アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第4話あらすじ・ネタバレ感想!ムゲンvsフーシーのバトルが加速する……!

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©Beijing HMCH Anime Co.,Ltd 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

妖精と人間が共存する世界を舞台に、猫の妖精・羅小黒(ロシャオヘイ)が旅をしながら人間社会を理解していく姿を描いた中国製アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』。

シャオヘイを攫ったフーシーは自身の過去と目的を語り、手を組もうと提案します。

しかし、フーシーの考えに違和感を覚えたシャオヘイは誘いを断ってしまい……。

一方、シャオヘイを助けに来たムゲンはフーシーと戦います。

早速、アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第4話をレビューしていきます。

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アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』前回第3話のあらすじ・振り返り

シャオヘイは、ムゲンと同じく執行人をしている妖精たちと出会います。

楽天的な好々爺のキュウ爺は人間が好きというわけではないと言いながらも、館はいいところだから行ってみるといい、と諭しました。

さらに、ムゲンの大ファンであるシュイは人間が好きだと話し、人間はとても興味深く、人間の作るもの――スマホなどは今や妖精たちも持っているとシャオヘイに説明します。

ジャオユエとティエンジエも人間嫌いでムゲンすら好きではないそうですが、こうして仕事や食事をともにし、スマホにもハマっていました。

人間にも妖精にもいろんな考えの持ち主がいるのだと教えられたシャオヘイは、引き続きムゲンと行動をともにすることに。

街へ向かう道中、素知らぬ顔をして能力を使い、さりげなく人助けをするムゲンを目の当たりにし、シャオヘイはムゲンへの印象を改めていました。

ムゲンら執行人が追っているフーシーは悪人ではないということを前提に、ムゲンのことも悪人ではないと認めます。

ムゲンはそんなシャオヘイを微笑ましく思っていました。

一方、キュウ爺たちはガコの古書店を訪れ、襲撃した犯人がフーシーであると気付きます。

フーシーは自分と同じ妖精を襲うことはないはずでしたが、他人の能力を奪うことができる力を隠し持っていたようで、何かを目論んでいるのかもしれませんでした。

その頃、目的の大都市・龍游に到着したシャオヘイは、ここで1000万の人間と500の妖精が暮らしていることを知り、驚きます。

妖精たちは素性を隠しながらではありますが、人間と同じように仕事をして、楽しく生活していました。

ムゲンとシャオヘイが地下鉄に乗り込もうとしたところ、先回りしていたフーシーの手下が現れます。

転移術によってシャオヘイが奪われ、追いかけるムゲン。

一時意識を失っていたシャオヘイでしたが、敵と戦うムゲンに乗客の安全を託され、目の前にいた少女を庇おうと、巨大な化け猫に変身して盾となります。

近くにいた大人はバケモノだと言って怯えますが、助けられた少女はシャオヘイに「ありがとう」と感謝を伝えるのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第4話あらすじ・感想

連れ去られるシャオヘイ

シャオヘイとムゲンがフーシーの手下を倒し、現場はひと安心。

……と思ったのも束の間、今度はフーシー自ら攻め込んできて、シャオヘイを奪い去って行きました。

人命救助を優先せざるを得ないムゲンは、連れて行かれるシャオヘイに必ず助けに行くと叫びます。

そこへ館の龍游支部を治める館長・パンジン(CV.大塚芳忠)らが駆け付けました。

執行人たちに協力してもらい、事件に巻き込まれた地下鉄の乗客たちの安全を確保。

ひと段落する間もなく、館長はムゲンに状況を説明します。

今しがたシャオヘイを攫って行ったフーシーが他者の能力を奪うことができる生霊系の能力を隠し持っていたと知り、ムゲンはシャオヘイの身を案じます。

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執行人や妖精たちですら聞いたことがないような強い能力を持っていたフーシーが、シャオヘイに執着する理由が明らかに……。

フーシーの過去と目的

フーシーに連れられ、他の仲間たちとも再会する運びとなったシャオヘイ。

以前と変わらない様子で優しく接してくれるロジュに比べ、どこか硬い様子のフーシーに声を掛けます。

すると、フーシーは自身の過去について語り始めました。

龍游は今のような大都市になるずっと前、美しく自然豊かな森林であり、そこがフーシーたちの故郷でした。

人間がやって来て木を切り倒し人里を作り出した頃には、正直楽しい思い出もあると言いますが、やがて開発が進み自然が破壊されると、フーシーは人間を恨むようになっていきます。

そして、この場所を離れていくのは本来妖精たちではなく、人間のほうだという思いを強く持つようになりました。

フーシーは人間たちに復讐するため、隠し持った能力を使って他の妖精たちの力を奪い始めます。

シャオヘイにも手を貸してくれと頼みますが、フーシーの考えに違和感を覚えたシャオヘイはその誘いを断り、むしろ考え直すよう説得しました。

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フーシーが自分に親切にしてくれたのは、能力に利用価値があったからだと気付いたシャオヘイの拒絶は、双方にとって切ないものとなりました。

拒絶されたフーシーは、シャオヘイの”領界”の能力を強引に奪おうとします。

見ていられなくなったロジュが必死にフーシーを止めようとしますが、シューファイがそれを制止し、そんな様子をテンフーが悲しそうに見ていました。

ついにシャオヘイは能力を奪われ、意識を失ってしまいます。

ムゲンvsフーシー

フーシーはシャオヘイの力を得て、龍游中心部にある大型ショッピングモールで”領界”を発動。

なめらかな黒い球体となったそれはみるみるうちに巨大化し、都市を一気に飲み込んでいきます。

この緊急事態に街は騒然。

執行人や街に住む妖精たちは、協力して市民の避難誘導にあたりました。

そんな中、目を覚まさないシャオヘイを救うため、ムゲンは一人でフーシーが展開した領域に飛び込んでいきます。

フーシーの姿を見つけたムゲンは戦いに挑みますが、この空間は完全に力をコントロールし始めたフーシーの支配下にあり、最強の執行人であるムゲンでも太刀打ちできません。

それでもシャオヘイを助けるには領界を奪い返す必要があり、ムゲンは挑み続けます。

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激しいバトルシーンは必見! 臨場感溢れる描写に、荒い息遣いさえ近くに聞こえてきそうでした。

苦戦する執行人たち

苦戦を強いられているのは領界内のムゲンだけではありません。

街で戦う執行人たちも戦い続けていて、総本部から人員が派遣されてくるほどです。

その中でも実力のあるナタ(CV.水瀬いのり)は、ムゲンが領界に入っていったと聞き、アシストに向かおうとしました。

しかし、すでに領界には誰も入れなくなっていたので、それは無駄足に終わります。

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ここに来て挟まれるギャグ要素……ナタさんは折り紙付きの実力者ですが、お笑い要員にされていて何ともシュールです。

一方、未だ目を覚まさないシャオヘイは、自意識の中を漂っていました。

フーシーと出会ってからの記憶が巡り、能力を奪われる直前に「お前の力が必要だ」と言われたところでハッとします。

真っ白な空間に包まれたシャオヘイは、たった一人で涙を流していました。

アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第4話まとめ

いかがだったでしょうか。

フーシーの過去と目的が明らかにされ、ショックを受けるシャオヘイ。

自分で道を選ぶ時が近付いてきましたが、自意識を漂うシャオヘイは何を思うのでしょうか。

フーシーの仲間たちにしてみても、シューファイのように冷静についていく者もいれば、必死にシャオヘイを助けようとしたロジュ、悲しそうな表情を浮かべるテンフーとさまざま。

それぞれの思いを胸に戦います。

シャオヘイを救うために挑み続けるムゲンと、復讐を果たそうとするフーシーのバトルの行方は如何に……。

次回、ついに最終回。

第5話も楽しみです。

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