幸せなはずの結納が一転、警察一家の桜庭家に自分たちが『Lの一族』だとバレてしまった三雲家は、ほとぼりが冷めるまで解散することになりました。
華(深田恭子)は一人町をさまよい歩き、とうとう行き倒れてしまいますが、とある女性が助けてくれます。
その女性は、ワケありの人が集まるスナックを経営していました。
和馬(瀬戸康史)たちは、華がその店に潜伏しているという情報を得て、華を捕まえるべく店に向かいます。
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目次
【ネタバレ】『ルパンの娘』第8話あらすじ・感想
三雲家解散
桜庭家と三雲家の結納から一転、桜庭家に追われることになった三雲家。
「桜庭家が警察だとどうして黙ってたんだ!お前がやったことはLの一族を潰すことになるんだぞ」
三雲父(渡部篤郎)は華(深田恭子)を叱りつけ、ひとまずこのまま身を隠して、1週間後に再び集合することになりました。
和馬(瀬戸康史)たちは三雲家のダミーの家を家宅捜索しています。
「本当に知らなかったんだよな?」
巻(加藤諒)は和馬に確認します。和馬は肯定はしませんでした。
もし知っていたら犯人隠匿罪で警察官ではいられなくなってしまいます。
桜庭父(信太昌之)は知らなかったということを証明してみろと言います。
「三雲華をその手で逮捕するんだ」
moyoko
1週間後、三雲家が再び集合した時、三雲父はほとぼりが冷めるまで、みんな別々に暮らそうと新しい免許証と現金を渡します。
しかし、今まで人から“いただいた”もので暮らしていたため、現金はほとんどありませんでした。
引きこもりだった兄の渉(栗原類)も一人で暮らさなくてはいけません。
moyoko
三雲父は言います。
「何年、何十年先になるかわからないが、必ず迎えに行く。では、三雲家解散!」
5人はそれぞれの道を歩き始めました。
ホームレス生活
華は変装をしてひとまずマンガ喫茶に身を潜めますが、そこでなけなしの現金を盗られてしまい、一文なしになってしまいます。
しばらく自販機の小銭を拾ったり、公園の水で飢えをしのぎ、公園の土管で寝る日々。
その生活にとうとう限界が来て、道端で倒れてしまいました。
渉は公園の遊具に住み込んでいました。
しばらくすると、子供たちに出ていけと石を投げられてしまいます。
しかし、その子供たちの一人が熱中症で倒れてしまいます。
渉はてんとう虫3号を使って、その子に水を浴びせてやりました。するとその子は回復しました。
「あいつスゲェ。てんとう虫の神様だ!」
渉はそこから子供たちの信仰の対象になり、お供え物をされるようになりました。
行き倒れてしまった華が目を覚ますと、そこは町はずれのスナックでした。
その店の店主とおぼしき女性は、食事を用意してくれました。華はそれをむさぼり食べます。
店主のサチ(遠野なぎこ)は、ここはワケありの客ばかりだからと華に何も聞かず、行くところがないなら働かないか?と言うので華はしばらくやっかいになることにしました。
渉は、公園での暮らしは少し楽になったものの、初めて独りぼっちになったので寂しくて泣きそうです。というか、もう泣いています。
気のやさしさから泥棒に向いていないと言われた子供時代のことなどが思い出されてしまい、余計に泣けてきます。
「泣クナ、男ダロ」
渉は自分にそう言い聞かせます。
お互いを想う二人
和馬は、婚約者がLの一族だったことで査問委員会にかけられ、懲戒免職もありえるから覚悟しておくようにと言われてしまいます。
しかし和馬は自分の処遇もさることながら、警察上層部がなぜ執拗にLの一族を追うのかが気にかかり、エミリ(岸井ゆきの)に尋ねてみますが、エミリは彼女のことはもう忘れた方がいいと言います。
「そんなことはわかってるんです。でも、どうしようもなく会いたいんです」
それは、華も同じでした。
2人は星を見つめてお互いを想います。
ある日、スナックの従業員がテレビのニュースでLの一族の手配書を見て、華の正体に気がついてしまいました。
しかし、サチは「誰にも言うんじゃないよ」と従業員に口止めをし、パトロールに来た警官にも知らないと嘘をつきます。
ママは、華がLの一族だと分かっていてかくまっていたのでした。
Lの一族再集結
ある日、スナックでワケありの女がクダを巻いていました。
「私は男のおもちゃじゃないわよ!」
派手な格好をしたその女の顔を見ると、それは三雲母(小沢真珠)でした。
嫌な予感がした華は、今日は具合が悪いと仕事を休もうとすると、流しの演歌歌手に扮した父が入ってきました。
しばらくすると、どんな役どころかはわかりませんが、白塗りをしてヒラヒラの洋服を着た祖母(どんぐり)も現れます。
期せずして、ほとんどの三雲家メンバーが集結してしまいました。
3人は自ら考えた設定に忠実に話を進めていきます。
父はトラックの運転手から演歌歌手に、母は政治家の愛人、祖母は謎の貴婦人になりきっていました。
その茶番をあきれ顔で眺める華。
しかし、ママのサチは彼らの波乱万丈な人生に共感し、涙を流しています。
ママは、自分の波乱万丈話を話し始めます。
自分には愛し合った男がいたが、その男は闇社会の人間で、組を抜けようとしたら仲間に騙されて捕まってしまった。
彼からは手紙がきて、待っててくれるなら一枚の黄色いハンカチを店の前に出しておいてほしいと言われたが、彼が出所してもハンカチは出さなかった…。
moyoko
「その男を盗んでほしいんだ。できるだろう?あんたらLの一族なら!」
ママは出所してもまだ組を抜け出せないでいる彼が、これ以上犯罪に手を染めないように盗み出して欲しいと言います。
Lの一族の恩返し
ある港で、組の奴らが麻薬取引をするというので、Lの一族は華が世話になった恩返しをするべく、張り込みをしていました。
ボディスーツがない今、どうやって乗り込むか考えているところへ、父がド派手なデコトラで港に入ってきました。
「ここは俺に任せろ」
そう言って、母、祖母と共にチンピラ共をやっつけ始めます。
華は、その隙にママの彼を救い出しに行きます。
そこで組の若頭らしき男と格闘になり、華はピンチを迎えますが、そこへ兄のてんとう虫が総動員して加勢してくれたため、華は形勢を立て直すことができました。
「ここで会ったが運の尽き。あんたの犯した罪、悔い改めな!」
こうして、ママの彼は無事に組を抜けることができ、ママは黄色いハンカチをたくさんはためかせて彼を待っていて、2人は再び結ばれました。
ハッピーエンドを見届けた三雲家は、警察に追われていることを思い出し、再び解散することになりました。
華はスナックを出ていく決心をします。
荷物をまとめていると、外には和馬たち警察が店を取り囲んでいました。
従業員が懸賞金欲しさに通報し、華の指紋付きの瓶を警察に渡したのです。
和馬は、自分1人で行かせて欲しいと願い出て、店に入っていきます。
数日ぶりのに顔を合わせた二人は、たまらず抱き合います。
「すまない華…」
和馬は、華の両手に手錠をかけました。
「やめとくれよ!そいつは悪い奴じゃないんだよ!」
ママの叫びもむなしく、華はあれよあれよという間にパトカーで連行されてしまいました。
『ルパンの娘』第8話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
和馬と円城寺の初ツーショット
2人でどこいっちゃうの〜
まさかまさか
和馬と円城寺さんが出会うのか⁉️今夜10時からの第8話をお楽しみに☺️#ルパンの娘 #瀬戸康史 #大貫勇輔 pic.twitter.com/BrzOmuSwqx
— 【公式】木10『ルパンの娘』___《《第8話 8/29(木)夜10時!》》 (@lupin_no_musume) August 29, 2019
とうとう捕まってしまった華。二人の運命はどうなるのでしょうか?
今回は再集結した時の茶番と、最後に華が手錠をかけられるシーンとのギャップがすごかったです。
しかし、渉が少しだけ成長したのは解散して良かったことですね。
次回からは最終章に突入し、それぞれの道を選んだ二人の姿が描かれるようです。
放送時間も15分拡大とのことで、盛り上がりを見せそうです!
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▼次回第9話も続けて読む▼