こだわっているんだなぁと感じました。
残念ながら、私はあまり詳しくないのでよくわかりませんが、どうやら専門家の監修が入っているみたいですね。
けっこう複雑なので、ある程度の話数が進まないと、分からないことが多かった印象です。
全体像が見えてくると、各国、各勢力の関係性も分かって面白くなりました。
マジカル○○
なんにでもマジカルが付くのは、もはやギャグですね。
作中では、特にくるみがひどかったです。
- マジカル・カランビット
- マジカル・自白剤
- マジカル・スパンキング
などなど。
百合な人(=女性の同性愛)が多いですし、そのうちマジカル・バナナとかも出てきそうです。
真面目な顔で、めちゃくちゃ面白い単語を言うのが、シュールで面白かったです。
拷問シーン
本作『魔法少女特殊戦あすか』を語る上で、拷問は切り離せない部分ですね。
拷問を見て喜ぶ趣味はないので、拷問シーンはちょっときつかったですね。
特に第4話で、のぞみが拷問されるシーンは思わず目を背けてしまいました。
歴史上、これよりひどい拷問はたくさん行われてきたし、現在も行われているのが我々の現実なんですけどね。
ただ第8話で登場した、くるみの「マジカル・スパンキング」は、ワードも画も強すぎでしたね!
第12話での、ナーズィニー犬の「いい話だワン」にも笑ってしまいましたし、くるみの拷問シーンはネタとしても活用されていましたね。
ラジオがかなり面白い
本編から外れてしまうのですが、『魔法少女特殊戦あすか』はラジオが面白かったです。
「音泉」で配信されたいた、『魔法少女特殊戦あすか in メイド喫茶 三津矢』というWEBラジオです。
パーソナリティーは、あすか役の洲崎綾さんとくるみ役の関根明良さん。
いやあ、本当にぶっ飛んだラジオでしたねぇ。
声優さんのラジオは面白いものも多いのですが、アニラジでここまで笑えたのは久々でした。
お勧めは、第1回と第9回。
・第1回
→くるみ役の関根明良さんの緊張っぷりが初々しくて、めっちゃ癒されました。
・第9回
→原作者の深見さんがゲストでした。
語尾に「ぶひ」を付けて喋らせ、床に正座させるなど、ゲストであり原作者でもある深見さんにここまでやるのか、ってぐらい弄り倒し、果ては監督までブースに入れて弄るという、大胆不敵な展開でした。
いやぁ、すごいかったですねえ。
「シーサイド(ラジオ番組制作会社)」のラジオをそれなりに聞いてるので知ってはいましたが、やっぱり「洲崎綾はやばい」。(もちろんいい意味で!)
そう実感しました。
また、関根明良さんも、回を追うごとにどんどん自分を出せるようになっていくのが良かったですね。
リアルタイムに人の成長が見られるのは、楽しいものです。
キャラクターデザインは好き嫌いが分かれるところ
キャラデザに関しては、正直苦手です。
少し古い感じですし、魔法少女なのに煽情的すぎるんですよね。
みんな巨乳で、露出が激しく、あまりかわいいとは思えませんでした。
日曜の朝とかに出てくるようなかわいいキャラと、魔法を組み込んだリアルな戦場。
この二つのギャップや落差を、売りにしたいんだと思っていたので、ちょっと残念でした。
精霊は可愛くて面白いんですけどね。
冥獣たちの方は、見た目はファンシーなのに残虐で、しっかりとギャップができており、いい感じに狂気が伝わってきました。
変わり過ぎたペイペイ
原作未読なので、最終話はかなり衝撃的でした。
マジカルファイブの1人であるペイペイですが、作中での出番は最終話でわずかにあるのみでした。
ですが、元とは似ても似つかない容姿になっていて驚きました。
なんか一気にギャルっぽくなっちゃって……。
何があったんでしょうね。
あと、タマラもどうやら洗脳のようなものを受けているようでしたし、第2期を予感させるラストでした。
近接戦ありの魔法少女といえば
鬱展開のある魔法少女ものといえば、『魔法少女まどか☆マギカ』を連想する方が多いと思いますが、個人的には『大魔法峠』を思い出しますね。
魔法少女もので、CQC(近接格闘を意味する軍隊用語)となると、こっちではないでしょうか。
知らない方が多いとは思いますが。
『魔法少女特殊戦あすか』声優/キャラ・あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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— 「魔法少女特殊戦あすか」公式 (@MGSO_asuka) 2019年1月15日
『魔法少女特殊戦あすか』は、個人的な好みからは外れている作品なのですが、奥深い世界や意外と笑えるシーンも多く、結局最後まで見ていました。
- こだわりの軍事表現
- シュールな笑い
- ラジオがおすすめ
エログロや拷問なども、話に緊迫感を与え、視聴を続けるための良いアクセントになっていました。
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