アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第3話あらすじ・ネタバレ感想!人間と共生する妖精たちの姿に驚くシャオヘイでしたが……?

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©Beijing HMCH Anime Co.,Ltd 羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

妖精と人間が共存する世界を舞台に、猫の妖精・羅小黒(ロシャオヘイ)が旅をしながら人間社会を理解していく姿を描いた中国製アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』。

ムゲンに連れられて、館を目指すシャオヘイ。

道中に出会うムゲンの仲間や、街で出会った妖精をきっかっけに、少しずつ考え方が変わっていきます。

そんな中、シャオヘイを狙う何者かが現れ……。

早速、アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第3話をレビューしていきます。

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アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』前回第2話のあらすじ・振り返り

ムゲンは捕獲したシャオヘイを連れ、丸太で作ったイカダに乗って島を出ます。

やがて、シャオヘイが空間系の能力と金属属性の能力を持っていると気付きました。

自分と同じ属性の能力で、素質もありそうなシャオヘイに興味を持ち、金属の扱い方を教えると申し出ます。

最初こそ反発していたシャオヘイですが、強くなりたいという思いから修行をつけてもらうことに。

ムゲンの思った通り本当に才能があったシャオヘイは、すぐに自身の力を使いこなせるようになっていきます。

その頃、フーシーはガコという人物が営む古書店を訪れていました。

ガコは描いたものを実体化させる能力を持っており、筆で絵を描いては攻撃してきます。

応戦するフーシーはしばらくしてガコを捕まえると、「これが正体か」と言いました。

そこには確かに、先ほどまでとは打って変わって小さくなったガコの姿があります。

フーシーが何かを施した次の瞬間、ガコはぐったりとして意識を失っていました。

一方、ロジュはシャオヘイの居場所を突き止め、その情報からシューファイが次の目的地を定めます。

時を同じくして、陸に辿り着いたムゲンとシャオヘイ。

イカダを降りたらシャオヘイを自由にしてくれるという約束でしたが、ムゲンはなかなか解放してくれません。

シャオヘイは扱えるようになってきた能力を駆使して何度も脱走を試みますが、その度に連れ戻されてしまいます。

ムゲンはシャオヘイのことが心配なようで、やはり館へ連れて行こうとしていました。

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【ネタバレあり】アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第3話あらすじ・感想

執行人の”妖精”たち

旅の途中、ムゲンとシャオヘイが焚き火を囲んでいると、何者かが現れます。

それはムゲンと同じく執行人をしている妖精たちでした。

楽天的な好々爺のキュウ爺(CV.チョー)は、館に行くのを嫌がっているシャオヘイに、人間と妖精が共存する世界のことを話します。

キュウ爺自身、人間が好きというわけではないと言いながらも、館はいいところだ、行ってみるといい、と諭しました。

一方で、ムゲンの大ファンであるシュイ(CV.豊崎愛生)は、人間を好きだと言います。

人間はとても興味深く、人間の作るもの――スマホなどは今や妖精たちも持っているとシャオヘイに説明しました。

ジャオユエ(CV.佐々木義人)とティエンジエ(CV.石狩勇気)は人間嫌いでムゲンすら好きではないそうですが、こうして仕事や食事をともにしているし、スマホにもハマっていました。

キュウ爺から人間にも妖精にもいろんな考えの持ち主がいるのだと教えられたシャオヘイは、引き続きムゲンと行動をともにします。

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シャオヘイのことが心配なムゲンや、そんなムゲンを感慨深そうに見るキュウ爺を見ていると、人間でも妖精でも誰かを思う気持ちは同じなのだと感じさせられます。

謎の能力

キュウ爺たちにお金を借りたムゲンとシャオヘイは、ファーストフード店で食事をしたり、交通手段としてスクーターを買ったり、ホテルに泊まったりと、順調に街へ向かいます。

その道中、素知らぬ顔をして能力を使い、さりげなく人助けをするムゲンを目の当たりにし、シャオヘイはムゲンへの印象を改めていました。

ムゲンら執行人が追っているフーシーは悪人ではないということを前提に、ムゲンのことも悪人ではないと認めます。

ムゲンはそんなシャオヘイを微笑ましく思っていました。

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悪人ではないけれど、いい人でもない……シャオヘイの心の葛藤が感じられますが、それすらほっこりします。

一方その頃、キュウ爺たちはガコの古書店を訪れていました。

荒らされた店内、ぐったりと倒れるガコ……犯人はフーシーであることが判明します。

ガコは能力を奪われており、そんな話は聞いたことがないと驚く一同。

フーシーは自分と同じ妖精を襲うことはないはずでしたが、他人の能力を奪うことができる力を隠し持っていたのだとしたら、何かを目論んでいるのかもしれませんでした。

大都会・龍游

目的の龍游市に到着したムゲンとシャオヘイ。

ムゲンが所属する館の支部がある大都市で、1000万の人間と500の妖精が暮らしているといいます。

シャオヘイのように人里離れた森で暮らすのが好きな妖精もいれば、都会で暮らすのが好きな妖精もいるのです。

みな人間のフリをして、妖精という素性を隠しながらではありますが、人間と同じように仕事をして生活を送っていました。

街中で偶然出会った花の妖精(CV.宇垣美里)も、花屋で働きながら都会での暮らしを楽しんでいます。

彼女はシャオヘイに「龍游へようこそ」と微笑みました。

たくさんの妖精が街に住んでいるという事実を目の当たりにし、シャオヘイは驚きます。

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ムゲンとの旅を通して、これまで知らなかったことを知っていくシャオヘイは、まだまだ考え方が変わっていきそうですが……。

襲撃、地下鉄での戦い

ムゲンとシャオヘイがスクーターを降り、地下鉄へ移動した頃。

フーシーの手下と思われる二人組が、すでに先回りしていました。

転移術によって一瞬の隙にシャオヘイを奪われてしまったムゲンは、敵を追いかけて電車に乗り込みます。

運転手や一部の乗客が敵の手によって操り人形にされ、ムゲンは他の乗客を巻き込まないように戦うしかありません。

やがて気を失っていたシャオヘイが目を覚まし、ムゲンと合流。

ムゲンは敵の相手をしながら、倒れている乗客たちをシャオヘイに頼みます。

電車の屋根の上でムゲンたちが戦っているため、穴の開いた天井から瓦礫が落ちてきたりと、車内も危険な状況になっていました。

シャオヘイは目の前にいた少女が瓦礫の下敷きになるのを防ぐため、巨大な化け猫に変身して盾となります。

近くにいた大人はバケモノだと言って怯えますが、助けられた少女はシャオヘイに「ありがとう」と感謝を伝えました。

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シャオヘイに感謝した人間、それが大人ではなく子供であることで思考の柔軟さや純粋さを感じさせられますし、シャオヘイもまた新たな知識や世界を吸収しつつあることがわかります。

アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』第3話まとめ

いかがだったでしょうか。
人間と妖精が共生する世界を目の当たりにしたシャオヘイ。

新たな出会いを経たことで得た知識や考え方を、自分で咀嚼して吸収し、思考の広がりとともに葛藤もしている様子がわかります。

一方で、フーシーが隠し持った能力が明かされ、何を目論んでいるのかわからない不穏な空気が漂っていますが、シャオヘイはそれらを知っても尚、フーシーのもとに戻るのでしょうか?

実質弟子となったシャオヘイを心配そうに見つめるムゲンは、シャオヘイ自身の選択を見守ろうとしている様子ですが……。

次回、第4話も楽しみです。

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